あなたは、褒められて伸びるタイプ?ほか
2012年11月17日
あなたは、褒められて伸びるタイプ?ほか

午後三時過ぎあたりから、大雨になった。
早めに散歩を済ませて来て正解だった。
ところで、知人が話していた。
「『神様のカルテ』って小説があるけど、あれって、患者は神様----ってことなんだよね、きっと」
え---?そういうことなのか・・・。

わたしは、小説を読んでいないし、映画も観てはいないので、「医師は、時に神にならなければ患者の生死に携われはしない」という言葉からきているタイトルなのだと勝手に想像していたのだが、そうではないとすると、何だか無責任なタイトルだと思う。
患者を神に祀りあげてしまうなんて、医師の逃げでしかない。
患者も医師も、あくまで生身の人間対人間。そうでなければ、医師は患者の本当の痛みなんか判るわけがない。
この小説を書いているのは、現役の某大学病院医師(あくまでも噂によれば相沢病院から異動したとか・・・)だそうだが、ちょっと首をかしげざるを得ないタイトルである。
「わたしって、褒められて伸びるタイプなんですよね」
こんな人は、意外に多いと思うのだが、では、人は、褒められることで本当に成績が上がるのだろうか?
それを確かめるために行なった実験があるという。
アメリカの心理学者E・B・ハーロックは、小学五年生の子供たちを四つのグループに分けて、足し算の作業を行なわせた。
① (賞賛群)子供は、成績の如何にかかわらず、必ず褒められた。
② (叱責群)子供は、成績の如何にかかわらず、叱責され非難された。
③ (無視群)子供は、賞賛も叱責もされなかった。
④ (コントロール群)子供は、他のグループとの比較のため、別室で同じ作業を行なった。
この結果は、
①のグループの子供たちは、実験期間である五日間引き続いて成績が向上し、②のグループの子供たちは、最初の三日間は成績の向上がみられたが、あとは停滞。
③のグループの子供たちは、ほとんど成績の向上が見られなかった。
と、いうことになった。
つまり、「人は褒められると伸びる」ということは、決して間違いではなく、しかも、この事実は、子供だけに当てはまることでもない。
あらゆる人に対して有効な方法なのだということのようである。

<今日のおまけ>
突然、外湯へ入って来た女性観光客二人(おそらく母親と娘)が、大声で、
「こんなに暑いお風呂入れない!水入れてよ」
と、叫びながら、他の入浴者の前の水道を勝手に使いだした。
それを見たわたしは、「今日は全然熱くないですよ。むしろぬるいくらいです。このくらいの温度なら、赤ちゃんだってはいりますよ。水を入れるのはほどほどに!」と、注意した。
すると、母親らしき女性観光客は、「熱湯好きなんですか?」と、皮肉まじりに訊くので、そうではなく、この近所の人たちは、皆、50度ぐらいの温度でも入ることが出来るんですよと、教えたのだが、二人は水うめをやめない。
わたしが脱衣所へ上がると、そこへ二人の近所の女性がやって来るや、浴場の中を覗き見て、
「何か、どんどん水入れているけれど、誰?寒いから、せっかく熱いお湯へ入れると思って来たのに----」
「だから、今、一言苦言を言わせていただいたんですよ」
と、わたしが説明すると、「最近の観光客って、図々しいよね。だったら、あたしも一言言ってやる」と言いながら、二人は浴場の方へ入って行った。
突然、外湯へ入って来た女性観光客二人(おそらく母親と娘)が、大声で、
「こんなに暑いお風呂入れない!水入れてよ」

と、叫びながら、他の入浴者の前の水道を勝手に使いだした。
それを見たわたしは、「今日は全然熱くないですよ。むしろぬるいくらいです。このくらいの温度なら、赤ちゃんだってはいりますよ。水を入れるのはほどほどに!」と、注意した。

すると、母親らしき女性観光客は、「熱湯好きなんですか?」と、皮肉まじりに訊くので、そうではなく、この近所の人たちは、皆、50度ぐらいの温度でも入ることが出来るんですよと、教えたのだが、二人は水うめをやめない。
わたしが脱衣所へ上がると、そこへ二人の近所の女性がやって来るや、浴場の中を覗き見て、
「何か、どんどん水入れているけれど、誰?寒いから、せっかく熱いお湯へ入れると思って来たのに----」
「だから、今、一言苦言を言わせていただいたんですよ」
と、わたしが説明すると、「最近の観光客って、図々しいよね。だったら、あたしも一言言ってやる」と言いながら、二人は浴場の方へ入って行った。
Posted by ちよみ at 17:43│Comments(0)
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