「THE MANZAI2012」を観て

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    日本一の漫才師決定戦「THE MANZAI2012」で1740組の頂点に立った「ハマカーン」の神田伸一郎(35)の姉で、タレントの神田うの(37)が17日、弟の快挙をブログで祝福した。(YAHOO!ニュース)


    

    「THE MANZAI2012」----わたしも観ていたが、正直、抱腹絶倒というほどのお笑いは一つもなかった。

    これが今のお笑い芸人たちの実力なのだろうか?

    優勝した「ハマカーン」も、マイクの位置が悪いのか、時々何を言っているのか言葉が聞き取りにくいところがあり、もう少し視聴者に親切な漫才をやって欲しかったように思う。

    それでも面白かったと思ったのは、忍者になりたいというネタを披露したコンビ(名前忘れた)の漫才だが、決勝戦ではネタがこなれていなかったせいか、ただの二人演劇に終わってしまったのがもったいなかった。

    大人電話相談室をネタにしたコンビ(こちらも名前うろ覚え)は、これまでにも同じ漫才を何度もやっているが、やや内容がくどすぎる。

    相談員がオカマという奇抜なネタを持ち出すよりも、日常にある大人たちの今さら訊けない相談事を題材に漫才を作った方が、より面白いものが出来たのではないかと思った。

    それにしても、神田うのの弟が漫才師になっているという話は聞いたことがあったが、ゴージャスな姉からは想像できないような小市民的風貌の弟だ。

    この優勝により、来年はレギュラー出演番組も持つことが出来るという。

    真のお笑い界でのサバイバル戦はここからが本番ということであろう。

「THE MANZAI2012」を観て

    

<今日のおまけ>

    コンビニ等で売られているクリスマス用のデコレーション・ケーキの値段が、あまりに高騰していることにビックリする。

    十年前なら、この値段でもう一回り大きなサイズの物が買えたはず----と、思う。

    ぶっちゃけケーキなど材料費込みでも半額以下で出来ているものだ。

    客は、正しく空気に金を払っているということになる。

    だから、街の昔気質のケーキ職人さんの中には、今でも良心的な値段でケーキを提供している人が多い。

    有名パティシエが作ろうが、街のパン屋さんが作ろうが、日本人の繊細な技で作られるケーキの味にそう変わりなどないはずである。
    

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この記事へのコメント
今のお笑い芸人は人を笑わすのではなく、自分が笑われることをしている気がして、見ても面白くないですね。ただ、今のお笑いを面白いと思う感性がなくなったのかとふと思うときがあります。
Posted by ヘンリーたまきヘンリーたまき at 2012年12月18日 16:25
ヘンリーたまきさまへ>

 こんばんは。
 芸人なのだから、芸を見せてナンボなんですが、今の若い芸人たちには、その芸がないですね。
 漫才のネタ稽古ばかりしているからではないでしょうか?
 芸人というものは、発声練習から音楽や踊りなど芸事の一通りは基礎が出来ていて当たり前というのがかつての芸道でしたよね。つまり基礎が出来ていないのだと思うのです。
 だから、萩本欽一さんも言っていますが、笑いの間というか、笑いの空気が読めていない。自分たちだけが楽しんでいるように見えるのは、そのせいだと思います。
 笑いに対する感性は、むしろ昔の人たちの方が鋭かったのではないでしょうか?今の若い人たちは、本当に面白かった時代の漫才を知りませんから、あのレベルでも笑えるのでしょうね、きっと。
 
Posted by ちよみちよみ at 2012年12月18日 18:06
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