「噂の!東京マガジン」を観て
2012年11月26日
「噂の!東京マガジン」を観て

「噂の!東京マガジン」の噂の現場で、「なぜ必要なのか?26台の防犯カメラがある過疎の村」という話題で、南佐久郡の北相木村を取り上げていた。
人口850人----犯罪もほとんどないと、村人が口をそろえて言うのどかな山村に、何故26台もの防犯カメラが必要だったのか?
村長さんの説明では、「村の高齢化が進んだため、徘徊する村民もおり、行方不明者捜索にも役立つし、また村内には最近お年寄りを狙った詐欺事件も発生しているので、カメラが役に立つと思い、自治体への交付金で設置した」と、いうことだった。
村内の各家庭に入っているケーブルテレビを通じて、このカメラがとらえる監視映像は、リアルタイムで見ることが出来るようだが、村にはこれを常時専門にモニタリングしている係の人はいないらしい。
では、高齢者の徘徊が起きたり、不審人物が村内に入り込んでいることを、誰がどうやって見付けるのだろうか?
カメラがあるというだけで犯罪抑止効果が得られるということも、データ的には確認されているとはいうものの、それならば監視カメラが作動していることを、看板やら何やらでもっと大々的にアピールしなければ意味がないと、防犯対策の専門家は語る。
「みんなが顔見知りの村なんだから、高齢者の徘徊があっても何処の誰かなどすぐに判るし、隣近所同士で気を配っている。5000万円もかけて監視カメラを付けるのなら、もっと別のことにお金を使って欲しい。結局は、そのお金だって、わたしらの税金なんだから」
一人の村民女性は、そうインタビューに答えていた。
村長さんの説明には、何となく苦しいところもあったようだが、既に設置してしまった防犯カメラなのだから、これからは使い方をもう少し工夫した方がいいのではないだろうか。
誰も通らないような道端などに取り付けず、一人暮らしの高齢者宅の近くを中心にカバーしたり、遠隔操作システムを活用して常時専門の係りの人が目を配るとか、もっと有効的に役立ててほしい。
あるブロガーさん(ナガブロガーさんではありません)の記事には、
「この話をテレビで観た時、『もしや、村民には言えないような国家機密が村の地下にでもあるのでは・・・?』なんて想像したが----そんなこともなかったみたい」
この話題に触れて、こんな言葉も書かれていたが、そんなSF小説みたいなことまで想像してしまいそうな何とも不思議な「噂の現場」であった。
*** 番組中のインタビュー内容には、セキュリティー問題も絡んでいるので、あえて詳細説明は割愛しました。
<今日のおまけ>
今日は朝から冷たい雨が降っている。
こういう日は、特に気分が沈鬱になる。
世の中の景気が低迷しているので、社会に出回る現金の数も少なくなり、加えて電子マネーの普及も影響したせいで、使われる回数も減ったことから、硬貨があまり傷まなくなったそうだ。
そうなると造幣局としても古い硬貨を回収し、新しい硬貨を生産するという仕事が減る。
貨幣製造のための機械を無駄に遊ばせておくのももったいないということで、造幣局は外国の硬貨製造を始めるそうだ。
日本の貨幣製造技術の高さは世界一といわれるそうで、偽造硬貨が作りにくいということも受注する際の強みになっているという。
殊に、500円硬貨の周囲に彫られたギザと呼ばれる並み線は、あえて斜め線になっているとのことで、これはかなり高度な手法を要するものなのだとか・・・。
本当に、そんな風になっているのかな?あとで、確かめてみよう。
今日は朝から冷たい雨が降っている。
こういう日は、特に気分が沈鬱になる。
世の中の景気が低迷しているので、社会に出回る現金の数も少なくなり、加えて電子マネーの普及も影響したせいで、使われる回数も減ったことから、硬貨があまり傷まなくなったそうだ。
そうなると造幣局としても古い硬貨を回収し、新しい硬貨を生産するという仕事が減る。
貨幣製造のための機械を無駄に遊ばせておくのももったいないということで、造幣局は外国の硬貨製造を始めるそうだ。
日本の貨幣製造技術の高さは世界一といわれるそうで、偽造硬貨が作りにくいということも受注する際の強みになっているという。
殊に、500円硬貨の周囲に彫られたギザと呼ばれる並み線は、あえて斜め線になっているとのことで、これはかなり高度な手法を要するものなのだとか・・・。
本当に、そんな風になっているのかな?あとで、確かめてみよう。
Posted by ちよみ at 16:34│Comments(0)
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