お人好し・・・かも?
2012年09月09日
お人好し・・・かも?

外湯からあがって家へ帰る道すがら、一台の乗用車が近くに止まって、助手席の年配女性が、
「〇〇旅館は、何処ですか?」
と、訊ねてきた。
「それなら渋温泉ですね。ここからでしたら、あ~行って、こ~行って・・・」
と、教えながら、ふと思った。
わたしのような人間でも、観光客に渋温泉は何処かと訊ねられれば、早く家へ帰って髪を乾かしたい足を止めてでも丁寧に道案内をする。
かつての渋温泉を盛りたてた年配者たちには、街中をにぎわせ活性化させたいという意気込みや誠実さがあったので、多くの町民も観光に協力しようという気構えをもっていた。
しかし、現在、渋温泉の若手経営者の中には、他の温泉場や商店のことを宿泊客に訊ねられても、「そんなところにお店はありません」とか「他の温泉場のことなど知りません」と、答える者もいる。
ある観光客は、「渋温泉以外に、町内には商店などありませんと言われたので、おかしいと思ったのよ」と、首を傾げていた。
とにかく、自分たちのことしか考えない者が町の観光業に携わっているというのは問題である。
今回も、渋温泉の某旅館への行き方を観光客に伝えながら、我ながら「何というお人好しだろう」と、内心後悔した。
渋温泉の人たちには、先日のテレビ放送に登場した女性たちの町の観光への心意気を、改めて学び直して欲しいものである。

<今日のおまけ>
まだまだ、暑さが抜けませんね~。
今日は、車で買い物に出たのですが、あまりの蒸し暑さに汗だくになってしまいました。
で、スーパーで塩せんべいを買ったのですが、家へ帰って来て一口食べて目が点に----。
とにかく、しょっぱい!!(>_<)
このしょっぱさは何なんだ?----と、度胆を抜かれるほどの塩辛さでした。
袋には、一袋あたり(せんべい10枚程度)の食塩相当量は1グラムと表示されていたのですが・・・。
間違えて塩を多く使ってしまったのかな?
でも、母親は「おいしい」と言って食べていました。
もしかしたら、塩分制限しているせいで、わたしの舌が人よりも塩辛さに敏感になってしまったのかも・・・。
まだまだ、暑さが抜けませんね~。
今日は、車で買い物に出たのですが、あまりの蒸し暑さに汗だくになってしまいました。
で、スーパーで塩せんべいを買ったのですが、家へ帰って来て一口食べて目が点に----。
とにかく、しょっぱい!!(>_<)
このしょっぱさは何なんだ?----と、度胆を抜かれるほどの塩辛さでした。
袋には、一袋あたり(せんべい10枚程度)の食塩相当量は1グラムと表示されていたのですが・・・。
間違えて塩を多く使ってしまったのかな?
でも、母親は「おいしい」と言って食べていました。
もしかしたら、塩分制限しているせいで、わたしの舌が人よりも塩辛さに敏感になってしまったのかも・・・。
Posted by ちよみ at 21:12│Comments(2)
│ちょっと、一息 26
この記事へのコメント
こんばんは。
人に道を聞かれたら、知っている限りは教えるのが
普通だと思いますよ。
観光に携わっている者なら当然な事でしょう。
「おもてなし」以前の事だと思います。
地域全体が良くなってこそ、自分達にも恩恵があるのであって、自分だけが良いなんて事はあり得ない事です。
景気の良い時は黙っていてもお客さんは来てくれますが、今の様にあまり良くない時は、そういう当たり前の事をおろそかにしてはいけませんね。
人に道を聞かれたら、知っている限りは教えるのが
普通だと思いますよ。
観光に携わっている者なら当然な事でしょう。
「おもてなし」以前の事だと思います。
地域全体が良くなってこそ、自分達にも恩恵があるのであって、自分だけが良いなんて事はあり得ない事です。
景気の良い時は黙っていてもお客さんは来てくれますが、今の様にあまり良くない時は、そういう当たり前の事をおろそかにしてはいけませんね。
Posted by こみさん
at 2012年09月09日 22:14

こみさまへ>
こんにちは。
普通は、そう考えますよね。
ところが、何故かこちらの地域には、地元意識が異常に強いところがあり、ことに渋温泉に関しては、他の温泉地(町内に限らず、全国もです)を下目に見る傾向が大なんです。何百年も続く老舗旅館が多いせいなのか、同じ渋温泉内でも、商店やスーパーなどの小売業者は旅館の引き立て役ぐらいにしか考えられていないのが昔からの伝統です。
そんなわけで、この間のテレビ番組も、旅館業者たちにとっては、あまり面白くないものだったでしょうね。でも、そんな旅館がどういう成り立ちをしているのか、元々の姿を知っているだけに、地元の住民は更に反発をするわけです。
この辺りの温泉地には、そうした複雑な事情が絡んでいるので、観光客が道を訊ねても、親切に教える人ばかりではありません。
まあ、それでも、わたしとしては、街が少しでも活性化すれば・・・と、思い、旅館の場所を知っていれば、つい教えてしまうのですが、言ってしまってから、「こちらをよく言わない人のために、バカだなァ・・・」と、しょっちゅう後悔しています。
こんにちは。
普通は、そう考えますよね。
ところが、何故かこちらの地域には、地元意識が異常に強いところがあり、ことに渋温泉に関しては、他の温泉地(町内に限らず、全国もです)を下目に見る傾向が大なんです。何百年も続く老舗旅館が多いせいなのか、同じ渋温泉内でも、商店やスーパーなどの小売業者は旅館の引き立て役ぐらいにしか考えられていないのが昔からの伝統です。
そんなわけで、この間のテレビ番組も、旅館業者たちにとっては、あまり面白くないものだったでしょうね。でも、そんな旅館がどういう成り立ちをしているのか、元々の姿を知っているだけに、地元の住民は更に反発をするわけです。
この辺りの温泉地には、そうした複雑な事情が絡んでいるので、観光客が道を訊ねても、親切に教える人ばかりではありません。
まあ、それでも、わたしとしては、街が少しでも活性化すれば・・・と、思い、旅館の場所を知っていれば、つい教えてしまうのですが、言ってしまってから、「こちらをよく言わない人のために、バカだなァ・・・」と、しょっちゅう後悔しています。
Posted by ちよみ
at 2012年09月10日 10:43

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