自慢こそが自己防衛

自慢こそが自己防衛volunteer




    「わたしは、何でも出来る」

    「あれも、これも持っている」

    「何もかも知っている」

    こんな言動を癖にしている友人が、あなたの周りにも一人や二人いるはずです。

    「ああ~、また、例の自慢話が始まったよ」

    そう周囲がうんざり顔で聞いていることに気付きながらも、どうしてその人は自慢話をやめないのでしょうか?

    それは、その人にとって、自慢話が自己防衛手段の一つだからなのだそうです。

    周りにつけ込むすきを与えてはならない。

    自分を周囲の攻撃対象にはさせない。

    そんな過剰な防衛本能が、こうした自慢をさせることになるのだそうで、そういう人ほど実は自らの弱点を熟知している可能性が大なのです。

    自分の内面の弱さを相手に見せまいとすることで、こうした必要以上の自己主張に走ってしまうことは良くある話で、そのことがさらに敵を作るはめになることに気が付かないのだとか・・・。

    こういう自己防衛本能の強い人は、自分というものに自信がないために物や他人の威光を己の身にまとう形で、安心感を得ようともするのだそうです。

    でも、こういう考え方って、かなり侘しいものですよね。

    要は、寄りかかる物がなければ自立出来ないことを暴露しているようなものですから。

    自慢こそが自己防衛    

<今日のおまけ>

    今日も通院日だった。

    相変わらず、病院内は患者さんであふれている。

    そんな中、一人の高齢女性が付き添いもなく来院してしまい、やや認知症の症状があるらしく、看護師さんが今日は通院日でないことを伝えるのだが、よく理解出来ないらしい。

    女性は、看護師さんに自宅へ連絡するように言われて携帯電話をかけ、ようやく駆け付けた娘さんとともに帰って行った。

    どうやら、女性は某開業医院で処方してもらっている薬が残り少なくなったことに焦り、それをもらおうと、こちらの病院へ来てしまったようだ。

    「どうして、一人で来たりなんかしたの?」

    娘さんは困惑気味に女性を問い詰めていたが、病院へ来るまでの間に交通事故にでも遭わずに良かったなァ・・・と、わたしも人ごとながらホッとした。

    

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