入院病棟24時・・・・・45
2009年05月19日
~ 今 日 の 雑 感 ~
入院病棟24時
本日、病院を
お医者さまも、看護師さんたちも、患者には献身的に尽力して下さいますが、それでも、病院とは長居をしたくなる場所ではありませんよね。即行、シャバへ戻ってまいりました。でも、わたしの病気は、長年付き合わなくてはならないものですから、これからも、気長に治療して行きたいと思います。
そこで、今日は、健康な方は、あまりご存じではない田舎の総合病院の外科入院病棟とは、如何なる所なのかということを、わたしの実体験を通じて、語ってみたいと思います。
何故なら、高齢者は、夕方から夜にかけてが無性に寂しくてならないのだといいます。高齢のある女性患者さんは、消灯の時間が来ると、看護師さんに、電気は消さないでほしいと、頼んでいましたし、真夜中にもかかわらず、廊下の窓硝子越しに真っ暗な外を見詰めて、「早く朝にならないかなァ・・・・」と、溜息をついているお婆さん患者も見かけました。
また、高齢者になると、小や大など下半身の感覚も鈍くなる人もいるため、明け方廊下を歩く時は要注意です。たまに、おむつの中に大をしたことを忘れて、トイレへ行くために歩き出し、そのおむつを下ろした拍子に大が表へ転がり出して、廊下へぽとぽと落としながら歩いて行ってしまうという高齢者もいますから、暗い廊下を歩く時は、足元にも注意が必要なのです。
そして、特に入院患者間のトラブル発生の要因に多いことは、就寝中のいびきです。男性女性問わずに、このいびきで安眠を妨げられる人は、案外多いのです。わたしも、今回の入院時には、二人部屋の同室になった七十代の女性が、運悪く、物凄いいびき(牛の鳴き声と、豚が絞殺される時に発する悲鳴を足したようないびきです)を発するもので、ほとんど眠ることが出来ませんでした。そして翌日、その物凄いいびきをかいていた本人は、わたしにこう言うのです。
「あたし、何だか喉の調子が悪いんだけど、風邪かしら?いがらっぽい感じがして・・・・」
何が、風邪かしら?------ですか。あれだけ激しいいびきを続ければ、喉が変になるのも当たり前ですよ。おかげでこっちは寝不足もいいところで、のん気なことを言わないでもらいたいですね、まったく!(>_<)
そしてまた、そういう人に限って、翌朝の看護師さんの「昨夜はよく眠れましたか?」の質問に対して、「もう、全然眠れなかったわよ。隣の人のいびきがうるさくて------」と、とんでもないことを、のたまうものなので、「ふざけないでよ!」と、口論になることが往々にしてあるのです。
また、女性患者の中には、看護師さんが採血をしたり、腕に点滴の針を刺したりする際に、うまく針が入らない時、「わたしって、血管が細いから、見つけにくいのよね」などと、如何にも自分はか弱い人間なのだというようにアピールする人がいますが、それは、ただ単に、肥満で腕が太すぎるのか、血管が老化現象を起こしているため、針を入れようとするとクニャリと、逃げるからなので、決して、その患者さんの血管が細いからとは限らないのだといいます。勘違いは、ほどほどになさった方が、よいでしょう。(^_^;)
更に、浴室を使ったところ、あまりの気持ちの良さに浴槽内で脱糞してしまうとか、病室内の各患者用のテレビを、イヤホンを使用せずに聞いていて、「うるさい!」と、喧嘩になったなどという例もありますし、同じ病室の患者同士の間で、見舞客が多い患者を、少ない患者が嫉妬するといったことまであるのです。
時には、夜中に突然、長野県の県歌『信濃の国』を、歌い出すという老人もおり、最後の六番まで歌い終わると、「ああ、おれはまだ、ボケちゃいねェ」と、納得して眠るのです。
そして、女性が電話をかけながらの涙声。-----どなたか、親戚の方が亡くなられたことが判る内容が、談話室の方から漏れ聞こえてきます。そんな亡くなった患者さんが家族に付き添われて、霊安室へ向かう姿を、エレベーターホールで列を作って頭を垂れ、見送る医師や看護師たち------。
田舎の総合病院の入院病棟には、そんな様々な人間模様が、日々繰り返されているのです。

<今日のおまけ>
「寒いのが良いんです」を、書いておられた、ま・ことさんがブログを閉じられました。わたしは、ま・ことさんの書かれる政治やスポーツ、歴史、社会情勢などが満載のコラムが大好きで、毎回のようにコメントを差し上げていましたので、本当に残念です。
ま・ことさん、また、ぜひコメントを下さいね。お待ちしています。
「寒いのが良いんです」を、書いておられた、ま・ことさんがブログを閉じられました。わたしは、ま・ことさんの書かれる政治やスポーツ、歴史、社会情勢などが満載のコラムが大好きで、毎回のようにコメントを差し上げていましたので、本当に残念です。
ま・ことさん、また、ぜひコメントを下さいね。お待ちしています。

Posted by ちよみ at 23:31│Comments(6)
│ちょっと、一服・・・・・ Ⅱ
この記事へのコメント
イビキの問題!わかります。
私も この問題をブログに書こうかと思ったぐらいです。
以前 病床がなく 緊急外来の病室に
入院した時のことなんですが、盲腸で入院した隣のベットの小学生の娘なんですが、付き添いで、父親が夜間付き添ったんですよ。その時のイビキがすごい!!看護師が夜中の見回りに来ると 何故かイビキがとまり、去るとまた豪快なイビキをかくんです。朝になって父親が「じゃぁまた今晩パパ来るからね!」と娘に言い残して去っていったんだよ。2日目、さすがの私も切れたよ。
父親の気持ちもわからんでもないんだけれど、ここは病気の人が病気を治すための施設ですからね。。。違う病気になりかけました。翌日は点滴に睡眠導入剤を入れてもらって何とか寝ましたが、、、看護師さんにその旨を訴えてみたら その父親に「お父さん 私たちが看護いたしますから
どうぞご自宅でゆっくりお休みください」と…上手に諭してもらって一件落着ですが、その後もいろいろとありまして
結局 男性ばかりの一般病棟に移されました。 病院とはストレスが溜まるところです。将来きっとまたおせわになると思うけど、どんと構えて受け入れられる 人間になれたらと思うよ。多分無理だけど。
短い期間でいろいろと体験されましたね。
こんな環境じゃいい詩は書けない?
人生色々…って誰かの歌の続きはかけそうだね。
私も この問題をブログに書こうかと思ったぐらいです。
以前 病床がなく 緊急外来の病室に
入院した時のことなんですが、盲腸で入院した隣のベットの小学生の娘なんですが、付き添いで、父親が夜間付き添ったんですよ。その時のイビキがすごい!!看護師が夜中の見回りに来ると 何故かイビキがとまり、去るとまた豪快なイビキをかくんです。朝になって父親が「じゃぁまた今晩パパ来るからね!」と娘に言い残して去っていったんだよ。2日目、さすがの私も切れたよ。
父親の気持ちもわからんでもないんだけれど、ここは病気の人が病気を治すための施設ですからね。。。違う病気になりかけました。翌日は点滴に睡眠導入剤を入れてもらって何とか寝ましたが、、、看護師さんにその旨を訴えてみたら その父親に「お父さん 私たちが看護いたしますから
どうぞご自宅でゆっくりお休みください」と…上手に諭してもらって一件落着ですが、その後もいろいろとありまして
結局 男性ばかりの一般病棟に移されました。 病院とはストレスが溜まるところです。将来きっとまたおせわになると思うけど、どんと構えて受け入れられる 人間になれたらと思うよ。多分無理だけど。
短い期間でいろいろと体験されましたね。
こんな環境じゃいい詩は書けない?
人生色々…って誰かの歌の続きはかけそうだね。
Posted by り・まんぼー
at 2009年05月20日 14:54

り・まんぼーさまへ>
入院は、今までに何度も経験していますから、病院生活にも少しばかり詳しくなりました。そんな訳で、これから入院しなければならないというような人からも、色々訊ねられることがあります。「お風呂はどうなっているの?」とか、「トイレは、和式?洋式?」とか。初めての方は、やはり、心配ですよね。
ところで、このいびきですが、今回ばかりは、ほんとーに、参りました。これまでも、お年寄りのいびきに悩まされたことはありましたが、この女性のいびきは、その類ではありません。六人部屋が満員で、二人部屋しかないと聞いた時は、(料金が少し高いのですが)まあ、いいかとも思ったのですが、その女性が二人部屋へ入れられている訳が、夜になってようやく判りました。さすがに、わたしが退院した後も、その部屋に入る患者はなく、病院側も考えたものか、その人は、まだ手術して間もないのですが、早くも、今日退院した(させられた?)そうです。
り・まんぼーさんも、大変な経験をされましたね。娘さんの付き添いのお父さんがそのいびきでは、治る病気も治りませんね。また、始末が悪いことに、自分のいびきは、自分には気が付かないということですから、トラブルの原因にもなりやすいんですよね。そして、そばに人の気配がすると、無意識にも筋肉が緊張して、いびきは止まるんですよね。これが、また、癪なんです。(笑)
また、別のエピソードもアップしたいと思いますので、よろしかったら、お読み下さい。
入院は、今までに何度も経験していますから、病院生活にも少しばかり詳しくなりました。そんな訳で、これから入院しなければならないというような人からも、色々訊ねられることがあります。「お風呂はどうなっているの?」とか、「トイレは、和式?洋式?」とか。初めての方は、やはり、心配ですよね。
ところで、このいびきですが、今回ばかりは、ほんとーに、参りました。これまでも、お年寄りのいびきに悩まされたことはありましたが、この女性のいびきは、その類ではありません。六人部屋が満員で、二人部屋しかないと聞いた時は、(料金が少し高いのですが)まあ、いいかとも思ったのですが、その女性が二人部屋へ入れられている訳が、夜になってようやく判りました。さすがに、わたしが退院した後も、その部屋に入る患者はなく、病院側も考えたものか、その人は、まだ手術して間もないのですが、早くも、今日退院した(させられた?)そうです。
り・まんぼーさんも、大変な経験をされましたね。娘さんの付き添いのお父さんがそのいびきでは、治る病気も治りませんね。また、始末が悪いことに、自分のいびきは、自分には気が付かないということですから、トラブルの原因にもなりやすいんですよね。そして、そばに人の気配がすると、無意識にも筋肉が緊張して、いびきは止まるんですよね。これが、また、癪なんです。(笑)
また、別のエピソードもアップしたいと思いますので、よろしかったら、お読み下さい。
Posted by ちよみ
at 2009年05月20日 16:25

ちよみさん、お帰りなさいませ。
病気の方はもういいのですかぁ?
そうなんだぁ~病院に入院することも、いろんな人間模様があるんだねぇ~♪でも、文章が余りに上手なんで、ついその場にいたかのような錯覚に陥って、笑っちゃいました。誰もが努力しなくても年をとり、老いていくことになる現実を、悲しく思ってました。でも、ある意味逞しくもあるんだなぁ~とも思えましたぁ~♪元気な時は、ゆっくり寝てみたいなんて、思っていても、実際病気になったりすると、寝ていることもままならず、周りへの気遣いも結構あって、どんなに家がいいか、健康が尊いことか私にも感じます♪この文章を読み、なんだか泣けても来ました☆彡
病気の方はもういいのですかぁ?
そうなんだぁ~病院に入院することも、いろんな人間模様があるんだねぇ~♪でも、文章が余りに上手なんで、ついその場にいたかのような錯覚に陥って、笑っちゃいました。誰もが努力しなくても年をとり、老いていくことになる現実を、悲しく思ってました。でも、ある意味逞しくもあるんだなぁ~とも思えましたぁ~♪元気な時は、ゆっくり寝てみたいなんて、思っていても、実際病気になったりすると、寝ていることもままならず、周りへの気遣いも結構あって、どんなに家がいいか、健康が尊いことか私にも感じます♪この文章を読み、なんだか泣けても来ました☆彡
Posted by 福寿荘 女将
at 2009年05月20日 21:39

福寿荘 女将さまへ>
いつもご心配いただきまして、誠にありがとうございます。
治療はこれからも継続することになりますが、気長にやってまいりたいと思います。(^-^)
入院中は、病気のことや患者同士の問題で、ストレスがかかり、ピリピリしている人が多いようです。しかも、自宅にいた時は、お洒落だった人も、髪を染めることも出来ないため白髪が目立ってきたり、肉体的にも精神的にも、いわゆる「地」が出てきますから、トラブルに発展することが、まま、あるんですよね。でも、患者さんたちの生きようとする力には、すごく逞しいものがあります。
何気ない毎日が健康に痛みなく過ごせるということが、どれほどありがたいことか、病院ほど実感できる場所はありませんね。
やはり、自宅が一番です。
いつもご心配いただきまして、誠にありがとうございます。
治療はこれからも継続することになりますが、気長にやってまいりたいと思います。(^-^)
入院中は、病気のことや患者同士の問題で、ストレスがかかり、ピリピリしている人が多いようです。しかも、自宅にいた時は、お洒落だった人も、髪を染めることも出来ないため白髪が目立ってきたり、肉体的にも精神的にも、いわゆる「地」が出てきますから、トラブルに発展することが、まま、あるんですよね。でも、患者さんたちの生きようとする力には、すごく逞しいものがあります。
何気ない毎日が健康に痛みなく過ごせるということが、どれほどありがたいことか、病院ほど実感できる場所はありませんね。
やはり、自宅が一番です。
Posted by ちよみ
at 2009年05月20日 23:28

ちよみさん、自宅が一番という言葉
実感こもっていて、私達は糸もするとそういう当たり前の幸せを忘れちゃうんだよねぇ~♪ちよみさんのいつもブログはそういう誰にでも当てはまることを、いつも問いただす正義感が私は好きなんだなぁ~★
それって、大切なことなんだと思うよぉ♪
いつも、ありがとう!あなたの問いかけに
一生懸命ない頭を絞りながら考えておりまするぅ~♫これまた、とても楽しい時間です
実感こもっていて、私達は糸もするとそういう当たり前の幸せを忘れちゃうんだよねぇ~♪ちよみさんのいつもブログはそういう誰にでも当てはまることを、いつも問いただす正義感が私は好きなんだなぁ~★
それって、大切なことなんだと思うよぉ♪
いつも、ありがとう!あなたの問いかけに
一生懸命ない頭を絞りながら考えておりまするぅ~♫これまた、とても楽しい時間です
Posted by 福寿荘 女将
at 2009年05月21日 18:13

福寿荘 女将さまへ>
わたしは、ちょっと疑問に思ったことを書き留めたくなる癖がありまして、どうせ書くならブログに書いてしまおうと思っているだけなのです。そんな疑問に対して、様々な答えやコメントを頂けるのは、ブログの良いところですね。文章にしても、写真にしても、皆さんに見て頂いていると思うだけでも、励みになりますよね。
わたしも、こんな文字ばかりのブログを、いつも福寿荘さんにお読み頂いて、本当にありがたいと思います。☆
わたしは、ちょっと疑問に思ったことを書き留めたくなる癖がありまして、どうせ書くならブログに書いてしまおうと思っているだけなのです。そんな疑問に対して、様々な答えやコメントを頂けるのは、ブログの良いところですね。文章にしても、写真にしても、皆さんに見て頂いていると思うだけでも、励みになりますよね。
わたしも、こんな文字ばかりのブログを、いつも福寿荘さんにお読み頂いて、本当にありがたいと思います。☆
Posted by ちよみ
at 2009年05月21日 19:58

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