プレッシャーになる言葉

プレッシャーになる言葉face07
    



    今回の大地震で被災された方たちにかけてはいけない言葉に「頑張ってね」「しっかりね」などがあると言いますが、わたし個人的には、足や身体がまったく動かなかった時に、かけられて一番プレッシャーになった言葉が、

    「早く良くなってね」

    でした。

    病気の人に対して、つい何気なくかけてしまう言葉ですが、この一言がもっともプレッシャーを感じるものでした。

    言葉をかける側の人は、心から相手の回復を願ってのものですから、このようなことを言われると実に心外かと思います。

    でも、この「早く----」という言葉ほど、患者にキツイものはないのです。

    「じゃァ、いつまでもそのままでいろ----と、言われた方が嬉しいわけ?」プレッシャーになる言葉

    そう皮肉を言う人もいましたが、どんなにあがいても焦ってみても、自分自身の努力ではどうにもならないことってあるもので、こういう時には、むしろ、

    「別に、明日明日必要な仕事があるわけでもなし、気長に養生して少しずつ治せばいいよ」

    と、言われた方が、どれほど気が楽か----と、思うものなのです。

    そのことを、わたしの担当医の先生方は皆さん心得ておられて、わたしに向かっては、

    「ひどい状態が長く続いていたのだから、焦らないでゆっくり治しましょうね」

    と、声をかけて下さいます。

    さすがは、患者の心情を理解しているプロの言葉だと感心させられました。すると、こちらとしては、それじゃァ、何としても頑張って歩けるようになろう----と、リハビリにも励む元気が出るものなのです。

    「焦らないで、時間はたっぷりあるんだから・・・」

    そんな風に励まされることが、とても気強く思えたものでした。

    あくまでも、わたしの場合ですけれど----ね。

    ですから、震災の被害者の方たちにも、「まあ、ここまで来たんだから、じっくり構えて行こうよ」----そんな気持ちになってもらえるような政治を望みたいものです。

        


<今日のおまけ>


    東日本大震災で被害を受けた宮城県気仙沼市の避難所で、ボランティアの30代女性に乱暴しようとしてけがをさせたとして、県警気仙沼署は3日、強姦(ごうかん)致傷容疑で、同市長磯鳥子沢、会社員長田和彦容疑者(38)を逮捕した。同署によると、長田容疑者は「知らない」と否認しているという。
    逮捕容疑は3日未明、就寝中の女性の体を触った上、頭を殴ったり刃物で切り付けたりし、軽傷を負わせた疑い。(YAHOO!ニュース)




    何なんでしょうね?

    本当なんでしょうか?

    こんなことって、信じられません。face09

    ボランティアが激減しているという被災地で、それでも頑張って被災者の方々の力になりたいと尽力している若い女性に暴力を振るうなんて。

    もしも、この事件が事実だとしたら、大変な問題ですね。

    こんなニュースを知れば、この夏休みに東北へボランティアに行こうと思っていた女性たちが二の足を踏むことになり兼ねません。

    確か、この間も被災者の中に非常時につけ込んだ不心得者がいたため、一時被災自治体が義援金の受け取りを自粛するという事態に発展しかけたこともあったように記憶しています。 

    復旧から復興に向けて国民が一丸となって節電や節約に取り組んでいる矢先の、ちょっと想像しがたい報道でした。


    で、松本龍復興大臣の例の発言には、度胆を抜かれましたが、宮城県の村井知事も大臣をお迎えするにはそれなりの真摯な姿勢は見せた方が良かったように思いますね。

    お互いに何度も顔を合わせているそうなので、きっと兄が弟を叱るような目線になってしまったのでしょう。

    それにしても、松本大臣はもはや捨て身(捨てばち?)で被災地へ乗り込んだという感じですね。

    「おれのやり方が気に食わないなら、いつでもクビにしろ!」----って、ところなんでしょうね。

    まあ、そのくらいの剛腕で、傍の雑音に惑わされず、グイグイ復興を成し遂げて行って欲しいものです。

    でも、あのサングラスは、何なのかな?face08


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この記事へのコメント
ちよみさん、けがをされた事があったのですね。
その時は心身共に大変だったと思います。
その後のお体の具合は大丈夫ですか?
甲状腺の事もあるし、、、

被災地のかたへの言葉のかけ方や、体調を崩している方の言葉使いは、お見舞いに来てくれている人は、励ましの意味を込めて言って下さってくれているかとは思います。
 
 ただ私も長年生きている間に4回程入院して感じたことは、やはり(、頑張ってね。早く良くなると良いね)とか心配して言ってくれてんだけど

何故か一人になると何故か空しい気持ちに
なった事をおもいだします。

この病気も仲良く一生付き合って現状を受け入れて
のんびりと一日過ごす事が出来るよう心掛けていきたいですね。

でも無理はもうしませんけど、、、

時間は沢山あるし、良いことも沢山ありますよ。

私は私ですよね。

マイペース マイペース。


 
Posted by ひろりん2 at 2011年07月04日 21:28
ひろりん2さまへ>

 こんばんは。

 ご心配いただきまして、ありがとうございます。

 実は、わたしの場合は、ケガではなく、副甲状腺に異常が出て、そのせいで身体中の骨が融け出してしまったのです。
 そのため骨密度が100歳以上となり、歩くことも寝返りを打つことも、独りで洗髪することさえ出来なくなってしまいました。
 そこで、その異常な副甲状腺を甲状腺ごと切り取ってしまった訳です。それで、甲状腺ホルモンが減っているので、チラージンのお世話になっています。
 腎臓の方も、その後遺症ということで、他にも色々ありまして、未だに各診療科の梯子をしています。(~_~;)

 ひろりん2さんも、4回も入院されているんですね。
 入院している人にかける言葉の良し悪しは、自分が患者になってみないと判らないものですよね。お見舞いに来て下さる人たちは、それがもっともポピュラーな慰め方だと信じて話すのですが、受け止める側との気持ちに多少なりともズレがあるように思います。
 たぶん、被災地の人たちも同じようなギャップを感じているのではないでしょうか。

 そうですね。
 どうせ、一生付き合うものならば、焦らず淡々と受け入れて行くことが良いのでしょうね。それには、おっしゃるように自分は自分---そんなマイペースの生活が一番だと思います。
 わたしとしては、病気がひどかった時のの激しい痛みがなくなっただけでも、上々だと思っています。
 人生、各駅停車の方が、車窓の景色もじっくりと楽しめますから。(^.^)
 
 
 
 
Posted by ちよみちよみ at 2011年07月04日 22:10
すみません。
「の」が一つ多かったですね。<(_ _)> 
Posted by ちよみちよみ at 2011年07月04日 22:16
頑張ってねも必ずしもいってよい言葉とは限らないといいますよね。

ほんとうに苦しい人にどんな言葉をかけたらいいか。
大きなテーマだけれど、せめて、寄り添う気持ちが伝えられたらいいなあと思います。
Posted by ぷり at 2011年07月04日 22:20
ぷりさまへ>

 「頑張って」という言葉は、たぶん、同じ境遇とか同じ痛みを共有している人同士ならば、素直に受け入れることが出来る---そんな特殊な言葉なのではないかと思います。そこには、「わたしも頑張るから、あなたも頑張って」の気持ちがあるからで、特に、今回の地震の被災者の方々にとっては、神経質にならざるを得ない一言なのでしょうね。

 近頃は、介護や看護の関係者も「寄り添う」という言葉を良く使いますが、これも、実は大変難しいことで、患者の本当の気持ちが判らない人が、どれほど優しい言葉をかけても、心を寄り添わせようとしても、それが患者にとっての慰めになる訳ではないのだと思います。
 お見舞いに来た友人が帰ったあとで、「何にも判っていないくせに・・・」と、呟いていた患者もいました。
 人の真意や寄り添いは、言葉だけではないのだと思います。だからこそ、一言一句が重いのでしょうね。
Posted by ちよみちよみ at 2011年07月05日 11:11
ちよみさんへ
大変ご苦労されていらっしゃるのですね。
腎臓も後遺症だとか。

だから、私よりもずっと色んな事を御存じだったんですね。
頭が下がります。

私は、甲状腺は25歳の時にバセドウ病になって首の所を手術して、その後ケロイド体質と分かって、今だに切った後がしっかりのこっています。その後しばらくは、普通の生活をしていたのですが、
冬になってたまたま甲状腺の検査をしたら、
低下症になっているので、薬を飲みましょうと言われ、5~6年前から飲み始めました。
ホルモン分泌足りないと言う事で、私もチラージン飲んでいます。

一日一日をのんびりいきましょうね。

有難うございます。
Posted by ひろりん2 at 2011年07月05日 19:47
ひろりん2さまへ>

 そうですか。
 ひろりん2さんも首を手術されているんですね。傷跡が残りやすい体質の方は、目立つ部分でもありますから、夏などは特に服装にも気を遣ってしまいますよね。

 わたしも未だに首に多少の違和感があります。
 何もなかった時のような滑らかな感覚には、なかなか戻らないようです。

 おっしゃる通り、一日一日、のんびり行くのが良いですね。(^_^)
 
Posted by ちよみちよみ at 2011年07月05日 21:26
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