追い込まれて頑張るタイプ

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    あなたは、何事も自発的に行動するタイプですか?

    それとも、誰かに頼まれたり、指示されたりすることでやっと腰を上げるタイプですか?

    わたしは、どちらかといえば後者だと思います。

    自分からやりたいことを見付けだして始めるということが、どうも苦手なようで、いわゆる「追い込まれて頑張るタイプ」のような気がします。

    つまり、自分のためというよりも、誰かのためという大義名分がないと自信を持って行動出来ないというか・・・。

    だから、自ら命題を見付けだして、ガンガン活動するような自主性の塊のような人を見ると、

    「すごいなァ・・・」

    と、感心せずにはいられません。

    人が行動を起こすためには、誰かに頼られているという気持ちが必ず何処かで必要です。

    自分がしたいからやるのだ----と、いう人も、少なからずその行動はいつか誰かを助けるためになるはずだとの思いがあればこそ、始められることなのではないでしょうか。

    また、本当は自分がやりたいことでも、自分がそうすることで誰かの役に立っているという思い込みがある方が、行動を起こしやすいはずなのです。

    そうやって、自分に言い訳をしながら、人は時に大成果を上げたりもするのだと思います。

    自分のためだけに何かをすることには、自ずと限界があります。

    もしも、今、あなたのモチベーションが下がっているのならば、こう考えたらいいでしょう。

    「この仕事は、自分のためだけにしている訳じゃない。誰かの役に立つことだからやらなければならないんだ」

    たとえ、そんな事実はなくても、そう思い込むだけで、俄然、やる気が湧いて来るはずです。

    追い込まれて頑張るタイプ
    

<今日のおまけ>

    近所の70代の女性が、母親にこんなことを言ったそうだ。

    「あたしたちくらいの年齢になると、あの人もこの人も亡くなってしまって、生きている人でも認知症で会話も出来ない。若い時と同じように普通に会話が出来る人を見付けると、本当にほっとするわよね」

    年をとるということは、自分の周りにいる同世代の人たちが、どんどん少なくなるということなのだ。

    「この寂しさや不安は、若い者には絶対判らないわよ」

    その女性は、最近、あまりテレビも観ないという。

    若い頃、毎日のようにブラウン管を飾っていた有名人たちが亡くなるニュースを観たくないからだそうだ。


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