信州のGW山岳事故多発
2013年05月06日

大型連休中、北アルプスや中央アルプスで山岳遭難が相次いだ長野県で6日、登山者3人の死亡が新たに確認された。連休中の同県内での死者は計9人となった。
5日午後4時半頃、長野県駒ヶ根市の中央アルプス・空木岳(うつぎだけ)(2864メートル)で、下山途中の東京都板橋区成増、会社員加藤征(まさる)さん(71)が尾根から滑落。6日朝から救助活動が行われ、県消防防災ヘリが加藤さんを収容したものの、その場で死亡が確認された。
同県大町市の北アルプス・鹿島槍ヶ岳(2889メートル)の山頂付近では5日朝、登山者から「雪の斜面で体が半分埋もれた遭難者がいる」と110番があり、6日朝に県警ヘリが男性登山者の遺体を収容した。大町署は、4月28日から入山して行方不明になっていた埼玉県和光市新倉、団体職員清水繁さん(62)と確認した。
また、大町市の北アルプス・白馬岳(しろうまだけ)(2932メートル)の大雪渓で先月27日に発生した雪崩事故の現場では6日、行方不明になっていた山口市の男性2人のうちの1人とみられる遺体が見つかった。県警ヘリが遺体を収容し、大町署が身元を調べている。
また、同県内で5日午後に発生した2件の滑落死亡事故で、亡くなった登山者の身元が判明した。大町署によると、同県大町市の北アルプス・爺ヶ岳(じいがたけ)(2670メートル)で亡くなったのは、千葉県市原市潤井戸(うるいど)、国立大学職員飛鋪真(ひしきまこと)さん(55)。木曽署によると、同県上松町の中央アルプス・宝剣岳(ほうけんだけ)(2931メートル)で死亡したのは、横浜市泉区中田南、会社員中谷正明さん(58)。(YAHOO!ニュース)
今年のゴールデンウイークは、本当に山岳事故が多かった。
登山中の滑落事故が多発したようだが、例年にない寒さも原因になっていたのかもしれない。
最近は、登山=山男の冒険という意識が薄れ、山ガールという流行語も出来たことで、標高3000メートル級を踏破する本格的な登山に挑戦する人たちの層が格段に広がった。
しかも、定年後の趣味に登山を選ぶ元気な中高年が増え、山岳遭難救助隊員をモデルとした漫画なども影響して、山が今までよりもかなり身近な存在になっているのは事実である。
さらに、一人で山に入る単独行も急増しているようで、装備の不備や登山知識の少なさから事故に遭う確率も格段に高まっているという。
携帯電話が何処へでもつながるとの過剰な安心感も、登山者の気持ちの緩みを生む一因だとか・・・。
いつでも困ったら電話一本で警察が24時間いつでも救助に来てくれるはず----とのコンビニ感覚登山者も多いのだろう。
わたしは、北アルプスに登った経験は少ないが、それでも登山は小、中、高校の必須イベントであったから、地元の山々には何度か登っている。
そのうち二度ほど、夏山登山だったにもかかわらず、急激な天候の悪化で遭難しかかり、登頂を断念したことがあった。
山では登る勇気よりも引き返す勇気の方が貴重といわれる所以がここにある。
これから本格的な夏山シーズンとなるが、登山者には決して無理な行動をとって欲しくない。
山は絶対に何処へも行かない。
登山者が諦めない限り、再チャレンジは必ず出来るのだから。
<今日のおまけ>
このGW中は、信濃町の野尻湖でも大きな水難事故があった。
駒沢大学吹奏楽部の学生2名(男女)が3日、野尻湖の琵琶島から湖に服を着たまま飛び込み溺死した。
同大は、野尻湖合宿をこれまでにも行なっており、この日も部員73人のうち50人余りがボートに分乗して琵琶島に上陸。
7、8人が一斉に湖水へ飛び込んだという。
当時、野尻湖周辺の気温はいつもの年に比べてかなり低く、水温も5度以下とかなり冷たかったそうである。
大学生ぐらいの年齢時は体力もあり、集団心理もともなって何でも出来そうな気がしてしまうことがある。
そして、また出来なかったりやらなかったりすると、そのこと自体が仲間意識を乱すということにつながるような気がして、罪悪感から無謀とは判りながらもやってしまうという場合も少なくない。
登山もそうだが、こういう合宿のような状況においても、自分はどう考えるか----と、いうことを大事にして、無暗に周囲に流されないという心構えが必要ではないだろうか。
昨夜放送していた鈴木福くん主演の「一休さん」で、和尚さんがいいことを言っていた。
「木の葉は時に風にそよぐこともあるが、その木の幹は決して動くことはない。人も同じである。人の気持ちは時に乱れ、悩むこともあるが、心の中にしっかりとした幹を育てることで、生きる道を見失うことはない」
確か、このようなことだったと思う・・・。
大事な命をかけるほどの登山や合宿があるはずもないのだから。
このGW中は、信濃町の野尻湖でも大きな水難事故があった。
駒沢大学吹奏楽部の学生2名(男女)が3日、野尻湖の琵琶島から湖に服を着たまま飛び込み溺死した。
同大は、野尻湖合宿をこれまでにも行なっており、この日も部員73人のうち50人余りがボートに分乗して琵琶島に上陸。
7、8人が一斉に湖水へ飛び込んだという。
当時、野尻湖周辺の気温はいつもの年に比べてかなり低く、水温も5度以下とかなり冷たかったそうである。
大学生ぐらいの年齢時は体力もあり、集団心理もともなって何でも出来そうな気がしてしまうことがある。
そして、また出来なかったりやらなかったりすると、そのこと自体が仲間意識を乱すということにつながるような気がして、罪悪感から無謀とは判りながらもやってしまうという場合も少なくない。
登山もそうだが、こういう合宿のような状況においても、自分はどう考えるか----と、いうことを大事にして、無暗に周囲に流されないという心構えが必要ではないだろうか。
昨夜放送していた鈴木福くん主演の「一休さん」で、和尚さんがいいことを言っていた。
「木の葉は時に風にそよぐこともあるが、その木の幹は決して動くことはない。人も同じである。人の気持ちは時に乱れ、悩むこともあるが、心の中にしっかりとした幹を育てることで、生きる道を見失うことはない」
確か、このようなことだったと思う・・・。
大事な命をかけるほどの登山や合宿があるはずもないのだから。
Posted by ちよみ at 16:49│Comments(0)
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