ストーカーに住所を教えたのは警察

ストーカーに住所を教えたのは警察face08




    ストーカーに狙われていた既婚女性が、自宅アパートで殺害され、容疑者の男もその場で首をつって自殺したという事件があったと、ワイド番組で取り上げていた。

    殺害された女性は、容疑者の男と以前二年間ほど交際していた時期があったが、別れてから男のストーカー行為が始まったという。

    男は女性に対し、毎日何通ものメールを送り脅迫。女性は身の危険を感じて警察に連絡し、男は逮捕されたのだが、その際、捜査員が逮捕状に書かれた逮捕理由を読み上げる中で、女性の結婚後の名前や住所をも通告せねばならず、男は、それまで知らなかった女性に関する詳細をすべて知ってしまったのだという。

    男は執行猶予付き判決を受けて社会へ復帰。その後、ストーカー行為はさらにエスカレートした。

    女性のことをもっと詳しく知るためにネットの質問コーナーを利用して、女性についての情報を入手すると、再び脅迫メールを送りつけ、「自分以外の男との結婚は婚約不履行にあたるから、慰謝料を払え」などと迫った。

    女性は、再び警察へ駆け込んだが、如何に執行猶予中とはいえ、この程度の文面では警察は男を逮捕することが出来ないということで、女性に防犯グッズを貸し出したり、家の近所をパトロールしただけであったという。

    事件は、そんな矢先に起きた。

    警察が逮捕理由を述べる際に、女性が隠して欲しいと頼んであった被害者の住所を犯人に告げてしまうということも信じられないことだが、容疑者が何故逮捕されるのかを知る権利を侵害しないために、法律はこれを必ずしなければいけないと定めているそうである。

    本来は、被害者の身の安全を守らなければならない警察が、自ら犯人の前に餌をぶら下げてしまったのでは、何のための犯罪抑止かと呆れるばかりであるし、メールで脅迫文を送りつけているストーカーが、ネットを駆使して被害者を特定することなど、警察は予め想定していなければならないことではないだろうか。

   しかし、警察は一切ネット上を捜査することはなかったという。

   コメンテーターの弁護士は、

    「こうした新しい種類の犯罪被害を防ぐためには、早めの法整備が不可欠である。警察も武器を持たずして犯人逮捕には踏み切れない」

    と、言っていたが、ストーカー犯罪で執行猶予中の男が、再度同じ女性を脅迫しているにもかかわらず、法整備云々を持ち出している警察も非常識ではないかと、番組ゲストたちは憤っていた。

ストーカーに住所を教えたのは警察


    

<今日のおまけ>

    親戚からたくさんリンゴをもらった。

    リンゴの種類は良く判らないが、たぶんジョナゴールドと秋映えだと思う。

    久しぶりに食べたリンゴは、おいしかった。

    食べ比べてみると、味も歯触りもかなり違うことが判る。

    長野県民が全国一長寿の理由は、こうした新鮮な果物や野菜を毎日たくさん食べられる環境に暮らしているからだという説もあるそうだ。

    風光明美できれいな空気に水、新鮮な食べ物に温泉。

    確かに、長生き出来そうな気もするが、もう少し冬が寒くなければ、もっといいのに・・・と、つい愚痴が出てしまう。(-.-)
              

同じカテゴリー(ちょっと、一息 32)の記事
 日々のたわごと 8 (2012-11-19 19:33)
 娘の発表会がそんなに大事? (2012-11-19 11:40)
 世襲はNG?---ほか (2012-11-18 17:19)
 キレやすい人々 (2012-11-18 11:31)
 あなたは、褒められて伸びるタイプ?ほか (2012-11-17 17:43)
 嘘の見分け方とは・・・ (2012-11-17 11:35)

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。