開き直りの常套句
2011年12月11日
開き直りの常套句

ヤフー知恵袋の質問に、「わたしって、ブスだから」というように、「~だから」を連発する人がいて、イライラするという投稿がありました。
確かに、こういう口癖の人はいますよね。
「わたしって、バカだから・・・」「わたしって、ドジだから・・・」
そんな言い方をすることで、自分が失敗したり物事を成し遂げられなかった時の世間の評価に対して、自己弁護のための予防線をはろうとしているわけです。
しかし、こういう人は、決して本心から自分のことをブスだとか、頭が悪いと思っているわけではありません。
むしろ、周囲は自分をそんな風に評価はしていないだろうと、高をくくっているからこそ、こうした軽口を叩くのです。
いつもテストで100点を取るほど頭の良い子供に限って、「テスト、ぜんぜんダメだった」とか、「勉強しなかったからな・・・」などというものですよね。
そういう子供ほど、内心は自信満々なことが多いものです。
あなたの周りに、「わたし、~だから」という開き直りの常套句を良く使う人がいたら、本心ではない可能性が大だと思っても間違いはないようです。
でも、そういう口癖の人に限って、実は、本当に残念な人の場合があるんですけれど・・・ね。
つまり、人は、自慢したいことがあると、わざと逆のことを口に出すことがよくあるのです。
「わたしって、ホント、バカよね」と、いう女性には、たいていの人は、「そんなことないわよ。あなた賢いじゃない」と、女性を擁護する声をかけるものですし、「わたしって、ブスだから」と、言われれば、「そんなことないわ。あなた、可愛いわよ」と、否定するのが普通です。
そういう厄介な女性は、その褒め言葉を待っているわけです。
正に、逆こそが真実----と、いう考え方からすると、何の前提もなくいきなり、「自分には理解ある大勢の仲間がいて幸せだ」というようなことを言いだした人には要注意です。
本心は、往々にして反対の意味の場合があるのですから。
<今日のおまけ>
今日も朝から何かとバタバタしていた。
やることが多くて、大変だ。
だから、師走はあまり好きではないのだ。
背中がバキバキになるので、鴨居にぶら下がるようにして、時々背骨をのばす。
日に何度もこれをしないと、背中が疲れて歩くことも出来ない。
本当に、骨は大事だと思う。
今日も朝から何かとバタバタしていた。
やることが多くて、大変だ。
だから、師走はあまり好きではないのだ。
背中がバキバキになるので、鴨居にぶら下がるようにして、時々背骨をのばす。
日に何度もこれをしないと、背中が疲れて歩くことも出来ない。
本当に、骨は大事だと思う。

Posted by ちよみ at 19:58│Comments(2)
│ちょっと、一息 11
この記事へのコメント
最近の20代男にもそのように話す男が居ます。
その大将は最近相手にされなくなり始めていますが、何と無く哀れを感じます
その大将は最近相手にされなくなり始めていますが、何と無く哀れを感じます
Posted by DT33
at 2011年12月12日 21:11

DT33さまへ>
こんばんは。
DT33さんの周囲にも、「~だから」という人がいるんですね。
一度や二度なら聞き流しも出来ますが、頻繁に---と、なると、「本当にそうですね」と、言いたくなります。
ある人の記事にもありましたが、正に、「わたしに注目して!」の煩悩が言わしめる言葉なのでしょうね。
記事には書きませんでしたが、こういう口癖の人は、かなりの負けず嫌いでもあるそうで、自分よりも出来る人間や幸せそうな人を見ると、相手に一泡吹かしてやらなくては気が済まなくなるという厄介な人でもあるようです。
他人は、いつも自分のことを羨ましがっているに違いない---と、分不相応な錯覚を起こしている場合もあるそうで、確かに、哀れな感じもしますね。
こんばんは。
DT33さんの周囲にも、「~だから」という人がいるんですね。
一度や二度なら聞き流しも出来ますが、頻繁に---と、なると、「本当にそうですね」と、言いたくなります。
ある人の記事にもありましたが、正に、「わたしに注目して!」の煩悩が言わしめる言葉なのでしょうね。
記事には書きませんでしたが、こういう口癖の人は、かなりの負けず嫌いでもあるそうで、自分よりも出来る人間や幸せそうな人を見ると、相手に一泡吹かしてやらなくては気が済まなくなるという厄介な人でもあるようです。
他人は、いつも自分のことを羨ましがっているに違いない---と、分不相応な錯覚を起こしている場合もあるそうで、確かに、哀れな感じもしますね。
Posted by ちよみ
at 2011年12月12日 22:08

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