認知症を早めにチェック・・・・・337
2010年01月16日
~ 今 日 の 雑 感 ~
認知症を早めにチェック
認知症の多くは、残念ながら根治は困難だということですが、家族などが早くからその兆候に気付くことが出来れば、最近は、治療により病気の進行を遅らせることも可能になって来たといいます。
特に、これまでは「打つ手」がないといわれていたアルツハイマー型の認知症に関しては、病気の進行を遅らせる薬も開発されていて、そのためにも早期発見が、重要視されて来ているというのです。
しかし、物忘れがひどくなっても、「年のせい」とか、「疲れているのでは----?」などという自己判断で、病院を訪れる機会を逸し、症状がかなり進んだ状態で、受診する患者が多いということです。
また、自分が認知症だと診断されることを恐れ、恥ずかしいという気持ちから、受診を拒むケースも多いと聞きます。
わたしの知り合いの高齢の女性は、福祉施設でヘルパーをしていたことから、自分は常に介護する側にいたために、自身の認知症に全く気付かず、施設で同じ仕事をしていた同僚ヘルパーが、上司に報告したためにそのことが判ったということがありました。
しかし、それでも、女性は、自分がどうして解雇されねばならないのか納得が出来なかったのか、その後も、働かせて欲しいと、施設側へ頼み込むので、困った施設側は彼女の娘さんを呼び、精神科への受診を勧めたのです。
それでも、そんなものを受診する必要はないと、女性が拒むため、しばらくは、そのままにしておいたのですが、ある日、ついに、女性が自宅から何キロも離れた、隣町で保護されたのでした。
自分が何処へ行こうとしているのか判らなくなってしまったようで、道路をフラフラ歩いているのを女性の家の近所にあるタクシー会社の運転手がタクシーの乗務中に発見し、声をかけたところ、
「家から出て、駅へ行こうと思ったんだけれど、気が付いたらこんなところにいたの。ここ何処なのかしら?」
女性の返事に、タクシー運転手は、これはただ事ではないと思い、彼女をタクシーに乗せて自宅まで送り届けてくれたのだそうです。
そのことをきっかけに、女性は、精神科を受診したのですが、既に発症から三年近くも経っているということで、症状の進み具合が早く、今では、自身が介護施設に患者として入所しているということでした。
おそらく、アルツハイマー型の認知症だったのではないかと、娘さんは話していました。
そんな認知症を早めに発見するためのチェックリストが、信濃毎日新聞に掲載されていました。
1) 曜日や月が判るか?
2) 前と同じように道が判るか?
3) 住所・電話番号を覚えているか?
4) 物がいつもしまわれている場所を覚えているか?
5) 物がいつもの場所にない時、見つけることが出来
るか?
6) 洗濯機やテレビのリモコンなどを使いこなせる
か?
7) 自分で状況にあった着衣や更衣ができるか?
8) 買い物でお金を払えるか?
9) 身体の具合が悪くなった訳ではないのに、行動
が不活発になったか?
10) 本の内容やテレビの筋が判るか?
11) 手紙を書いているか?
12) 数日前の会話を、自分から思いだすことが出来る
か?
13) 数日前の会話の内容を思いださせようとしても難
しいか?
14) 会話の途中で言いたいことを忘れることがある
か?
15) 会話の途中で適切な単語が出てこないことが
あるか?
16) よく知っている人の顔が判るか?
17) よく知っている人の名前を覚えているか?
18) その人たちが何処に住んでいるか、仕事などが判
るか?
19) 最近のことを忘れっぽくなったか?
上記の項目を「変わらない」を『2点』とし、「多少悪くなった」を『1点』とし、「とても悪くなった」を『0点』として計算し、総合得点が『24点』以下の場合、認知症の疑いがあるということです。
あなたの点数は、如何でしたか?
<今日のおまけ>
携帯電話の使用が、子供たちの脳腫瘍を誘発する危険性があるかもしれないということで、調査が始まっているらしい。
この問題は、今更取り上げられるということもおかしな話だが、一部の専門家の間では何年も前から指摘されて来ていたことでもある。特に、携帯電話の電波中継局や高圧線がある近くの子供たちに、白血病が多いという事例もアメリカなどでは常識だという。
これは、携帯電話の電波が、子供の薄い頭蓋骨を通り抜け脳に影響を及ぼす確率が高いということでもあるらしい。
わたしは、以前から、子供に携帯を与えることにはあまり賛成できない方だったが、こういうことを聞くと、なおのこと、子供に携帯は必要ないと思えてくるのである。
ところで、話は変わりますが、それにしても、どうしてこれほどまでに俗に言う「食べ物ブログ」は、人気があるのでしょうね。これを書けば、アクセス数が上がると思うのか、これまで、人生論などを書いていたあるブロガーが、最近は、やたらに食べ物を載せるようになりました。
わたしも、いつか、やってみようかなァ。
そんなところで、質問です。上の写真の中に、青黒いガラスのビー玉は、いくつあったでしょうか?
覚えていますか?
携帯電話の使用が、子供たちの脳腫瘍を誘発する危険性があるかもしれないということで、調査が始まっているらしい。
この問題は、今更取り上げられるということもおかしな話だが、一部の専門家の間では何年も前から指摘されて来ていたことでもある。特に、携帯電話の電波中継局や高圧線がある近くの子供たちに、白血病が多いという事例もアメリカなどでは常識だという。
これは、携帯電話の電波が、子供の薄い頭蓋骨を通り抜け脳に影響を及ぼす確率が高いということでもあるらしい。
わたしは、以前から、子供に携帯を与えることにはあまり賛成できない方だったが、こういうことを聞くと、なおのこと、子供に携帯は必要ないと思えてくるのである。

ところで、話は変わりますが、それにしても、どうしてこれほどまでに俗に言う「食べ物ブログ」は、人気があるのでしょうね。これを書けば、アクセス数が上がると思うのか、これまで、人生論などを書いていたあるブロガーが、最近は、やたらに食べ物を載せるようになりました。
わたしも、いつか、やってみようかなァ。

そんなところで、質問です。上の写真の中に、青黒いガラスのビー玉は、いくつあったでしょうか?
覚えていますか?

タグ :携帯電話の危険性
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Posted by ちよみ at 12:53│Comments(2)
│ちょっと、一服・・・・・ 17
この記事へのコメント
父の老人ボケがきになっています。
「このみかん誰からのいただき物?」と聞いても
「忘れた」というのです。
政治や一般的な話は普通に会話として成り立ちますが、昨日のことや数日前のことを思い出せないのか思い出すのが面倒なのか・・・という部分はあります。上のチェックリストはギリギリ大丈夫かもしれませんが。。。。
医者嫌いなうえにプライドが邪魔をして「医者に行ってくれ」とたのんでも、コレは認知症でなくて「老人ボケだから大丈夫だ」と言い張ります。
困ったものです。写真のビー玉の数わかりませんでした。
話はかわりますが、昨日夜九時から嵐の桜井くんが主演の実話を元に作成されたドラマで15年前の阪神淡路大震災を背景に、神戸新聞社のカメラマン&記者として苦難を乗り越えて新聞を発行するというドラマをみました。。。。
新聞社の仕事って激務ですね。
「このみかん誰からのいただき物?」と聞いても
「忘れた」というのです。
政治や一般的な話は普通に会話として成り立ちますが、昨日のことや数日前のことを思い出せないのか思い出すのが面倒なのか・・・という部分はあります。上のチェックリストはギリギリ大丈夫かもしれませんが。。。。
医者嫌いなうえにプライドが邪魔をして「医者に行ってくれ」とたのんでも、コレは認知症でなくて「老人ボケだから大丈夫だ」と言い張ります。
困ったものです。写真のビー玉の数わかりませんでした。
話はかわりますが、昨日夜九時から嵐の桜井くんが主演の実話を元に作成されたドラマで15年前の阪神淡路大震災を背景に、神戸新聞社のカメラマン&記者として苦難を乗り越えて新聞を発行するというドラマをみました。。。。
新聞社の仕事って激務ですね。
Posted by り・まんぼー
at 2010年01月17日 17:07

り・まんぼーさまへ>
そこなんですよね。
認知症の始まりなのか、単にとぼけているのか、それとも、思い出すのが面倒くさいだけなのか、その辺が、もう一つよく判らないんですよね。
わたしも、時々、俳優の名前が出てこないようなことがありますが、高齢になると、こういうことが頻繁に起きるらしいのです。そうなると、「あ~面倒だ」と、いうことで、思い出すことを諦めてしまう。しかし、これが、脳の老化を進めることにもなると、聞いたことがあります。そして、次第にテレビドラマの筋を読みとることも面倒になる。コマーシャルの前の内容を覚えていないと、なって来ると、かなり進行しているということなのだそうです。
お父様さまの場合は、単に面倒くささが先に立つのではないでしょうか?でも、脳の老化を予防するためにも、思い出そうと努力することも必要だそうです。
一度、心療内科の先生にお話を聞いて頂くだけでも安心出来ると思うのですが・・・。
わたしは、まだ、そのドラマを観ていないのですが、一応ビデオには撮りました。
新聞社のドラマなんですよね。
新聞記者が主人公のドラマは、とかく、ものすごく騒々しい社内風景が描かれますが、わたしが働いていた職場は、ぜんぜんそんなことはありませんでした。皆、ただ黙々と記事を書き、それよりも、ほとんど記者は社内にはいません。みんな、何処で何をしているのだろうと思うくらい、記者同士が顔を合わせることがないのです。
まあ、現実は、そんなものなんですけれどね。(笑)
そこなんですよね。
認知症の始まりなのか、単にとぼけているのか、それとも、思い出すのが面倒くさいだけなのか、その辺が、もう一つよく判らないんですよね。
わたしも、時々、俳優の名前が出てこないようなことがありますが、高齢になると、こういうことが頻繁に起きるらしいのです。そうなると、「あ~面倒だ」と、いうことで、思い出すことを諦めてしまう。しかし、これが、脳の老化を進めることにもなると、聞いたことがあります。そして、次第にテレビドラマの筋を読みとることも面倒になる。コマーシャルの前の内容を覚えていないと、なって来ると、かなり進行しているということなのだそうです。
お父様さまの場合は、単に面倒くささが先に立つのではないでしょうか?でも、脳の老化を予防するためにも、思い出そうと努力することも必要だそうです。
一度、心療内科の先生にお話を聞いて頂くだけでも安心出来ると思うのですが・・・。
わたしは、まだ、そのドラマを観ていないのですが、一応ビデオには撮りました。
新聞社のドラマなんですよね。
新聞記者が主人公のドラマは、とかく、ものすごく騒々しい社内風景が描かれますが、わたしが働いていた職場は、ぜんぜんそんなことはありませんでした。皆、ただ黙々と記事を書き、それよりも、ほとんど記者は社内にはいません。みんな、何処で何をしているのだろうと思うくらい、記者同士が顔を合わせることがないのです。
まあ、現実は、そんなものなんですけれどね。(笑)
Posted by ちよみ
at 2010年01月17日 18:13

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