シャツの色が教える好不況

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    最近のサラリーマンは、白シャツ派よりもカラーシャツ派が増えて来ましたね。

    サラリーマンのジンクスに、「嫌われたくなかったら白いシャツ、好かれたかったらカラーシャツを着ろ」と、いうものがあるそうです。

    1960年代ぐらいまでは、サラリーマンのシャツといえば白いシャツと相場が決まっていました。

    しかし、別にカラーシャツがなかったわけではありません。

    ただ、白という色が人に不快感を与えないということで、無難な色だという習慣が世の中にあったためのようです。

    特に、高度成長期の営業に回る人たちには、誰にでも受け入れられる嫌みのない色が重要だったわけです。

    ところが、今のような情報社会になり、家庭にインターネットが普及する時代になると、飛び込みセールスは必要なくなり、ある程度客の幅を絞って営業をかけることが出来るようになりました。

    すると、今度は営業マンに必要な条件が、単に「嫌われない」ことよりも「個性的」ということになるわけです。

    つまり、絞り込んだ客に積極的に受け入れられるようなカラーが大事になるのです。

    だから、高度成長期である好景気の時は、白いワイシャツが売れ、不景気になりマーケットが細分化し始めた現代では、ターゲットである客の好みにあったカラーシャツが売れるようになったということなのです。

    今年から官公庁で採用されたスーパークールビズでも、このカラーシャツをうまく使うことで、国民の好感度アップと行けばいいのですがね。

シャツの色が教える好不況



    

<今日のおまけ>

    自民党が提出した菅内閣不信任案の採決だが、民主党の代議士会が開催された直後から、風向きが一気に変わった。

    菅さんの言葉で、「震災復興と原発事故処理の一定のめどがついたら退陣する」「若手に引き継いでもらう」「民主党を割らない」この三点で、民主党内の賛成票が反対票へと一斉に動いた感がある。

    しかし、この菅総理の演説のあとでも、NHK以下マスコミは、小沢造反グループの賛成票は揺るがずと見ていたらしく、菅さんの言葉の軽さを指摘していた。

    だが、ワイドショー「ひるおび!」の男性アナウンサーだけは、司会者の恵さんやコメンテーターたちの意見とは真逆の「不信任案否決」が濃厚だと説明した。

    わたしも、先の民主党代議士会での小沢派の一角と見られていた原口氏の発言を聞いた時に、「もしかして、菅さんプッシュに回った?」と、思ったものだから、この男性アナの分析の方が正しいように感じた。

    衆議院本会議での不信任案否決演説をした民主党の若手議員の言葉も迫力があった。

    別に、何党を支持しているというわけではないが、久しぶりにしっかりとした演説を聞いたような気がした。

    そして、やはり、小沢さんは議場に姿を現さなかった。まあ、いつものことだけれど・・・。

    小沢さんの造反を信じて白札を入れた松木謙公議員(前農林水産政務官)が気の毒な気がする。

    いずれにしても、政治の世界は一寸先は闇。たった一時間で賛成が反対へ大量に覆るのだから、一年生議員たちが面食らうのも判るような気がする。

    あとは、岡田幹事長がどう出るかだな・・・。

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