特攻野郎Aチーム
2013年01月29日

テレビで『特攻野郎Aチーム』の映画版を放送していた。
何を隠そう、わたしはかつてこのテレビドラマにどっぷりはまり込み、学生時代の友人とアメリカ旅行をした際、ハリウッドまで行ってしまったことがある。
ユニバーサルスタジオ内の観光客向けアトラクションでは、このドラマの再現が行なわれていて、登場キャラクターに扮したアトラクション俳優たちが派手なカーアクションを繰り広げていた。
この映画は、登場人物たちの設定は以前のままに、時代背景だけをかつてのベトナム戦争帰還から、イラク戦争帰還と替えてストーリーも現代風に作られていた。
テレビ版の『特攻野郎Aチーム』は、銃撃戦や爆破シーンも多かったが人が死ぬという場面はほとんどなかった。
しかし、この映画版は少しばかりテレビ版よりもリアルかつ過激に作られていた。
テレビ版の時は、吹き替えにより4人の主人公の名前を日本人にも馴染みやすいように、ハンニバル(スミス大佐)、フェイス(ベック中尉)、クレージー・モンキー(マードック大尉)、コング(バラカス軍曹)としていたが、映画版では原作の通りに、ハンニバル、フェイスマン、マードック、バラカスという呼び方で統一されていた。
そんなこともあり、役を演じる俳優たちも代わっていることなどからして、昔の『Aチーム』ファンには、やや違和感を覚えた人も多かったのではないかと思われる。
ハンニバル役の俳優の演技が真面目すぎるきらいがあったし、フェイスもかつてのダーク・ベネディクトに比べてマッチョ過ぎる。かと思えば、バラカス役の俳優が先代に比べてワイルドさが薄かったり、マードック役の俳優もキテレツさがイマイチだった。
やはり、演技派揃いだった初代の『Aチーム』には、とても勝てないと思われた映画版だったが、やはり、あのテーマ曲が始まれば、そこには正しく『特攻野郎Aチーム』の世界感が広がっていた。

やっぱり、ハンニバル役はジョージ・ペパードが最高だなァ!
『特攻野郎Aチーム』好きが高じて、思わずファンレターを出してしまったのだが、「観てくれてありがとう」と、お返事をもらった時のブロマイド写真。
今も部屋の本棚の上に飾ってある。

<今日のおまけ>
60代以上のバナナ世代、40代50代のキウイ世代、10代20代のマンゴー世代と別れてタレントたちがグループになり、お互いの世代についてさまざまなジャンルで語り合うという番組を放送していた。
バナナ世代の女子高生の制服はセーラー服、キウイ世代はブレザーにスカート、マンゴー世代は一見制服のように見える私服にまつ毛バサバサのバッチリ化粧----などなど、世代別の女子高生たちの生活習慣の違いが判り、なかなか面白い企画だった。
中でも世代別で格段の違いがあったのは、文字を書く習慣の有無である。
バナナ世代の友人や恋人同士の主なコミュニケーション手段が文通であるのに対して、マンゴー世代にはほぼ手紙を書くという習慣がない。
文字でのやり取りは、メールやスマホのアプリを使ってすべて済ませてしまうために、一年間に出す手紙としては、唯一年賀状があるだけだそうだ。
これには、バナナ世代は心底呆れていたし、日本語の未来を危惧してもいた。
因みに、わたしは、朝シャン、丸文字に関しては周囲の女子たちがやっていたので知っているが、手作りキルティング・バッグは知らなかった。
何せ、通っていた高校には鉄の校則があったので、首に巻くマフラーやセカンドバッグに関しても形や色までしっかりと決められていたのだ。
「校則は破るためにある」という理屈は公立高校にはある程度通用するだろうが、私立はまったく違う。
一人の生徒が校則違反のバッグを持っていたのを教師に咎められ、「他の高校の生徒はみんな持っているじゃないですか!」と、反論したところ、
「そうですね。では、あなたも他の高校へ行ってからお持ちなさい。この学校が嫌なら、どうぞおやめ下さい。お引き留めは致しません」
と、言われてしまったのは、有名なエピソードである。
60代以上のバナナ世代、40代50代のキウイ世代、10代20代のマンゴー世代と別れてタレントたちがグループになり、お互いの世代についてさまざまなジャンルで語り合うという番組を放送していた。
バナナ世代の女子高生の制服はセーラー服、キウイ世代はブレザーにスカート、マンゴー世代は一見制服のように見える私服にまつ毛バサバサのバッチリ化粧----などなど、世代別の女子高生たちの生活習慣の違いが判り、なかなか面白い企画だった。
中でも世代別で格段の違いがあったのは、文字を書く習慣の有無である。
バナナ世代の友人や恋人同士の主なコミュニケーション手段が文通であるのに対して、マンゴー世代にはほぼ手紙を書くという習慣がない。
文字でのやり取りは、メールやスマホのアプリを使ってすべて済ませてしまうために、一年間に出す手紙としては、唯一年賀状があるだけだそうだ。
これには、バナナ世代は心底呆れていたし、日本語の未来を危惧してもいた。
因みに、わたしは、朝シャン、丸文字に関しては周囲の女子たちがやっていたので知っているが、手作りキルティング・バッグは知らなかった。
何せ、通っていた高校には鉄の校則があったので、首に巻くマフラーやセカンドバッグに関しても形や色までしっかりと決められていたのだ。
「校則は破るためにある」という理屈は公立高校にはある程度通用するだろうが、私立はまったく違う。
一人の生徒が校則違反のバッグを持っていたのを教師に咎められ、「他の高校の生徒はみんな持っているじゃないですか!」と、反論したところ、
「そうですね。では、あなたも他の高校へ行ってからお持ちなさい。この学校が嫌なら、どうぞおやめ下さい。お引き留めは致しません」
と、言われてしまったのは、有名なエピソードである。
Posted by ちよみ at 17:37│Comments(2)
│ちょっと、一息 38
この記事へのコメント
わー「Aチーム」!
懐かしいですねぇ。
私は当時小学生くらいの時でしたか、
深夜に父親が何気なく見ていたのを横で眺めていたのですが、
知らず知らずのうちにのめり込んで見るようになりました。
子供心にあの4人組(時には5人組)が悪者を実に格好良く出し抜く様が、
もうたまらなく痺れましたね。
あの頃はアニメでルパン三世を見ていたせいもあったのかな…
そんなこともあって、久々にリブートして蘇ったこの映画も映画館へ見に行ったんです。
もちろんオリジナルとは違うキャストなのでそれなりに違和感を覚えないかと言えば嘘になりますが、
それはそれ、アクション映画としては本当に楽しむことが出来ました。
そしてあのテーマ曲、あれが流れるとそんな違和感も許せてしまうという…
何とも情けないですが(笑)
ちなみに先日テレビで放送された時もつい最後まで見てしまっていたのですが、
実はカットされている部分がありました。
もし機会がありましたらDVD等で是非ご覧になって下さい。
ファンには嬉しいサプライズがありましたので^^
懐かしいですねぇ。
私は当時小学生くらいの時でしたか、
深夜に父親が何気なく見ていたのを横で眺めていたのですが、
知らず知らずのうちにのめり込んで見るようになりました。
子供心にあの4人組(時には5人組)が悪者を実に格好良く出し抜く様が、
もうたまらなく痺れましたね。
あの頃はアニメでルパン三世を見ていたせいもあったのかな…
そんなこともあって、久々にリブートして蘇ったこの映画も映画館へ見に行ったんです。
もちろんオリジナルとは違うキャストなのでそれなりに違和感を覚えないかと言えば嘘になりますが、
それはそれ、アクション映画としては本当に楽しむことが出来ました。
そしてあのテーマ曲、あれが流れるとそんな違和感も許せてしまうという…
何とも情けないですが(笑)
ちなみに先日テレビで放送された時もつい最後まで見てしまっていたのですが、
実はカットされている部分がありました。
もし機会がありましたらDVD等で是非ご覧になって下さい。
ファンには嬉しいサプライズがありましたので^^
Posted by いぬお
at 2013年01月31日 01:18

いぬおさまへ>
こんにちは。
いぬおさんも『特攻野郎Aチーム』にはまったクチなんですね。
面白かったですよね~。わたしも、毎回ワクワクしながら観ていました。都合で観ることが出来なかった回は、友人にビデオ録画を頼んだこともありましたよ。
そうそう、チームが五人になった時もありましたよね。聞くところでは、初期の頃は女性メンバーがいたそうですし、ヒスパニック系の男性がメンバーに加わっていたのも思い出しました。バラカス軍曹役のミスター・Tが、大の銀行嫌いで、財産を銀行に預けずにすべて金に替えて首からぶら下げているんだ---なんて、エピソードもあるなど、俳優たちもそれぞれ実に個性的でした。
今回の映画版は、先代たちのイメージが強すぎて、どうしてもそれをベースに観てしまうので、初めのうちは違和感が拭えずに困りましたが、ストーリーが進むにつれて、次第に「これも、アリだな・・・」と、思えて来ました。何せ、あの一度聴いたら忘れられない強烈印象のテーマ曲には、細かいことなど一気にチャラにしてくれるほどのインパクトがありますから。^^
そうなんですか。
テレビで放送した映画版は、カットされている部分があったんですね。どんなサプライズがあったのか気になりますね~。
チャンスがありましたら、ぜひDVDで確かめてみたいと思います。♫
こんにちは。
いぬおさんも『特攻野郎Aチーム』にはまったクチなんですね。
面白かったですよね~。わたしも、毎回ワクワクしながら観ていました。都合で観ることが出来なかった回は、友人にビデオ録画を頼んだこともありましたよ。
そうそう、チームが五人になった時もありましたよね。聞くところでは、初期の頃は女性メンバーがいたそうですし、ヒスパニック系の男性がメンバーに加わっていたのも思い出しました。バラカス軍曹役のミスター・Tが、大の銀行嫌いで、財産を銀行に預けずにすべて金に替えて首からぶら下げているんだ---なんて、エピソードもあるなど、俳優たちもそれぞれ実に個性的でした。
今回の映画版は、先代たちのイメージが強すぎて、どうしてもそれをベースに観てしまうので、初めのうちは違和感が拭えずに困りましたが、ストーリーが進むにつれて、次第に「これも、アリだな・・・」と、思えて来ました。何せ、あの一度聴いたら忘れられない強烈印象のテーマ曲には、細かいことなど一気にチャラにしてくれるほどのインパクトがありますから。^^
そうなんですか。
テレビで放送した映画版は、カットされている部分があったんですね。どんなサプライズがあったのか気になりますね~。
チャンスがありましたら、ぜひDVDで確かめてみたいと思います。♫
Posted by ちよみ
at 2013年01月31日 12:48

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