秋の風景
2009年09月18日

「 秋 の 歌 」
秋の日の ビオロンの 溜息の
身に沁みて ひたぶるに うらがなし
鐘の音に 胸ふたぎ
色かえて 涙ぐむ
過ぎし日の 思い出や
げに われは うらぶれて
ここかしこ
さだめなく 飛び散らう 落ち葉かな
落ち葉かな
身に沁みて ひたぶるに うらがなし
鐘の音に 胸ふたぎ
色かえて 涙ぐむ
過ぎし日の 思い出や
げに われは うらぶれて
ここかしこ
さだめなく 飛び散らう 落ち葉かな
落ち葉かな
ヴェルレーヌ 作 上田 敏 訳
はるみっちゅさんのコメント欄へ書かせて頂いた「詩」の全文です。
<豆知識>
1944年6月6日、第二次世界大戦下、ドイツ占領下のフランス。連合軍は、ラジオでレジスタンスに向けた、ヴェルレーヌの「秋の歌」の第二節が放送されたのを合図に、ノルマンディー上陸作戦を開始した。
映画では、「史上最大の作戦」というタイトルで描かれ、ジョン・ウェイン、ヘンリー・フォンダ、ロバート・ミッチャム、クルト・ユルゲンス他の豪華キャスト出演で制作された。
<今日のおまけ>
夢で、よく見るのは、小学校の校舎内の夢です。
古~い木造校舎で、今はもう取り壊されてしまい、新しい鉄筋の校舎に生まれ変わってしまっているのですが、わたしが在学中は、この明治以来の校舎でした。
教室の配置も、廊下も、階段も、講堂も、内部構造のすべてが、今も記憶に鮮明に残っています。
次に、よく見るのは、中学校の校舎内です。こちらも、よく覚えていますが、小学校の場合ほど、頻繁には出て来ません。
そして、高校、大学にいたっては、夢に出て来るということは、ほとんどありません。
認知症になると、お年寄りは、子供時分の記憶の中に帰るといわれますが、それが、こういうところにも起因しているのでしょうか?
人の記憶の不思議ですね。
夢で、よく見るのは、小学校の校舎内の夢です。
古~い木造校舎で、今はもう取り壊されてしまい、新しい鉄筋の校舎に生まれ変わってしまっているのですが、わたしが在学中は、この明治以来の校舎でした。
教室の配置も、廊下も、階段も、講堂も、内部構造のすべてが、今も記憶に鮮明に残っています。
次に、よく見るのは、中学校の校舎内です。こちらも、よく覚えていますが、小学校の場合ほど、頻繁には出て来ません。
そして、高校、大学にいたっては、夢に出て来るということは、ほとんどありません。
認知症になると、お年寄りは、子供時分の記憶の中に帰るといわれますが、それが、こういうところにも起因しているのでしょうか?
人の記憶の不思議ですね。

Posted by ちよみ at 19:58│Comments(7)
│写 真
この記事へのコメント
ちよみさん こんばんは~
素敵な秋の風景です
色と光を上手に撮影なさっていますね
昔 私がおさげ髪の頃^^
この詩を読んで わかりもしませんが
旋律のすばらしさに 感動したものです♪
それから リルケ詩集などを読み
谷川俊太郎さんの詩も好きになりました
思い出しましたぁ~
今日はまた とっても嬉しいなぁ~
素敵な秋の風景です
色と光を上手に撮影なさっていますね
昔 私がおさげ髪の頃^^
この詩を読んで わかりもしませんが
旋律のすばらしさに 感動したものです♪
それから リルケ詩集などを読み
谷川俊太郎さんの詩も好きになりました
思い出しましたぁ~
今日はまた とっても嬉しいなぁ~
Posted by 福寿荘 女将
at 2009年09月18日 22:12

福寿荘 女将さまへ>
写真、ご覧頂きありがとうございます。
風が少し冷たく感じられるようになり、夕日の色が、黄金色を増して来ると、何となく、この詩を思い出してしまいます。
おっしゃるように言葉が、旋律を刻んでいるようで、素敵ですよね。
この詩には、何人もの詩人や文士が訳をつけていますが、わたしは、この訳し方が一番好きです。
福寿荘さんは、文学少女だったんですね。谷川俊太郎さんの詩もいいですよね~。とにかく判り易い。ダイレクトに、読み手の心に届いて来ます。今は、詩でも、小説でも、難しく書けばいいという風潮がありますが、誰が読んでも判り易く、感動できるような文章は、やっぱり、いいですよね。★
写真、ご覧頂きありがとうございます。
風が少し冷たく感じられるようになり、夕日の色が、黄金色を増して来ると、何となく、この詩を思い出してしまいます。
おっしゃるように言葉が、旋律を刻んでいるようで、素敵ですよね。
この詩には、何人もの詩人や文士が訳をつけていますが、わたしは、この訳し方が一番好きです。
福寿荘さんは、文学少女だったんですね。谷川俊太郎さんの詩もいいですよね~。とにかく判り易い。ダイレクトに、読み手の心に届いて来ます。今は、詩でも、小説でも、難しく書けばいいという風潮がありますが、誰が読んでも判り易く、感動できるような文章は、やっぱり、いいですよね。★
Posted by ちよみ at 2009年09月18日 23:00
秋の信濃路らしい、素敵な写真ですね。こういう感じ、好きです
優しい雰囲気で。
私もよく夢に出てくる景色があります。でも、具体的にそこがどこかはわからないんですがね。

私もよく夢に出てくる景色があります。でも、具体的にそこがどこかはわからないんですがね。
Posted by ティンク at 2009年09月18日 23:55
「The Longestday」は歌も勇壮で好かったですね。
D-Dayっていうと、
もちろんノルマンディー海岸への上陸作戦の事を指すわけですが、
空挺部隊が一躍を担っていたという事をあの映画を見て知りました。
その後、101空挺師団はマーケット・ガーデン作戦で壊滅的な打撃を受けたらしいですが。
(「A Bridge to Far」に出ていたライアン・オニール、カッコ良かった)
D-Dayっていうと、
もちろんノルマンディー海岸への上陸作戦の事を指すわけですが、
空挺部隊が一躍を担っていたという事をあの映画を見て知りました。
その後、101空挺師団はマーケット・ガーデン作戦で壊滅的な打撃を受けたらしいですが。
(「A Bridge to Far」に出ていたライアン・オニール、カッコ良かった)
Posted by zuky
at 2009年09月18日 23:59

追伸
スミマセン、訂正させて下さい。
“一躍”ではなくて“一翼”、
“to far”ではなくて“too far”
ゴメンナサイ
m(_ _)m
スミマセン、訂正させて下さい。
“一躍”ではなくて“一翼”、
“to far”ではなくて“too far”
ゴメンナサイ
m(_ _)m
Posted by zuky at 2009年09月19日 00:29
ティンクさまへ>
ご覧いただき、ありがとうございます。
安物のカメラですから、あまり綺麗には撮れないんですが、何とか構図になっている写真を載せてみました。
九月の空って、まだ、夏の名残りがありながらも、高く澄んでいて、絵になりますよね。
夢は、不思議ですよね。必ず同じ場所が出て来ます。ティンクさんのは、場所がどこか判らないんですか。でも、その夢をよく見るというのは、やはり、過去にきっとその光景を見ているんでしょうね。本当に小さな子供の頃か、それとも、もっとずうっと前の記憶なのか・・・。♫
ご覧いただき、ありがとうございます。
安物のカメラですから、あまり綺麗には撮れないんですが、何とか構図になっている写真を載せてみました。
九月の空って、まだ、夏の名残りがありながらも、高く澄んでいて、絵になりますよね。
夢は、不思議ですよね。必ず同じ場所が出て来ます。ティンクさんのは、場所がどこか判らないんですか。でも、その夢をよく見るというのは、やはり、過去にきっとその光景を見ているんでしょうね。本当に小さな子供の頃か、それとも、もっとずうっと前の記憶なのか・・・。♫
Posted by ちよみ
at 2009年09月19日 00:43

zukyさまへ>
「The Longest Day」の主題歌には、思い出がありまして、わたしが中学一年の時、音楽界で、クラス演奏のピアノ伴奏を担当した曲なのです。ポール・アンカは、この曲を十代で書いたそうですが、実に、天才ですね。
連合軍は、ドイツ軍との戦闘の時、空挺部隊をよく使いましたね。奇襲作戦には、最も効率よく敵陣へ入りこめるからでしょうね。マーケット・ガーデン作戦は、ドイツ国内への足がかりを作るための作戦でしたが、正直、無謀な作戦だったようですね。ノルマンディー上陸作戦の時のような大掛かりな兵の投入はなかったようですし---。
でも、ギャビン准将役のライアン・オニールは、格好良かったですね。それに、「史上最大の作戦」で、一兵卒役立ったショーン・コネリーが、すごく出世していたので、面白かったです。
いえいえ、わたしもしょっちゅう字を間違えますから、お気になさらないで下さい。
「The Longest Day」の主題歌には、思い出がありまして、わたしが中学一年の時、音楽界で、クラス演奏のピアノ伴奏を担当した曲なのです。ポール・アンカは、この曲を十代で書いたそうですが、実に、天才ですね。
連合軍は、ドイツ軍との戦闘の時、空挺部隊をよく使いましたね。奇襲作戦には、最も効率よく敵陣へ入りこめるからでしょうね。マーケット・ガーデン作戦は、ドイツ国内への足がかりを作るための作戦でしたが、正直、無謀な作戦だったようですね。ノルマンディー上陸作戦の時のような大掛かりな兵の投入はなかったようですし---。
でも、ギャビン准将役のライアン・オニールは、格好良かったですね。それに、「史上最大の作戦」で、一兵卒役立ったショーン・コネリーが、すごく出世していたので、面白かったです。
いえいえ、わたしもしょっちゅう字を間違えますから、お気になさらないで下さい。
Posted by ちよみ at 2009年09月19日 01:18
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。