ああ、勘違い!・・・・・147

~ 今 日 の 雑 感 ~


ああ、勘違い!(>_<)


    世の中には、「どうしてこんなことを!?」と、いうように、他人が仰天するような勘違いをしている人が、たま~にいるものですね。

    ああ、勘違い!・・・・・147たとえば、わたしの住む地域の自治会の責任者を、組長と呼ぶのですが、その組長は、一応住民の投票で選ばれます。

    ほとんどが、長年この土地に住んでいる年配者の中から選ばれるのが常ですが、それでも、中には、選ばれるまでに何年もかかってしまう人もいるのです。

    そうなると、候補者であるご主人よりも、やきもきしてしまうのが妻の方で、うちの主人は、このまま、組長を経験しないで終わってしまうのだろうかと、心配でならないのです。

    ところが、そんな時、ご主人がようやく組長に選ばれたという女性がいました。しかし、いざ、選ばれてしまうと、今度は、組内の様々な行事や書類の作成、会計などなど、仕事が目白押しで、他の役員たちの協力があるとはいえ、ご主人の能力では、何とも心もとないと、思った女性は、いつしか、相談役や、役員の人たちがその組長宅へ集まると、必ず、ご主人のそばに座って、話を聞くようになっていたというのです。

    これには、役員たちも、呆れかえり、

    「奥さん、ここは、一応、組の役員会議の場なんだから、関係ない人は遠慮してもらいたいんですけれどね」

    と、言いましたが、その女性は、言われている意味がよく判らなかったものか、

    「だって、あたしは、組長の妻なんですよ。一緒に話を聞いてもいいじゃないですか」

    と、ひどく不思議そうに言ったのだそうです。

    そして、この女性は、ついに極めつけの「勘違い」をしでかしてしまったのです。正式な組の会合が公会堂であった時、ご主人がちょうど病気で欠席しなければならなくなったにもかかわらず、副組長へ委任をすることなく、この女性が組長代理だといって、出席してしまったのです。

    会合に出ていた組員たちは、皆、びっくりしました。組長が欠席の場合のために、副組長がいるのです。どうして、まったく関係のない組長の妻が、会議を仕切らねばならないのでしょうか。

    これには、流石に、役員たちも厳しく言って聞かさねばならないと腹を決め、

    「奥さん、組長さんの代理は、副組長さんがやりますから、席から下がってもらえませんかね」

    と、説得したところ、やっと、女性は、自分が場違いのことをしているのだという現実を察し、思わず赤面して、そこから逃げ出したのだといいます。

    南米の何処かの国では、夫が大統領になった途端、次の大統領には自分がなれるものと信じて、議員の資格もないのに、いきなり選挙に打って出ようとした夫人もいたと聞きます。

    女性の中には、自分の夫が役職に就くと、自分も同じくその職に就いたように勘違いをしてしまう者がいるのです。

    確かに、奥さんの内助の功でご主人は出世出来たのかもしれませんが、夫と妻は、まったく別の人間なのだということを、しっかりと、肝に銘じてほしいものだと、思いました。icon09icon08

<今日のおまけ>

    この前、「Dr.HOUSE」というドラマは、そのセリフも楽しいということをブログに書いたが、耳をそばだてていないと判らないほど、軽妙な早口トークがさく裂する場面がよく出て来る。

    たとえば、こんな風に-------。

    キャメロン医師(女性)  「------と、わたしは思います。そう
                    いう方針で治療をしてみたらどう
                    でしょう?」

    ハウス医師        「そうだな、それで行ってみよう」

    チェイス医師(男性)   「どうして、キャメロンの意見を採
                    用するんですか?」

    ハウス医師        「それは、きみより可愛いからさ。
                    -----僅差だけれどな」


    

    ウィルソン医師      「-----で、どうやって、部下の一人
                    をやめさせるつもりだ?」

    ハウス医師        「まだ判らん。キャメロンの尻でも
                    触って、セクハラで訴えさせる
                    か」

    ウィルソン医師      「チェイスの場合ならば、どうする
                    んだ?」

    ハウス医師         「こっちも、尻を触るか」


     
    こんな具合に、会話はポンポン進む。乗りも軽くて、面倒くさいことや、面白くないことがあった時は、本当に癒されるドラマだ。それにつけても、ハウス医師と、ウイルソン医師の付かず離れずの関係が、気に入っている。icon06


    時に、民主党大勝ですね。何でもいいから、とにかく世の中の景気が良くなってくれるといいんだけれどね。

    嘘でもいいから、利息を上げるとか、言ってくれないかなァ。お金は、あとからいくらでも入って来ると思えば、みんな買物だって積極的にしますよ。かつての世界恐慌の時、政府は、裏側を刷っていない札を銀行のカウンターの上に積み上げて、取り付け騒ぎを回避したことがあったでしょう。

    あんな子供だましでも、人間心理は操作出来るんですから、民主党さん、これから腕の見せ所ですよ
。 icon21        

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この記事へのコメント
なるほどー そういう仕組みなんだね。
いまだに町内会のことがよくわからずにいます。まだ大役を仰せ付かるほどの年齢でもなくまだまだ先のことだと思いますが
主は主で妻は別物なんだ
(世間知らずですが、考えたこともなかった)多分その奥さんは私のような世間知らずなんだとおもいます。

家は今は配り物と集金程度の班長さんなので不在がちな主人の代わりを私がやってしまっていますが・・・。
これはOK? 
Posted by り・まんぼーり・まんぼー at 2009年08月31日 17:40
り・まんぼーさまへ>

 たかが町内会といっても、こういうところは意外にきっちりしているんですよね。これは、わたしが住む地域のことですが、もしも、組長が都合で会議や出張に行かれなくなった時は、委任状というものを書いてその代理の役員に仕事を委託するという手続きを踏まなくてはならない仕組みになっているんです。
 おそらくは、他の地域の自治会も同じような手続きを執るのではないかと思います。でも、そのことを知らない奥さんや息子さんが、夫や父親の代わりだと、出席してしまうことがあるんですよね。
 交通安全協会で小学生などの通学時の見守り活動でも、協会に属している免許保有者が、その任を受けることはありますが、その人が活動が出来ないからといって、免許を持っていない家族が代わりに出るというのは、やはりおかしなことなのだといいます。(あまり四角四面に言われることはないそうですが)
 
 ただ、班長さんのような持ち回りの役が回ってきた場合は、ご主人以外の家族が代わりに集金や配り物をしても、それは何の支障もないそうです。わたしも、今、父の代わりにお知らせの配り物をしたり、組費や区費を集金しています。リ・まんぼーさんのところは、班長さんと呼ぶんですね。わたしのところは、伍長(ごちょう)と呼びます。軍隊みたいですね。(^u^)
Posted by ちよみちよみ at 2009年08月31日 18:17
ちよみさん こんばんは~
内助の功は大きいものですが ご主人が
偉くなればなるほど そのご夫人は
謙虚で 控えめでありながら やさしい心で 
接してくださると ますますそのご一家のすばらしさが 引き立ちますよね♪
ご主人以上に 大きな心の持ち主であられると
きっとご主人をさらに
惹き立てられることでしょうね
(最も独身の私が言えた義理ではありませんが・・・すいません)
Posted by 福寿荘 女将福寿荘 女将 at 2009年08月31日 20:25
福寿荘 女将さまへ>

 本当にそうですよね。
 ご主人が偉くなればなるほど、腰を低くされる奥様は、素敵だと思います。
 今度のような選挙の時も、有権者は、候補者であるご主人よりも、夫人の方に注目しているということがよくあります。「〇〇さんはいいんだけれど、奥さんがつんけんしていて面白くないね」なんて会話も聞きますよね。
 目立ち過ぎず、派手すぎず、しかし、しっかりとした自分の意志は持ち、いざという時は、ご主人の良き相談相手にもなれる---。そんな女性は、素敵ですよね。
 わたしも、福寿荘さんと同じく独身ですが、そんな品格のある女性に格好良さを感じます。
 次の総理となる鳩山夫人は、元タカラジェンヌだそうですが、あの明るさが空回りしなければいいがと、思います。
Posted by ちよみちよみ at 2009年08月31日 20:48
おはようございます。
主人も一昨年組長を経験しました。
こちらではあまり積極的にやりたがる人はいなくて、持ち回りになっています。
毎日早朝から色んな用事で人が来たり、配り物や行事の手伝いで
“組長の妻”も結構大変でしたが、引っ越してきて間もなかったので、組の人の顔が覚えられ、こちらのことも覚えてもらえて良い経験でした。
ちなみにうちの方も「伍長」と呼びますよ。
Posted by うっちー at 2009年09月01日 06:31
うっちーさまへ>

 うっちーさん、既に「組長の妻」を経験されたんですね。「組長」「伍長」と呼ぶ言い方も、我が家の方と同じなんですね。
 うっちーさんのお宅の方は、「組長」は持ち回りになっているんですか。となると、また、何年かしたら回って来るかもしれないんですね。(表向きは、選挙をしたという形をとっているのかもしれませんね)
 うちの方も、人数の少ない「組」は、持ち回りのところがあります。それこそ、五、六年に一度は回って来ると、「組員」の人たちはボヤイテいます。仕事はたくさんありますから、うっちーさんも、まだ慣れない土地で、よく頑張られましたね。
 こういう時の奥さんは、正に縁の下の力持ちにならないといけませんから、大変ですね。
 我が家の方の「組長」選びは、かなりシビアです。「組長」になれるかなれないかで、その人のステータスにも影響してくるという風潮がありますから、仕事の出来る出来ないは関係なく、とにかく一度はなっておかなくては---と、考える人が多いんです。
 
Posted by ちよみちよみ at 2009年09月01日 11:40
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