えっ、あなたもそうなの?・・・・・355

~ 今 日 の 雑 感 ~


えっ、あなたもそうなの?



    それにしても、昨夜は笑った!もう、おかしくて、おかしくて、今思い出しても噴き出してしまうくらいだ。
 
    人間って、きわめて些細なことで、勝ち誇った気分になったり、その直後に落胆したり、本当に忙しい。

    特に女性は、そういうところが多分にある。傍から見ていると、キリキリ舞いしているのがはっきりと判るから、笑ってしまうのだ。face02



    で、本題に入ります。

    わたしは、足がむくんでいて、正座が出来ません。

    副甲状腺機能亢進症の影響で、一時は、両足合わせて10キロの水がたまり込み、像のような足になっていましたが、それでも、最近はやっと少しは曲がるようになって来たので、近くの温泉の共同浴場へも入れるようになりました。

    この前、その共同浴場へ行くと、わたしのほかに先客が一人入っていました。少し離れた地区からこの温泉へ毎日入浴に来る70代の女性です。

    そのおばさんとは、二年ほど前まではよくお風呂で一緒になっていたのですが、わたしがこういう状態になってからは、一度も顔を合わせませんでしたので、あちらから、声をかけてきました。

    「珍しく一緒になったねェ。最近、見えなかったので、どうしているのかと思っていたんだよ」

    わたしが、理由を説明すると、おばさんは、すごく驚いた様子で、えっ、あなたもそうなの?・・・・・355

    「そうだったの。実は、あたしも甲状腺機能亢進症なんだよね。もう、20年も医者にかかっているんだよ」

    と、いうのです。そのおばさんの場合は、副甲状腺ではなかったので、手術をすることはないそうなのですが、薬は未だに飲んでいるということでした。

    また、先日は、ご近所の若いお嫁さんが、わたしと話をしている最中に、

    「今度、また、松本へ行かないといけないんですよね」

    と、言うので、何をしに行くのかと訊ねると、

    「信大の先生に、診察してもらっているんですよ。あたし、甲状腺機能亢進症なんです。それで、ひと月に一度は、信大病院まで行くんです」

    と、言います。

    「えっ、あなたもなの?」-----わたしは、こんなにも身近に、甲状腺機能障害の患者がいることに、少し驚きました。が、これだけではありませんでした。

    わたしの家へ時々顔を出す、やはりご近所の奥さんが、わたしの話を聞いているうちに、自分の首を指差して、

    「ほら、あたしも同じところに傷があるでしょ?もう、15年ぐらい前だけど、やったのよ。副甲状腺機能亢進症。手術したんだけれど、未だに声は変だし、皮は突っ張るし、もう、最悪」

    本当です。確かに、わたしと同じところに、同じような傷があります。わたしは、幸運にも執刀医の先生に恵まれ、手術後も声には何の影響もありませんでしたが、その奥さんは、手術中に声帯を痛めてしまったらしく、声がかすれたままなのです。

    それにしても、甲状腺機能傷害や、副甲状腺機能障害の患者の多いこと。

    特に、女性は、ホルモンの関係なのか、男性に比べて病気を発症する確率が高いそうで、そういえば、歌手の絢香さんも、この病気の治療のために歌手活動を休止するそうですし、ピンクレディーのケイさんも、同じ甲状腺機能障害でした。

    男性の前立腺、女性の甲状腺-----そんな内分泌関係の病気が、これからは増える時代なのかもしれません。

<今日のおまけ>

    またまた、知り合いの女性が一人離婚した。face03

    やれ、やれ、これでまた、共同浴場の入浴者の人数が増える。困ったことだ!

    結婚した当初は、満面の笑みを浮かべ、

    「勝ち組で、ごめんね~」icon22

    なんて言っていたが、離婚した女は、何組なのだ?もちろん、一度も結婚の経験がない独身者である「負け組」とは、別の組なんだろうな。

    絶対に、バツイチなんて、軽い言葉でごまかすんじゃないぞ!icon09

   

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この記事へのコメント
足のむくみ、お辛いですね。アロマトリートメントでリンパの流れをよくしてさしあげたい気持ちです。

同じ疾患の人がいるんだと思うと、心強い気持ちに私はなります。昨年、金沢の大學病院にシェーグレン症候群の患者の会があることを知って、同じように症状に困られたり不安に思っている人は多いんだな、わたしだけじゃないいんだと安心しました。疲れやすさも症状の1つのようです。

手術ですが、医学生さんに聞いたおはなしです、彼のお友達が指の腱・神経・動脈を傷める怪我をしたそうですが、手術がうまくいかなくて手を開くことができなくなったとのこと。再手術をするそうです。
長女も同じ怪我をして4年生のとき同じ手術をしました。わたしが勤めていた倉敷中央病院でのオペ。うまくいって再びバイオリンが弾けるようになりました。子どもということもあって回復しやすかったのかもしれませんが、医学生さんの言うには「執刀医に恵まれたんですね。」とのことでした。

よい1日になりますように。
Posted by Andante at 2010年01月27日 04:21
Andanteさまへ>

 お気遣いありがとうございます。
 人間の脚が、こんなにも膨れるものとは思ってもいませんでした。手術前までは、足のむくみなどというものは一度も経験がありませんでしたので、何が起きたのか判らず、本当に驚きました。
 シェ―グレン症候群という言葉は、初めて耳にしましたが、ドライマウスやドライアイ、関節炎なども伴うものだそうですね。わたしも、以前ドライアイを経験しましたが、それだけでも大変でしたから、全身に影響が出るとなれば、辛さは相当なものとお察しします。
 手術も、外科医に恵まれるか否かは、運次第ということがありますよね。
 お嬢さん、手術が成功して、バイオリンが弾けるようになってよかったですね。子供の回復力は、もの凄いものがありますから、この年になると、羨ましい限りです。
 わたしも、弟も、小さな頃からピアノを習っていましたが、子供時代に楽器に親しむということは、人生の幅を広げることにもなると思います。ぜひ、才能を伸ばして差し上げて下さい。
Posted by ちよみちよみ at 2010年01月27日 15:38
子どもが眠りました。ホッとできます。
ちよみさまも楽器をたしなまれるとのこと。絵も描かれるのですよね。。水彩色鉛筆ですか?
むくみ(浮腫)は正座が出来ないほどとのこと。だるさもおありかと思います。

シェーグレン症候群の症状は重くはないのですが、日常生活に「過ごしにくさ」をきたすことがあり少々やっかいです。各関節の鈍痛は「気をそらすものを見つけることがいいです」とリウマチ内科の先生からアドバイスをいただきました。点眼薬や人工唾液は放せません。いまではハーブキャンディを持ち歩いています。

自己免疫疾患の漢方薬の保険がきかなくなったり難病の新薬の研究の予算削減されたりすると困ります。
難病センターのHPで症状を見るとたくさんありました。癌にかかる率が一般より84倍高いというのには驚きました。見間違いだといいと思うのですが・・

それ以上に長野の寒さには驚きまた。寒さに弱いので想像するだけでブルブル震えます。電気代が高くつくのでしょうね。いま、私は足元のファンヒーターのみでリビングにいます。主人も隣室で掘り炬燵のみです。
病みあがりなのでこれから眠ります。
夜の寒さがお身体に障りませんように。おやすみなさいませ。
Posted by Andante at 2010年01月28日 00:19
Andanteさまへ>

 ピアノは、小学校一年頃から始めましたが、ほとんどものにならず、むしろ、弟の方が筋がよかったようです。弟は、よくコンクールなどに出ていました。その後、剣道の方が面白いと、ピアノはやめてしまいましたが、指導してくださっていた先生は、とても残念がっていました。

 わたしの描く絵は、まったくの自己流ですから、使う道具も、家の中に転がっているものばかりです。水彩画は、普通の絵の具ですし、あとは、甥っ子たちが小さい頃お絵描きに使っていたクレヨンのあまりなどで描いています。もったいないですからね。(^^♪

 浮腫みはあまりにひど過ぎて、カルシウム不足のしびれも骨の痛みもあり、何が普通なのかよく判らない状況です。(笑)
 Andanteさんのシェ―グレン症候群も、点眼薬や人工唾液を常用しなければならないというのは、本当に大変ですね。難病治療の漢方薬の保険が見直されたり、新薬の研究費が削減されては、困りますよね。こういうものは、命や生活にかかわる問題ですから、慎重に扱ってもらいたいものです。
 がんにかかる確率が、84倍高いというのは、ちょっとすごすぎますね。きっと、見間違いでしょう。免疫がしっかりしていれば、大丈夫なんじゃないでしょうか?とにかく、どんな病気もストレスをためないことですよね。

 岡山の暖かさが羨ましいです。信州は、冬の風景が素晴らしいといいますが、この寒さには、毎年参ります。(^_^;)
Posted by ちよみちよみ at 2010年01月28日 12:16
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