不眠に悩む女性たち
2013年02月22日

実は、わたしの母親もそうなのだが、高齢な女性に多いのが、
「夜、良く眠れない」
と、いう人たちなのだそうだ。
そういう女性たちの話を詳しく聞けば、べつにまったく眠くならないのではなく、布団に入ると眠れなくなるというもので、炬燵にあたってテレビを観ていたり、ご飯を食べた後などは、本当に眠くてたまらなくなるという。

気持ちを引き締めて強引に目を覚まし、家事をこなして一日がようやく終わり、さて、本格的に眠ろうか・・・と、思い寝床へ入ると、今度は逆に目が冴えてしまって、まったく眠れないのだという。
何度も寝返りを打ったり、トイレへ立ったりしながら、何時間も過ぎたのち、ようやく明け方ごろになって、ほんの少しだけ軽く眠ることが出来るのだという。
でも、その眠りも長くは続けられない。
既に、起きる時間になってしまうので、熟睡は出来ないのである。
夜、あまりにも早い時間に布団に入るからでは?----と、いう意見もあるやに聞くが、一日の仕事で身体が疲れているので、いつまでも起きていることは難しいのだそうで、急いで横になりたくなるのだという。
そうなれば身体は休まるものの、意識の方はやたらに鮮明になり、眠れない。
わたしも、高校生の頃、まったく眠れない日が一ヶ月ほど続いたことがあったが、その時は医師に睡眠導入剤のようなものを処方してもらったのだが、それでも眠れず、本当に気持ちの悪い思いをした。
頭はいつもぼうっとしているくせに、全然眠くない。
中学生のころに比べて、朝起きる時間が二時間以上も早くなったせいで、神経が生活の変化に追いついて行かないために起きた睡眠障害だったようである。
おそらく、高齢者の場合は、本当に眠くなった時にその場で躊躇なく寝てしまうのがベストなのだろう。
しかし、そんなずぼらな真似は出来ないので、居間から寝室へ移動したりする時に、せっかく眠りかけていた神経が再び活性化してしまうのだと思う。
また、高齢者は若い頃に比べて体力も落ちているため、どれほど自分は疲れていると思っていても、実際は若者の半分も体を酷使していないものなので、昼間の体内温度(深部体温)は低いままであり、さらにほとんどを家の中で過ごすために刺激がない分、脳の疲労も少ない。
さらに、睡魔は体内温度が下がる時に起きるのが普通だそうだから、昼間働く機会が少ないお年寄りたちは、もともと体内温度が高くないため、就寝後にも下がり幅が少ないのではないだろうか・・・とも考えられる。
そして、脳の疲労も少ないので、脳自体が休む必要性を感じにくいのかもしれない。
とはいえ、皆がぐっすりと眠っている夜中に、一人だけ目が冴えたまま布団の中にいることほど辛いことはない。
薬やサプリメント、健康食品の類ではなく、何か、日常生活で普通に食べたり飲んだりしているような食材や飲料などで、高齢者でもすんなり眠れるようになるものはないだろうか?
不眠は、本当に、高齢の女性たちには切実な悩みなのである。
<今日のおまけ>
ブログというものは、毎日の積み重ねで書き続けられているものなので、書いている間にブログの内容の趣旨もどんどん変化していくのが一般的である。
しかも、どうしてそうなって行くのかということを、いちいちブログ上で連日説明するわけではないので、実はそのブログを毎日のように読んでいなければ内容を正確には把握できないというものでもあるのだ。
かつて、あるブログ記事内容の経緯が判らないことがあり、コメントに質問を書き込んだところ、
「そういうことは、蒸し返して説明する気はない。面倒くさい」
と、返されたことがあった。
つまり、ブログとは近い現在の記事がすべてであり、過去記事はあくまでも過去なのである。
もちろん、自身が書いた内容でもまったく覚えていないというものもある。
年齢や世の中が変化するにつれて、書き手の考え方もどんどん変わる。
また、それが当たり前であり、ブログの面白さでもあるのだと思う。
ブログというものは、毎日の積み重ねで書き続けられているものなので、書いている間にブログの内容の趣旨もどんどん変化していくのが一般的である。
しかも、どうしてそうなって行くのかということを、いちいちブログ上で連日説明するわけではないので、実はそのブログを毎日のように読んでいなければ内容を正確には把握できないというものでもあるのだ。
かつて、あるブログ記事内容の経緯が判らないことがあり、コメントに質問を書き込んだところ、
「そういうことは、蒸し返して説明する気はない。面倒くさい」
と、返されたことがあった。
つまり、ブログとは近い現在の記事がすべてであり、過去記事はあくまでも過去なのである。
もちろん、自身が書いた内容でもまったく覚えていないというものもある。
年齢や世の中が変化するにつれて、書き手の考え方もどんどん変わる。
また、それが当たり前であり、ブログの面白さでもあるのだと思う。
Posted by ちよみ at 11:05│Comments(2)
│ちょっと、一息 40
この記事へのコメント
こんばんは、ちよみさん。
そうですねぇ、ブログの内容の変化は度合いの違いはあれど、
どんな人でもありそうですね。
そういう変化があるのが人間ですし。
私も実は今のブログのかなり前にも書いているのですが、
昔の記事を見ると恥ずかしいったらもう(笑)
若いなぁ…好みが変わったなぁ…など、
色々と思うことがあって楽しいですね。
しかし説明するのが面倒くさいというのは、
なんとも残念な対応ですね…
昔の記事のことを思い出すことも、
自分の事を見直す良いキッカケになりそうなものですのに。
そうですねぇ、ブログの内容の変化は度合いの違いはあれど、
どんな人でもありそうですね。
そういう変化があるのが人間ですし。
私も実は今のブログのかなり前にも書いているのですが、
昔の記事を見ると恥ずかしいったらもう(笑)
若いなぁ…好みが変わったなぁ…など、
色々と思うことがあって楽しいですね。
しかし説明するのが面倒くさいというのは、
なんとも残念な対応ですね…
昔の記事のことを思い出すことも、
自分の事を見直す良いキッカケになりそうなものですのに。
Posted by いぬお
at 2013年02月23日 00:37

いぬおさまへ>
こんにちは。
そうですか。
いぬおさんは、以前もブログをされていたことがあるんですね。昔の記事を読み返してみると、確かに恥ずかしくなることがありますね。
わたしは、まだ始めて数年しかたっていませんが、それでも、今ならこうは書かないな・・・と、思う記事がいくつもあります。(笑)ホルモンの記述に関しては、真逆のことを書いている記事もあり、当時の知識の未熟さを感じざるをえません。(でも、その時はそう思ったという記録なので、あえて訂正はしませんが・・・)
「説明するのが面倒くさい」という反応が返ってきた時は、さすがに「何、それ?」と思いましたね。それからは、極力相手の過去記事について質問するようなコメントを書くことはやめました。(苦笑)因みに、このブロガーさんは、その後このサイトでのブログを閉じました。
こんにちは。
そうですか。
いぬおさんは、以前もブログをされていたことがあるんですね。昔の記事を読み返してみると、確かに恥ずかしくなることがありますね。
わたしは、まだ始めて数年しかたっていませんが、それでも、今ならこうは書かないな・・・と、思う記事がいくつもあります。(笑)ホルモンの記述に関しては、真逆のことを書いている記事もあり、当時の知識の未熟さを感じざるをえません。(でも、その時はそう思ったという記録なので、あえて訂正はしませんが・・・)
「説明するのが面倒くさい」という反応が返ってきた時は、さすがに「何、それ?」と思いましたね。それからは、極力相手の過去記事について質問するようなコメントを書くことはやめました。(苦笑)因みに、このブロガーさんは、その後このサイトでのブログを閉じました。
Posted by ちよみ
at 2013年02月23日 12:09

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