ジェネレーション天国

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    「ジェネレーション天国」という番組、なかなか興味深くて良く観ているのだが、やはりキウイ世代の社会意識は突出しているように思う。

    バナナ世代もマンゴー世代も、その時自分たちの周りにある許されるアイテムで、楽しさを最大限見付けだしているという感じなのだが、キウイ世代に関しては、今考えてみればあり得ないことばかりだったような気がする。

    でも、このキウイ世代があったからこそ、日本は欧米に対するコンプレックスを払拭することが出来たともいえるのだ。

    日本人だって、欧米人を屈服させることが出来るのだという、これまでの敗戦意識から真の意味で脱却するだけの度胸が国民に備わった時代だったともいえるのである。

    だからこそ、キウイ世代の人々を「新人類」と呼んだのだろう。

    そして、マンゴー世代はコミュニケーションの相手が人ではなく機械に変わった。

    機械の向こう側には確かに人間がいるが、実際にその人の体温を感じながら付き合うわけではない。

    ある商店主がこんなことを言っていた。

    「昔は、お客さんと面と向かって話をしながら商品の値段を決めていたようなところがあった。お客さんは、こちらの言い値ではなく、いくらにまけたら三個買うよ・・・みたいなことで、商売が成立して行ったものだ。でも、今のお客さんたちは、そういう店側との手間取るやり取りを好まない。値段が高いと思えば、ダメもとでも交渉してみるということもなく、ただ黙って帰って行ってしまうだけだ。人との対話の仕方が判らないんだろうね」

    こんなマンゴー世代の後に出て来るのは何世代なのだろうか?

    彼らは、果たして人間の言葉を話すことが出来るのか?

    まさか、記号で会話するような人間たちになっているのではないだろうな。

ジェネレーション天国



<今日のおまけ>

    
    あるテレビ番組で、こんな女は嫌いだ----という、一般視聴者からのメールを紹介していた。

    「わたしは、美しい女性が、『いつも綺麗ですね。何か特別なことをしているんですか?』と、質問されて、『いいえ、別に何もしていないんですよ』と、笑顔で答えるのを聞くと、『嘘をつくな』と、腹が立ちます。何もしないで、そのスマートな体型を維持できるはずがありませんし、エステにだって通っているはずだし、化粧品だって普通のOLなんか手が出ないくらい高価なものを使っているに違いないはずなのに、まるで生まれつきのような顔で、『何もしてません』なんて言わないでもらいたいのです」

    なるほど・・・と、思った。

    確かに、美人女優やタレント、歌手などにこういう質問をぶつけたとして、たいていの答えはそのようなものだろう。

    「もちろんですよ。これでも人に見られる職業ですからね。顔や体の土台は親譲りですが、それでもいつも必死でダイエットしていますし、週一でエステや美容院に通っています。毎日が戦いのようなものですから・・・」

    なんて、正直に答える者などほとんどいないのではないだろうか。

    でも、もしも、そんな美人女優やタレントたちが、このように本音で話したとしても、それでもやはり一般女性たちが彼女たちのようになるのは難しいだろう。どれほど頑張って同じようにダイエットをしたりエステに通ったからといって、彼女たちのように美しくなれるものではないはずだ。

    ならば、「何もしなくても、あれだけ美しいのだとしたら、芸能人はやはり一般人とは違うんだな」と、思った方が断然諦めもつきやすいというものである。
    

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