年金の不正受給チェック?・・・・・837

~ 今 日 の 雑 感 ~


年金の不正受給をチェック?



    
    厚労省と日本年金機構が、消えた高齢者に年金が不正受給されている現状を重く見て、ここへ来て、本当に年金を受け取っている高齢者が生存しているのかという調査を始めたようである。

    送られて来た書類に、本人か、本人が認知症や寝たきりの場合、その代理人が署名して送り返すという調査方法だが、これを送り返さない場合は、来年の2月以降の年金が一切支払われないということになるらしい。

    つまり、既に死亡しているとみなされてしまう訳である。

    この調査対象になる高齢者は、最近、医療機関や介護保険などを利用していない人で、むしろ、元気で自立しているお年寄りが大半となるようだ。

    元気なお年寄りは、医療費などの請求証拠が自治体に残らないために、実際に生きているのか、既に亡くなっているのかが把握できないからなのだと思う。

    それにしても、元気でいることが不正受給を疑われる要素になるなど、この事件が発覚する前は、誰が予想したであろう。

    いずれにしても、すべては役所の怠慢から起こった事件である。自分たちの怠慢は棚にあげて、医療保険をほとんど使わない功労者でもあるお年寄りに手間をかけさせ、書類を送り返さなければ年金を受給しないとは、あまりに身勝手な言い分としか思えない。

    このような書類を送りつけるくらいなら、自治体や厚労省、年金機構の職員自らが各家庭を訪問して生存を確かめるのが筋ではないだろうか。

    もちろん、その際の人件費は無給で。

    しかし、この書類が各家庭に送られて来ることなど、おそらくほとんどの国民は知らされていないはずである。

    ただのダイレクトメールだと勘違いして、捨ててしまったり、無視してしまう人が多いのではないかと思う。国勢調査のコマーシャルはテレビでもしつこく流していたが、この年金受給者調査に関しては、まったく聞いた覚えがない。

    来年の2月以降、厚労省には年金が支払われないという苦情が殺到するのではないかと懸念される。

年金の不正受給チェック?・・・・・837




    



 

<今日のおまけ>

    先日、ちょっと怖い話を聞いた。

    長年商売をしていた男性が、今から十数年前にある銀行主催のパーティーに招待されたのだという。

    男性は、着慣れない背広に袖を通し、それでもこんな経験は滅多にあるものではないとパーティー会場に出かけた。

    そこには、男性が商売のお得意先としている旅館やホテルの社長たちが大勢顔をそろえていたそうで、彼は、その社長たちからこんなことを言われたのだという。

    「どうして、お前なんかが来ているんだ?立派な御身分になったものだな。招待されるだけ銀行に預金があるということだよな。大したもんだ」

    その後、男性は、それらのお得意先からパッタリと注文をもらえなくなってしまったのだという。

    たかだか一介の商売人が、旅館やホテルと肩を並べるなどおこがましいと言うことであったようだ。

    でも、そういう小さな商売をしてくれている人たちが何人もいて、観光地というものは成り立っているはずなのだが・・・。

    聞いているこちらが、腹立たしくなるような話であった。

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この記事へのコメント
こんばんは。

年金調査のことは、全く知りませんでした。
知らない人も多いのではないですか。

不正受給が、多発している事は遺憾ですが、それを調べる方法としては、安易なやり方だと思います。

これを実施したとしても、まだ完全に、不正が正せるかどうかは、疑問です。

やはり、各家庭を訪問して、確かめる方法が、いちばん確実だと思います。
とりあえず、一回でも良いから、訪問調査をしてみては、と思います。


おまけの件については、僕らも小さな商売人の部類ですから、他人事ではない、と感じました。
そういう、小さな生業をしている人に助けられて、大きな商売が成り立っていることに
気がついてほしいと思います。

あまりにも馬鹿にした話ですね。
Posted by こみさん at 2010年11月14日 20:18
こみさまへ>

 こんばんは。

 そうだと思います。
 きっと、ほとんどの人は、調査のことをご存知ないのではないでしょうか。
 本人の自筆で書かなくてはならないのだそうですが、一人暮らしの高齢者などは、文字を書くこと自体が苦労ですから、どなたかに書面を読んでもらうなどの介助も必要だと思います。
 こみさんの言われるように、各家庭をこまめに訪問する方が確実だと思うのですが、人手がかかりすぎるという理由なのでしょうか?
 この書類調査だけで必ず生存確認が出来るとは思えません。
 つまり、それだけ戸籍簿の処理がずさんだったということなのでしょうね。

 <今日のおまけ>の話ですが、こんなことが平成の時代になってもあったとは、正直びっくりしました。
 おっしゃるように、観光地は、小さなご商売の方々がいてこそ街が形をなし、大きな商売も成り立つのだと思います。
 大型店ばかりが立ち並び、一般の小売店が姿を消したシャッター通りを抱える自治体が、結果共倒れになることは、よくある話です。
 その逆に、小さなご商売が元気な街には、常に活気があります。
 この<おまけ>のご主人は、高齢を理由に既にお店をたたんでしまいましたが、取引を拒否した宿泊業側も、現在は青息吐息の経営状態に陥っているとのことです。
Posted by ちよみちよみ at 2010年11月14日 22:47
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