日々のたわごと 9

日々のたわごと 9gourmet




    氷雨----今日の天気は正にこれだ。

    あまりの薄暗さと寒さで、散歩に出る気分がそがれてしまった。

    

    ところで、あの例の信用金庫立てこもり犯人は、いったい何をしたかったんだろうか?

    政治への不満を口にしているようだが、ただ行き場を失って、やけになってしまったようにも見えた。

    頑張っても、やる気があっても報われない社会で、自分が生きている意味が判らないという若者が急増している。

    子供の頃は、大きくなれば必ず自分の好きな仕事につくことが出来ると信じていたにもかかわらず、それが裏切られた現実への怒りは計り知れない。

    無垢な子供たちの夢を平気でぶち壊す社会が、果たして健全なものなのであろうか?

    もしも、なりたい職業があるのなら、門戸だけは広くして、ふるいにかけるのはそれからのちでも遅くはないのではないだろうかと、思ってしまう。

    親の経済力で子供の将来の職業が決まってしまうような世の中は、何処か間違っている。

    人間は、スタートラインにさえ立たせてくれれば、その高揚感や使命感だけで、能力以上の力を発揮できる場合が多いものだ。

    しかし、スタートラインにすら立てなければ、自分が秘めている本当の能力に気付かないまま無駄な人生を送ることにもなり兼ねない。

    この少子高齢社会の中で、若者の就業率が落ち込めば一体誰が日本社会を支えて行くというのだろうか?

    もう、これまでのように企業や団体が若者を選り好みする時代ではない。

    日本の未来のためには、意欲のある若者の前途を決して閉ざしてはならないと考えるこの頃である。

日々のたわごと 9


    

<今日のおまけ>

    そういえば、以前、時々コメントのやり取りをしていたブロガーさんが言っていた。

    「ブログって、書いたコメントの返事がすぐにもらえないから、つまらないんですよね」

    このブロガーさん、まだ若い人だったみたいで、基本コメントをやり取りしたい相手は、若い独身者だったのだが、何せ、コメントを書き込むのはほとんど既婚のおばさんや、年配男性ばかりだったために、ちょっと想像と違って落胆していた節があった。

    しかも、相手のブログにコメントを入れても、メールと違って即座に返事がもらえるわけではない。

    それも、落胆の原因の一つだったようである。

    わたしもあちらのブログにコメントを書かせてもらったことがあったが、少し踏み込んだ心情などをつづると、向こうは正直かなりウザそうな感じだったので、それきりになった。

    ブログを始める時、人にはさまざまな動機がある。

    ごく当たり障りのない顔の見えない上っ面の交流だけを望む人もいれば、ブログは知り合うためだけのほんの入り口で、現実での顔の見える交流を希望する人もいる。

    そのブロガーさんは、どうやらブログ上で今でいう婚活をしたかったのではないかと想像する。

    そんなこととはつゆ知らず、わたしもとんだお節介をしてしまったものである。   

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