ゲリラ雷雨
2013年07月25日


今日の午後には、凄まじいゲリラ雷雨があった。
バケツをひっくり返した----とは、正にこのことだろう。
北陸や東北地方では、未だに梅雨前線が停滞していて、激しい雨が連日降り続いているそうだ。
そのため川の水が土砂で濁り、浄水が間に合わず、一週間も断水が続いている場所もあるとか・・・。
やはり、今年の異常気象はハンパではない。
この気象状況も関係しているのか、全国的に凶悪、凄惨な事件が立て続けに起きている。
アメリカでは、ある気象条件が人間の神経に変化をもたらし、事件や事故が多発するということが証明されているそうだ。
それに似たことが、今年の日本にも起きているのかもしれない。
で、あまりに世の中がせわしないので、テレビでは世界水泳を観ている。
深夜の放送なので、もちろん録画だが----。
シンクロのソロ、デュエット、チームと観続けているのだが、一頃よりも世界のレベルがものすごく上がっていることに驚いた。
各国の選手の演技に共通するのは、表現力の素晴らしさである。
技術面はまだまだ日本には及ばないものの、感情表現の巧みさでは、明らかに日本選手の上を行っている選手たちばかりだ。
日本は、ウクライナを最大のライバルと呼んでいるようだが、素人目に見ても、明らかにウクライナの選手たちの動作の方が情感豊かで芸術性に富んでいる。
しかも、敏捷性も高いし、美しい。
日本が4位、5位をキープしている方が奇跡のようにさえ思える。
いったい、日本選手たちに何が足りないのだろう?
おそらく、喜怒哀楽を全身で表現するという感性の激しさが足りないのだろう。
いくら頭で理解しようと思っても、こればかりは無理というものだ。
選手たちはかなり懸命に全身で表情を作っているつもりなのだろうが、他の国の選手たちに比べれば、まだまだ無表情に近い。
本を読んだり、映画や舞台劇を観たり、バレエを習ったりするなど、もっと感情面を鍛える必要があるのではないかと思いながら観ている。