けなし上手・褒め下手・・・・・807

~ 今 日 の 雑 感 ~



けなし上手・褒め下手



    「わたしって、どうしても人を褒めるのが苦手なのよね。だって、いったい何処をどう褒めればその人が喜ぶのか判らないんだもの。下手に褒めればお世辞だと思われるし、ホントに、褒めるって難しいわよね」

    こんな風に思う人、多いのではないでしょうか?

    人をけなすことは簡単でも、褒めることって、意外に難しいものですよね。けなし上手・褒め下手・・・・・807

    確かに、一から十まで褒めっぱなしでは、相手に「どうせ、お世辞だろ」と、思われて、せっかく褒めたにもかかわらず反感を持たれてしまうこともあります。

    かといって、けなし放題けなしたのでは、二度と顔も合わせてはもらえなくなるでしょうね。

    では、どんなに褒めても相手に良く思ってもらえないという人は、いったいどんな褒め方をしているのかと考えた時、大抵において同じようなパターンで相手を褒めていることが判るのだそうです。

    それは、例えばこんな感じ-----。

    「お宅のお嫁さん、早稲田大学を出ていらっしゃるんですってね。息子さんと結婚される前は、大手商社の社長秘書をされていたとか聞きましたわよ。語学も堪能で、それにすごい美人ですもんね。息子さんもお幸せだわね。
    でも、奥さまも大変なんじゃありません?そんな有能なお嫁さんが、いつまでも専業主婦で、満足しているはずがないですわよね。子育てが一段落したら、また働きに出られるんじゃないですか?そうなれば、息子さんよりも高給取りになったりして・・・・。出来すぎるお嫁さんも考えものですわよね。
    よかったわ。うちの嫁は、並みの人間で。パート勤めがせいぜいですもんね」

    これで判ることは、最初に相手のお嫁さんを思い切り持ち上げておきながら、そのあとで落としているということです。

    こういう話し方は、最初がどんなに相手を褒めても、あとのけなし言葉の方が記憶に刻み込まれて、褒め言葉が何の効果も生まないのです。

    これこそが「褒め下手」の典型といえるのです。

    その反対に、先にけなしたのちに褒めた場合はどうでしょうか?

    「あなたの家のお嫁さん、学歴ばかり高くて、何だか取っ付きづらそうな女性ね。女は、あまり頭が良いよりも、愛嬌のある方が可愛げがあって周りからも好かれるものよ。でもね、いつもエプロンを手放さないのは感心だわ。どんなに高学歴でも、女の仕事はやっぱり家事育児だものね。働き者だってところは、認めるわよ。若いのに、おしゃれもしないで頑張っているし、息子さん、女性を見る目があったってことね」

    どうですか?

    これだと、話を聞かされたお姑さんも嬉しいんじゃないでしょうか。

    つまり、「褒め上手は、けなし上手」でもある訳なんですよね。

    ほどほどにけなして、その後に褒める----これが、本当の「褒め上手」なのだそうです。

    でも、これが案外難しいんですけれどね。



    *** 写真はペリー提督のストラップ。

   

<今日のおまけ>

    夕方以降に電話がかかって来ると、近頃は、ギクッとする。

    また、NTTか、ヤフーBBか?----そんなことばかりだったので、もう勘弁して下さいという感じ。

    そんな訳で、親が拒否反応を起こしていて、ほとんど受話器を取ろうとしない。

    結局、わたしが電話に出ることになるのだが、受話器を耳にあてた途端、

    「今、光に替えられたお客さまにNTTのアンケートをお願いしているのですが・・・・」

    「もう、結構です!」

    即、切った。

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この記事へのコメント
ちよみさん、こんばんは。

ほどほどにけなしてから、褒める。
確かにこれは良いでしょうね。

最後に、褒めるのをもってきたほうが
上げておいて、下げるよりは、ずっと効果的だと思います。

これを、自然にやれる人は、褒めるということが身についているのでしょうね。

今度、褒めようと思った時は、意識して
やってみようと思います。
人を褒めるということは、なかなかできそうで、出来ないです。

人間はどちらかというと、褒められたいと、思っていますから。

相手を褒めることが出来る人は、気持ちに余裕があるからだと思います。
Posted by こみさん at 2010年09月25日 21:04
こみさまへ>

 そうですね。
 人は、皆、褒められたいと思っているんですよね。上手な褒め方が出来る人というのは、本当に心に余裕のある人だと思います。
 ですから、何かと余裕の持てない近頃は、褒めているように見せかけながら、実はけなしているという人が多いのも事実ですね。そういう褒め方は、皮肉交じりで、すぐにお世辞だと判ります。
 最初ほどほどにけなしてから褒める---この方法は、かつての歌謡スカウト番組などでも審査員たちが使っていましたね。本当に見どころがあると思われる出場者には、こういう手法が使われていたように記憶しています。
 それにしても、やはり、人を気持ちよく褒めるということは、難しいものですね。
Posted by ちよみちよみ at 2010年09月25日 22:39
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