自分を否定しない生き方

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    心理学者の中にも、「ポジティブ思考は成功への近道」と考える人は多いようだ。

    今日の新聞の投書欄に、うつ病を患う男性が手記を寄せていた。

    そこには、「自分の長所を徹底的にほめる言葉をノートに書くことで、前向きになり、やる気が出て来て、ひどいうつから脱出することが出来た」と、書かれてた。

    この男性は他にも、「何事も良い方へ受け止めて喜ぶ練習をした」そうである。

    自分にとってどんなに否定的なことでも、プラスの方向へ考えることで、苦しみが楽しみに変わって来るのだそうだ。

    こうすることで、「ピンチこそチャンス」と思えるようになったそうである。

    また、「他人と自分を比べないということも気持ちを前向きにするためには大切なことだ」と書いている。

    「自分は自分と割り切って生きた方が、ずっと楽しい」とも記している。

    自分の欠点や短所ばかりを気にするのではなく、自分にだってこんないいところがあるということを見詰めて生きるということは、落ち込んでいる時などは難しいことかもしれないが、極端な話、命があるということだけでも、それは大いなる長所であるはずだ。

    人とかかわるということは、どうしても自分と他人を比べることにイコールとなる。

    となれば、必然的に焦りも生まれるし、自己嫌悪にも陥りやすくなる。

    では、人とかかわり合いながらも、自分だけは別物と考えるにはどうしたらいいのか?

    それは、おそらく「こんな病気になってしまったからダメだ・・・」ではなく、「普通の人がかかることが出来ないような病気にかかることが出来たのだから、その経験は伊達じゃない。人として他の人よりも厚みのある人間になれた」と、思えるようになるということであろう。

    この男性は、正にそうした心の高みを会得したのだと思う。

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<今日のおまけ>

    あまり良いお天気だったので、ちょっと距離を長めにウォーキングしたら、背骨が悲鳴をあげそうになった。

    やはり、無理はいけませんね。face07

   
    ま、それはそれとして、今日の民主造反が57人というのはマスコミの読みがほぼ正確だったということだな。

    輿石幹事長は党を割ることを最も懸念しているのだから、この造反組の処分をどうするのかが大問題だろう。

    小沢さんとともに離党して新党を結成するのか?(昔、羽田さんたちと創った新生党の党名にあやかるのでは?との憶測もあるようだが・・・)

    それとも、処分は甘いものとの算段から反対票を投じた議員も多いようなので、この選択が吉と出るか凶と出るか?

    しばらく民主議員たちの眠れぬ夜が続きそうだ。

    結局、国民の意思とは真逆の結果になったのだから、これで次の選挙はかなり厳しいものになると覚悟した方がいいだろうな。

   

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