びっくり!!
2014年11月11日

親戚の家へ行く途中の坂道には、午後三時を過ぎると何匹ものサルが出没するという。
このサルたちは、いわゆる地獄谷野猿公苑のサルとはまったく別の群れを構成しているサルたちなのだそうで、近所にある廃業した某ホテルの中に住みついて、既に世代交代までしているのだという。
午前中はホテル内から近くの山へ餌をとりに出かけているのだが、午後になると山から帰って来る途中のこの坂道付近に出没し、通行人の荷物などを狙うのだという。
そんなわけで、わたしも親戚の家を訪ねた時、帰り際にお土産を渡され、
「袋の中身が見えてしまうと、サルに襲われる危険があるので、中が見えない袋へ入れておくね」
と、言われた。
まあ、それも単に万が一の場合の用心のためだという程度の認識で、実際にはそんなこともないだろうと内心高をくくっていたのだが、帰路につきその坂道に差しかかった時である。
右手の崖の上の木々がザワザワと動いたように思った途端、いきなり目の前に茶色の毛むくじゃらの大きな動物が飛び降りて来た。
かなり立派な体格の大人のサルだった。
腰が抜けるかと思うほどに驚いた。
ちょうど前方から歩いて来ていた下校途中の小学生たちも、「わっ!!」と、声を出して仰天。
「サルだ!!」
思わず後ずさりした。
まさか、これほど間近で野生のサルに遭遇するとは、親戚の忠告が現実となった。
サルは、坂道を我が物顔で悠然と歩きまわる。無用な危険を犯してまでサルのそばを通ろうという勇気もないので、少し遠回りにはなるが、そこは躊躇なく他の道を帰ることにした。
今年は、山の木の実が少ないらしく、サルやクマが里へ下り、人々の生活に被害を与える事例が絶えない。
殊に、登下校中の子供たちに危害が及ばないことを祈るばかりである。

Posted by ちよみ at 17:39│Comments(2)
│ちょっと、一息 56
この記事へのコメント
志賀高原内で猿の襲撃を受ける話は実見したり、私もスキー板をもって闘ったことが有りますが、ついに平地もですか
冗談でなくて、護身用として連射できるエアガン持たないとなりませんね
山が荒れているからなのか、猿の天敵がいないから なのか、いずれにしても生態系を破壊している証拠でしょうか
冗談でなくて、護身用として連射できるエアガン持たないとなりませんね
山が荒れているからなのか、猿の天敵がいないから なのか、いずれにしても生態系を破壊している証拠でしょうか
Posted by DT33
at 2014年11月18日 11:41

DT33さまへ>
こんにちは。
昨日の地震には驚きました。
長野市もかなり揺れたそうですが、おけがなどされなかったでしょうか。
そうですね。山にサルの天敵がいなくなったということも、原因の一つなのかもしれませんね。近頃では、道を歩いていても、道端の茂みが風などでちょっと揺れただけでも、冷や汗をかく始末です。
こんにちは。
昨日の地震には驚きました。
長野市もかなり揺れたそうですが、おけがなどされなかったでしょうか。
そうですね。山にサルの天敵がいなくなったということも、原因の一つなのかもしれませんね。近頃では、道を歩いていても、道端の茂みが風などでちょっと揺れただけでも、冷や汗をかく始末です。
Posted by ちよみ
at 2014年11月23日 17:00

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