上司があなたを叱ったら・・・・・540

~ 今 日 の 雑 感 ~


上司があなたを叱ったら・・・



    「きみ、何度言ったら判るんだね!?また、ここ、間違っているぞ」

    課長のアドバイスをもらい、あなたが徹夜で仕上げた企画書を、その課長が突き返して来たとします。

    こんな時、あなたならどのように反応するでしょうか?


    
    1) 「あれ?だって、課長から言われた通りに書き直したんですよ。ぼくのせいじゃないですよ」

    2) 「すみません。もう一度書き直します。ぼくのミスでした」

    3) 「はい・・・・。判りました。書き直しておきます」


    まず、1)を選んだ人は、『外罰型』といわれる性格です。間違いや失敗は、すべて相手の責任だと思い、自分は完ぺきなのだから非は自分には絶対にないと、思い込むタイプです。

    こういうタイプの人は、徹底的に自分をガードするため、たとえ上司にでも責任を転嫁してしまいます。子供の頃から、いつも自分は正しいと思い込まされる教育を受けてきているので、一見優等生タイプの上品さを持ち合わせてはいますが、周囲との協調性のない鼻持ちならない人間という評判が立つような場合があります。

    こういうタイプの人のエピソードで、面白い物がありました。

    ある女性が大卒の新入社員として入社してきました。

    なかなかの美人ですし、英語も堪能と来て、社内での評判も上々でしたので、ある時上司から重要なプロジェクトのアシスタントを任されました。

    ところが、それからしばらくして彼女はいきなり休暇届を提出したのです。驚いた上司が、この大事な時期にそんなものは認められないと拒否したところ、その女性社員は、何とも不思議そうに、「だって、家族旅行があるんですよ」と、屈託のない顔で答えたのだそうです。

    上司はあきれ顔で、「何を考えているんだ?きみはこの会社の従業員なんだから、家族旅行など断わるのが当然だろう」と、言うと、女性は、「そんなことは出来ません。会社の仕事よりも家族の方が大切だと思うのは当然じゃないですか。会社は赤の他人が経営しているものですが、家族は他人じゃないですよ」と、平然と答えたのだそうです。

    正に、『外罰型』の究極の考え方だといえますね。

    次に、2)ですが、これは、その反対で『内罰型』といわれるものです。すべての責任は自分にあると考え、失敗の理由も考慮せずに、とにかく謝っておけばいいと、安易に反応してしまうのです。

    そのために、常に気持ちの中にはフラストレーションが溜まりにたまっていて、何事においても消極的で悩み多い人生を送るはめになるのです。

    そして、3)ですが、これこそ現代の若者に多い『無罰型』反応です。上司があなたを叱ったら・・・・・540

    無責任タイプの典型で、仕事など正直どうでもいいと考えている人物です。出世しようなどという欲もなければ周りとの軋轢をも最も嫌いますから、面倒なことに巻き込まれたくないという逃げ腰人間なのです。

    ですから、周囲の人たちの評価も低く、大切な話の仲間には加わらせてもらえないこともあるのです。しかし、本人はむしろそれを望んでいて、会社は単なる金もうけの場所と、割り切っている人が多いのもこういうタイプの特徴です。

    どうですか?

    あなたは、どのタイプの人間でしょうか? 

<今日のおまけ>

    これは、わたしの癖なのだが、男性に会うと真っ先にその人の指を見てしまう。

    指の形は人さまざまだが、その人の性格を知る上で重要なパーツだと思うのである。しかし、男性と決めているのは女性の指にはあまり興味がないことと、また、最近はネイルアートなどに気を使う女性が増えていて、その人の素顔を読みにくくなっているからなのである。

    

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