その気にさせる心理術・・・・・839

~ 今 日 の 雑 感 ~


その気にさせる心理術



    人をやる気にさせるためには、「やりなさい」と、言うのは逆効果なのである。

    スーパーなどで時々、床に寝そべってお菓子を買って欲しいと母親に駄々をこねている小さな子供を見かけることがあるが、そんな時の母親は、最初のうちは、「そんなところへ寝転がらないで!他のお客さんに迷惑でしょう。さっさと立ちなさい」などと叱っているものの、それでも子供が言うことを聞かない場合は、奥の手としてこういうことを命令するのである。

    「判った。もうお母さん知らないから----。そこでずっと寝ていなさい」

    これを聞いた子供は、寝ていなさいと言われたにもかかわらず、慌てて起き上がり、もうお菓子が欲しいなどとは言わなくなるのである。

    これこそ、我が子の心理をうまく突いた母親の知恵である。その気にさせる心理術・・・・・839

    人は、「やってはいけない」と言われると、余計やりたいという気持ちになるものなのだ。

    つまり、相手がやりたがらないことを、わざとやれないようにすることが重要なのである。

    人が意地を張るのは、やれることをわざとやらないと決めた時である。食べようと思えば食べられる物を「食べたくない」と、言ったり、歩こうと思えば歩けるのに「歩かない」と、言う時、人間は意固地になるのである。

    そういう時に「食べたくない」という人に「食べろ」と言ったのでは、ますます食べないと言い張るものだが、「だったら食べてはいけない。食べるな」と、言えば、どうしてもその言葉に逆らいたいという気持ちが湧きあがり、食べてしまうのである。

    また、たとえ旅行嫌いの人でも、「この街から出てはいけない」と、言われると、無意識に束縛を感じて自由になりたいという欲求が生まれ、「旅行に行こう」と、思うようになるのだという。

    ところが、こういう人に、「いつでも行ける」という気持ちがある時は、決して街を出ようとは思わないのである。

    買い物をした店でもらえるクーポン券には、たいてい期限が設けられているのも、そうした人間の心理をうまく利用しているからなのだ。

    期限のないいつでも使えるクーポン券では、客はそれを「いつかお金が足りなかった時にでも使おう」と思い、いつまでも使おうとはしないものだが、「何月何日までに使わないと無効になります」と、言われれば、たとえ今は欲しくない物でも「買っておこう」という心理が働くものなのである。
  
    わたしの学生時代の友人に海のすぐ近くに住みながら泳ぎが苦手な女性がいる。

    これも、いつでも泳ぎに行けるから----と、思いながら、気付けばほとんど海へ入ったことがなかったということなのであった。

    おそらくは、彼女も親から「8月しか泳がせないぞ」と、言われれば、その一ヶ月間はがむしゃらに泳ぎを習ったのかもしれなかったのだ。

人をその気にさせる最も手っ取り早い手段は、この「束縛」なのである。

    

<今日のおまけ>

    役所から送られて来るあなたの医療費報告書は、いったい何のために送って来るのかご存知ですか?

    「あなたは、今月はこれだけ病院にかかりました」ということを、どうしていちいち報告してもらう必要があるの?----と、不思議ですよね。

    我が叔母曰く、その理由は、「あなたの病気のために、自治体はこんなに医療費を払ったんですよ。どうして、病気になんかなるんですか?いい加減にして下さい」と、いうことだというのです。

    年金支給のお知らせも、叔母に言わせれば「お前、まだ生きているのか?」と言われているようで、本当に嫌な気がすると、いうことのようです。でも、知らせてもらわなければ困りますけれどね。

    まあ、あくまでも叔母の説ですけれど・・・。

    本当のところは、判りません。あしからず・・・。(・_・;)

    

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