その手には乗らない!・・・・・558

~ 今 日 の 雑 感 ~


その手には乗らない!



    人は、言いづらいことを言ったり、相手を直接責めるには抵抗がある場合、「類似シナリオ効果」という手法を使うことがある。

    これは、相手に言いたいことと同じ事柄を別のシチュエーションを用意して説明するという方法である。

    たとえば、このように----。

    遅刻ばかりする社員に釘をさしたいのだが、面と向かって「きみ、遅刻はやめてくれないか」と、言うのでは相手との仲が険悪になると思った時など、「実は、別の課の奴なんだが、毎日毎日遅刻ばかりして来て、みんなに迷惑をかけているそうなんだ。この課には、そういう奴はいるのかな?」と、あえて別の人間を攻撃することで遠回しにその人物に注意を与えるのである。

    こういう方法は、女性がよく使う手でもあり、自分がご主人に何処かへ連れて行ってもらいたい時など、わざと、

    「〇〇さんところの奥さん、今度ご主人と海外旅行へ行くみたいよ。一年に一度ぐらいは外国へ行くのは今時は常識だって言っているわ」

    こんな具合に使い、「だから、うちも行きましょうよ」と、暗にほのめかすのである。

    しかし、そんなご主人と海外旅行をする奥さんの話は、まったくのでっち上げという場合もあり、大概においてそのシチュエーションは架空であることが多いのだ。

    そんな「類似シナリオ効果」だが、それも、相手がそのほのめかしに気付いてこそ効力を発揮する。

    上記の例でも、遅刻をしている社員が自分のことを言われているのだという自覚があってこそ、「痛いところを突かれた」と、反省するのである。

    ところが、それは自分のことではないと思い込んでいる場合などは、どれほど遠回しに皮肉ったところで、相手は痛くも痒くもない。また、相手の言わんとしていることを理解していたとしても、無理やり関係なさを装うというつわものもいるのである。

    そして、この「類似シナリオ効果」だが、あまり頻繁に持ち出すと、相手に手の内を知られてしまい、「また、ありもしないでっち上げ話を・・・・」と、逆に顰蹙を買う事態にもなり兼ねない。

    とかく、ささいな問題で他人の上げ足を取ろうとする者に、この「類似シナリオ効果」を多用する輩がいるのだが、わたしなどは、相手の言わんとしていることが嫌というほど判っているものの、あえてその部分に触れないように話をすることがあるのだ。

    ブログをやっていても、そういうコメントを書き込まれることはよくある。

    どうして、そんなどうでもいいことに固執していちいち文句を付けて来るのか、本当に理解に苦しむブロガーや読者もいるのだが、そうやって相手の上げ足を取れば、一瞬、勝ち誇ったような気分になるのだろう。

    実に、了見の狭い人間たちである。

    申し訳ないが、この「類似シナリオ効果」は、わたしにはほとんど通用しないので、そのつもりでいて欲しいものである。

その手には乗らない!・・・・・558

<今日のおまけ>

    何でもかんでも「言質(げんち)」を取ろうとするバカな奴がいる。

    「わたし、今度の大河ドラマはたぶん観ないわ」と言ったとすれば、「ほんと?判った。絶対観ないわね?」と、何度も念を押すのである。それをしたから何だというのだが、念を押して、相手の気持ちを押し詰めてしまわなければ気が済まないという、一種の偏執体質なのである。

    実は、わたしの従姉がまさにこれで、この性格の悪さが原因で一人も友人と呼べる者がいないのである。

    とにかく、底意地の悪いこと甚だしい。

    だから、わたしは、彼女とは五分と長話をしないようにしているのだ。face10

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