話題あれこれ ④
2013年02月15日

例の集団お見合い番組を観ていて、ちょっと気になることがある。
お見合いに応募してくる女性たちの中には、何度もトライしている人も少なくないようで、そういう女性たちは、たとえば、Aという町のお見合いイベントへ参加した際、気に入った男性がいなかったから、再チャレンジというのならまだ判るのだが、意中の男性に振られたから、次のB村のイベントへも応募---と、いう場合もある。
こういう女性は、そんなに好きになる男性がコロコロ変わるのだろうか?
また、そんなに簡単に先の相手を諦められるのだろうか?
番組を観ていると、そんな素朴な疑問がどうしても頭をもたげて来るのだ。
もしも、A町でこの人じゃなければ----と、思う男性がいたならば、たとえその男性が別の女性とカップルになったからといって、出会ってたった二日の間柄でしかないのだから、振られた女性もその後に再度アタックしてみてもよさそうなものではないかと、思うのである。
いや、本当に男性のことが好きになってしまったのなら、そうするのが普通だろう。
ところが、彼女たちはあっさりと諦めて、次のお見合いイベントへと乗り込んで来る。
どうして、あちらがダメならばこちらと、それほどまでに簡単に乗り換えることが出来るのかが、不思議でならないのである。
異性を心底好きになるということは、そうそう安易に起きる感情ではない。
人生の間に一度あるかないかの大転機である。
それとも、今時の若い女性たちは、男性と見れば、誰でも好きになってしまうのだろうか?
つまり、彼女たちは、嫌いじゃなければ----程度の相手にでも、結婚を望んでしまうほど生活に行き詰まってしまっているのだろうか?
まあ、参加女性でもバツイチ、バツニで子持ちなどという場合は、自分の感情などさておいても、子供の養育のために定職のある夫をゲットしたいと考えるのかもしれないが、まだ若く、仕事もあり、これからだって恋愛などいくらでも出きそうな女性たちまでが、こうしたお見合いイベントに率先して応募してくるのが、実に奇妙といえば奇妙なのである。
近頃の20代、30代女性へのアンケート調査でも、結婚後は共働きよりも専業主婦を希望する人が増えているという結果が出ているそうだが、まさか、端から三食昼寝付きのセレブ生活を夢見て、彼女たちは結婚相手を探しに来ているわけでもないと思うが・・・。
「働くのはご免。楽して食べさせてもらいたい」
万が一、それが本音で、「わたし、農業大好きです」「早起きだって水の冷たいのだって平気ですから、お花屋さんのお嫁さんにして下さい」「お年寄りの介護もします」なんてことを、意中の男性を射止めたい一心で、その場しのぎに口に出しているのだとしたら、恐ろしいなァ・・・と、女性のしたたかさを穿ってしまうのは、わたしだけだろうか?
でも、第三者の目で、傍観しているだけの分には、確かに面白い番組ではある。
<今日のおまけ>
つい先ごろ、「明けましておめでとう」と、挨拶をしたばかりなのに、もう二月も半ばである。
本当に、日の経つのは早いと思う。
そういえば、この間の何かの番組で通りすがりの女性をファッションチェックするというのを観たが、ファッション・アドバイザーの男性が、50代の女性が着ていたオーバーコートを、「これって、20年ぐらい前に流行ったオーバーですよね。肩幅が広くて、そでぐりが大きい。こんなのを着ているから、老けて見えるんですよ」と、助言していた。
しかし、わたしの目には、そのオーバーは大して違和感なく映り、今風の安っぽいコートなどよりも、ずっと品が良かった。
それに、バブルの頃に流行った服は、素材もしっかりとしていて女性物でもまるでオーダーメードの紳士服のように仕立ても確かである。
タンスの肥やしとして眠らせておくのは、何とももったいない。
むしろ、どんどん引っ張り出してきて、積極的に袖を通すべきではないかと思うのだが・・・。
ファッション・アドバイザーには、そんな古い上品なオーバーでもカジュアルに上手く着こなすテクニックを教えて欲しいものである。
つい先ごろ、「明けましておめでとう」と、挨拶をしたばかりなのに、もう二月も半ばである。
本当に、日の経つのは早いと思う。
そういえば、この間の何かの番組で通りすがりの女性をファッションチェックするというのを観たが、ファッション・アドバイザーの男性が、50代の女性が着ていたオーバーコートを、「これって、20年ぐらい前に流行ったオーバーですよね。肩幅が広くて、そでぐりが大きい。こんなのを着ているから、老けて見えるんですよ」と、助言していた。
しかし、わたしの目には、そのオーバーは大して違和感なく映り、今風の安っぽいコートなどよりも、ずっと品が良かった。
それに、バブルの頃に流行った服は、素材もしっかりとしていて女性物でもまるでオーダーメードの紳士服のように仕立ても確かである。
タンスの肥やしとして眠らせておくのは、何とももったいない。
むしろ、どんどん引っ張り出してきて、積極的に袖を通すべきではないかと思うのだが・・・。
ファッション・アドバイザーには、そんな古い上品なオーバーでもカジュアルに上手く着こなすテクニックを教えて欲しいものである。
Posted by ちよみ at 17:59│Comments(0)
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