「ディア・ドクター」を地て行く?

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    東京都板橋区の私立病院で、40代の男性が実在の医師の名前をかたり、非常勤医師として健康診断に関わっていた疑いがあることが8日、分かった。病院側が記者会見で明らかにした。男性が関与した可能性がある受診者は約2300人に上り、うち約110人の健診結果を訂正したが、命にかかわる重大な見落としはないという。病院は健診結果を精査するとともに再受診の手続きを進めている。
    男性は偽造された医師免許証のコピーなどを使っており、病院側が事情を聴いたところ連絡が取れなくなった。他にも複数の病院で働いていたとみられ、病院側は医師法違反容疑などで警視庁に告発する方針。
    病院によると、医師会を通じて区から健診事業を受託。病院は医師人材紹介会社を通じて非常勤医師を募集し、男性を    2010~11年に採用した。この際、免許証のコピーなどが同社から送られてきた。
    男性は2年間のうち44日間、健診で採血や胸部レントゲン、受診者への結果説明などに関わった。健診以外の医療行為はしていない。(YAHOO!ニュース)



    最近、医療系ドラマなどが華やかなせいか、医療現場で働くことに憧れる人たちが多くなったといわれる。

    そのため、医師になることを希望する人たちも急増しているのだが、どれほど以前に比べて各大学が入学合格者数を増やしたとはいえ、やはり大学の医学部や医科大などは、それなりに学費もかかるし、未だ狭き門であることには違いはない。

    様々な理由で、医師になるという希望がかなわなかった人たちの中には、他の医療系の職種を目指す者も少なくないそうである。

    この偽造医師免許を提出し、医師の業務を行なっていた男性も、かつてはそんな医療系専門学校に通った経験があるらしいと、ニュースでは報じていた。

    以前、東日本大震災の被災地でも、偽物の医師が診療行為をしていたという事件があり、近年このような偽医師が患者の治療にあたったという問題が後を絶たないのは何故なのか?

    そこにはやはり、映画「ディア・ドクター」を地で行くような医師不足の現状があるからであろう。

    たとえ、偽医者でも地域には医師が必要なのだ----そんな喉から手が出るような医師急募を掲げる自治体にとっては、要請に応じてくれる医師ならば、身元の詳細確認など、むしろ失礼にあたるとさえ考えて手続きを遠慮してしまうこともあるのだろう。

    メディアに関しては、テレビドラマや医師タレントが活躍する等の影響もあるだろうが、日本の歴史上、これほど医師という職業が国民の身近なものとして捉えられた時代はないのではないかと思う。

    そうはいっても、白衣を身につけさえすれば、それで医師になれると思い込む人がこれほどいるというのは、考えれば怖いことである。

    「ディア・ドクター」のPRフレーズである「その嘘は、罪ですか」という問いかけだが、こうした事件を踏まえれば、今の現状では明らかに「犯罪」であるとしか言えないだろう。

    今回もこの偽医師による健診を受けた人たちに、特段重大な誤診がなかったからよかったものの、一つ間違えれば大変な病気を見逃した可能性もあったわけで、その可能性があった受診患者が約2300人という数には驚くばかりだ。

    ぜひ自治体や各病院関係者には、この事件を教訓に、今後の再発防止に向けて神経をとがらせて欲しいと思う。

「ディア・ドクター」を地て行く?
     

<今日のおまけ>

    お笑いコンビ、ナインティナインの矢部浩之が右肺の自然気胸(肺気胸)のため、東京都内の病院に入院したことが8日、明らかになった。

    所属事務所によると、矢部は7日午後9時ごろ、自宅からマネジャーに電話し、「胸が痛い」と連絡。その後、自力で病院に向かい、そのまま入院することになった。肺に管を通すなどの治療を受け、3日から5日間の入院が必要と診断されたという。(YAHOO!ニュース)



    自然気胸は、何らかの原因で肺胸膜に穴が開き、胸腔に漏れ出した空気が肺や心臓を圧迫する病気で、胸の痛みや息切れ、息が吸えないといった症状が出る。

    ひどくなると血圧低下やショック症状を引き起こし、命にもかかわるということで、即座に胸腔穿刺を行ない溜まった空気を排出(脱気)する必要があるという。

    やせ形の胸に厚みのない若い男性に多くみられ、これまでに嵐の相葉雅紀もこの病気で入院したとのこと。

    しかも、一度発症すると、繰り返すおそれのある厄介な病気でもあるという。

    わたしの中学校時代の同級生の女性も、妊娠中に自然気胸になったことがある。夜、眠っている時に急に呼吸困難になり、あまりの苦しさに死ぬかと思ったそうである。

    医師からは、出産が再発に結びつく可能性もないとは言えないといわれ、家族は心配したそうだが、本人は「絶対に産む!」と言い張って、出産。

    その後は、頑張って栄養をとるように努力して痩せ型を改善した。

    今のところ、二度目の自然気胸は起きていないそうだ。    


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