ストーカーの心理
2013年12月14日

今日は、スーパーへ買い物に・・・。
店内はクリスマス・ムード一色。★
でも、バブルの頃に比べれば、華やかさも縮小気味といったところか・・・。
昔は、もっとキラキラの夢のようなグッズが所狭しと並んでいたものだが、この不景気では、クリスマス気分で浮かれている暇などないというのが世間の常識なのだろう。
アベノミクスのかけ声も泡と消え、クリスマス・ケーキを買うお金さえもったいないとぼやく主婦がいれば、会社からはボーナスなしと宣告されたというサラリーマンも。
観光地では外国人観光客の誘致に懸命だが、彼らもまたほとんど買い物をしない。
店々を冷やかして歩くだけだと、店主たちは呆れる。
「どうせ、売れやしないんだから、12月は店じまいだよ」
と、怒り半分に嘆く女性の声も聞いた。
ところで、先日、あるテレビ番組で、最近頻発しているストーカーによる暴力事件について取り上げていた。
そこでは、どうして人はストーカーになり暴力をふるったり、暴言を吐いたりするようになるのか・・・と、ストーカーになった人たちの心理状態を分析していた。
別れた妻に対して嫌がらせメールを何通も送ったり、家の前で待ち伏せたりした経験のある男性は、このままでは自分がダメになると考え、カウンセリングを受ける過程で、一つのことに気付いたという。
それは、男である自分は、女性を支配するのが当たり前だと、無意識のうちに思い込んでいたということだそうだ。
子供の頃、家では父親が絶対君主で、母親がいつも父親に殴られていたのを見ていた経験から、女性にはそうやって言うことを聞かせるものなのだと信じていたというのである。
だから、自分の前から姿を消した妻に対しても、
「おれに逆らうとは身の程知らずな女だ!」
と、いう感情の方が先走り、ストーカー行為をエスカレートさせたのだった。
が、カウンセリングを受けたことで、女性も自分と同じく意志を持った一人の人間で、誰からも支配される存在ではないとのことをようやく認識できたのだという。
しかし、こうした誤った支配欲を持ちながらも、それを自覚していない人は多いそうで、支配欲を愛情だと勘違いしている男性も少なくないという。
相手は自分ではない。
自分ではないのだから、自分の期待が及ばないことをするのが当たり前。
それが理解できない想像力の欠如した幼児性人間が、ストーカーになりやすいのではないかと、番組は伝えていた。
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