世界の壁は厚い
2014年02月11日

連日熱戦が繰り広げられているソチ五輪だが、改めて世界の壁は厚いことを実感させられる。
スピードスケートでは、リンクを製氷したのがオランダの職人だとか・・・。
自国の選手に有利なリンクを作り上げることで、果たしてオランダはメダルを量産。
国を挙げて金メダルを獲りに来ていることが判る。
これまでもよく言われて来たことだが、オリンピックの前年の競技大会は要注意だそうだ。
海外の選手たちは、オリンピックに技術面、体調面などすべての照準を合わせて来るため、前年のパフォーマンスはやや力の出し加減を抑え気味にするらしい。
そのため、オリンピック前には、不思議と日本選手が表彰台を独占するような現象が起き、それを世界の実力と勘違いする節が往々にして見て取れるのだという。
つまり、早い話が海外勢はオリンピック間近になると、あえて手の内を明かさなくなるということなのだ。
だから、今回も日本勢の成績は「まさか、こんなはずでは・・・」の連続になってしまったわけで・・・。
世界は、それだけしたたかな戦略を組んで来ているということなのだろう。
ここまで来れば、正に、スポーツに名を借りたゲリラ戦といっても過言ではない。
正攻法の戦い方しか知らない日本が、そんな彼らに勝てるはずもない。
とはいえ、それでもなお姑息な手段を潔しとしないのが、また日本なのだろうけれど・・・。
<今日のおまけ>
ソチ五輪中継の際のNHK女性アナウンサーの一言には、「この人、ウインタースポーツについて何も知らないのに、よく担当したものだな」と、呆れた。
スキー男子滑降の中継が済んだあとでのコメント。
「あんなにコースの雪が硬くなければ、もっと滑りやすかったと思うんですが・・・」
これには、隣の男性アナウンサーも思わず引いたような表情で答えた。
「あれは、わざと硬くしてあるんです。だから、スピードが出せるんですよ」
本当に、この女性アナウンサー、大丈夫か?
Posted by ちよみ at 17:59│Comments(2)
│ちょっと、一息 55
この記事へのコメント
カーニーの採点は気に入らないのですが、上村選手が納得していて不思議でした。
が、ベース点 と言うカラクリを知りまして、驚きました。昨年からカーヴィングターンよりも、ずらしターンへ加点されるように基準が変更されていたそうですが、上村選手自身も理解していたのですが、今更滑りを変更できなかった様です
一般スキーヤーとしてみた場合、上村選手のコブ攻めの方が格好良いし、綺麗なのですが?
高梨選手のジャンプ、二本とも追い風 に悪意を感じました。
長野五輪団体1本目も日本人だけ追い風の中で飛ばされた卑劣な事されましたから。
が、ベース点 と言うカラクリを知りまして、驚きました。昨年からカーヴィングターンよりも、ずらしターンへ加点されるように基準が変更されていたそうですが、上村選手自身も理解していたのですが、今更滑りを変更できなかった様です
一般スキーヤーとしてみた場合、上村選手のコブ攻めの方が格好良いし、綺麗なのですが?
高梨選手のジャンプ、二本とも追い風 に悪意を感じました。
長野五輪団体1本目も日本人だけ追い風の中で飛ばされた卑劣な事されましたから。
Posted by DT33
at 2014年02月12日 12:35

DT33さまへ>
こんにちは。
そういうことだったんですね。
わたしのような素人目にも上村選手の滑りの方がスピードもあり、美しいと思えたのですが、採点競技の難しさなのでしょうか。
高梨選手も残念でしたね。
今回のジャンプ台はただでさえ選手泣かせのカーブだということですから、追い風は痛かったですね。
でも、スノーボードハーフパイプでは、怖いもの知らずの十代が銀と銅を獲ったこともあり、スポーツには地道な努力だけでなく、勢いも大切だということを改めて感じました。
こんにちは。
そういうことだったんですね。
わたしのような素人目にも上村選手の滑りの方がスピードもあり、美しいと思えたのですが、採点競技の難しさなのでしょうか。
高梨選手も残念でしたね。
今回のジャンプ台はただでさえ選手泣かせのカーブだということですから、追い風は痛かったですね。
でも、スノーボードハーフパイプでは、怖いもの知らずの十代が銀と銅を獲ったこともあり、スポーツには地道な努力だけでなく、勢いも大切だということを改めて感じました。
Posted by ちよみ
at 2014年02月12日 17:44

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