財布は持って外出しよう!

diary財布は持って外出しよう!




    以前もこのブログに書いたことがあるのだが、旅館やホテル側が、宿泊客に向かって、

    「街中は物騒なので、お財布は持たずに外出して下さい。お買い物は、ホテル内でお願いします」

    と、いう傾向があるそうだ。

    そんなことをすれば、ますます街が寂れる。
 
    我田引水もここまで来れば、開いた口がふさがらない。

    何ともバカげた話である。

    昨日も、ある喫茶店の前で、二人の中年女性観光客が入店しようかすまいか、悩んでいた。

    「ここは、コーヒーも、軽食もおいしいですよ」

    と、勧めると、

    「実は・・・」

    と、女性たちは口ごもる。

    「旅館で、街は何があるか判らないから、財布は持たないで出て下さい。コーヒーは、当館でもおいしいのがありますから----と、言われたもので、小銭しか持って来ていないのよ」

    「せっかく観光地に来たのだから、喫茶店でご当地のものを食べたいと思ったんだけれど、とても(お金が)足りそうもないんです」

    と、話していた。

    まったく呆れた。

    この街の何処がそんなに物騒なのだろうか?

    彼女たちは、実際お金を持って自宅からここまで来ているのだ。そんな理由は理由にもならない。

    「これから旅館へ戻って、お財布を持ってもう一度出て来て下さい。そして、ぜひ街の飲食店を活用して下さい」

    わたしは、そう言って、その場を立ち去った。

    観光業に携わる者たちが、観光地をダメにする原因を作るなど、言語道断。

    むしろ、旅館やホテル側も、

    「当館の喫茶コーナーをご利用されるのもよろしいですが、街にはおいしい食事処や評判の喫茶店がありますから、そちらでもぜひお召し上がり下さい」

    と、PRするのが本来の筋である。

    あまりに度量が狭いとしか思えない。

財布は持って外出しよう!



        


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この記事へのコメント
昔は、宴会の後に出掛けて「射的等を楽しんだりしました。
夜間瀬川沿いの釣堀にも翌日出掛けました。
宴会の後に、外の旨いラーメン食べるのも楽しみですけどね。

と書いて、善光寺界隈でもバスツアーで来るとお客は契約した店にしか行かず、町全体としては盛り上がらない弊害が有ります。
自家用車の客は更に財布の口が硬いし、駐車場~本堂~駐車場 でお金を使わないんですよね。
逆説的ですが、節約しすぎて自家用車利用なんですよね。
Posted by DT33DT33 at 2013年07月18日 11:42
DT33さまへ>

 こんばんは。

 旅館やホテルと街の小売業者が連携してこその観光地ですよね。
 観光客を私物化するなどもっての外です。また、観光客の方も、宿泊業者の言いなりになる必要などありません。
 「財布を持たずに出て下さい」と、言われたら、「子供扱いする気か?」と、怒っていいのです。
 ツアー客も、ツアー会社が契約した店だけで買い物するような自主性のなさでは困りますね。旅は、冒険してこそ思い出にも残るのです。
 宿泊業者の自己中心的な考え方を変えるのが難しければ、観光客自らが、もっと大人の旅行を楽しむ術を身につけることが大切なように思います。
Posted by ちよみちよみ at 2013年07月18日 19:09
こんばんは。

昔、暴力関係者がはびこっている事で有名だった
温泉地に行った時、ホテルから外出を止められた事はありましたが、今はそんな所はないでしょう。

温泉地で温泉街をぶらつく事も楽しみのひとつではないでしょうか。

温泉街の店とホテルは共存共栄の関係であって、
どちらかが良ければいいというものであってはいけないと思います。
Posted by こみさんこみさん at 2013年07月18日 20:59
こみさまへ>

 こんにちは。

 かつて、温泉地では旅館業者は街の名士として扱われていました。それは、宿泊客を自分の旅館内だけに留まらせるようなことはせず、自前の板前さんを雇いながらも、宿泊客が蕎麦やうどん、寿司が食べたいと言えば、出前をとることはもちろん、外部の蕎麦屋さんや寿司屋さんに厨房を使ってもらい、食事を提供することまでしていたことも要因でした。
 また、旅館で使う食材は、ほとんどを街の小売店で調達したり、館内に売店は持ちながらも、宿泊客には街の小売業者や食事処を紹介したものでした。それで、街全体も潤うことが出来ていたのです。
 そのため、旅館さん---と、世間も一目置いていたわけです。
 ところが、今の宿泊業者の中には、気位だけは昔を引きずりながら、街の活性化の足を引っ張っている者も少なからずいるのが現状です。自分たちが誘客した観光客のお金を、他の業者に使われてなるものか・・・との考えなのでしょうが、「外へ出る時、持ち物を一切持っていかないように注意された」と言って、立腹していた観光客もいました。
 これでは、せっかくの癒しの観光地のイメージががた落ちです。
 「こんな監禁されているようなホテルに、二度と来るか!」と、言われても仕方がありません。
 先日、「ホンマでっかTV」という番組で、疲れない旅行は楽しくない旅行、楽しい旅行はアクシデントが起きる疲れる旅行、楽しくて疲れない旅行などというものはあり得ない---という見解を述べた心理学者がいました。
 ネット社会の現代です。暴力団のはびこる街などに、あえて旅行する観光客は今はいないでしょう。
 旅行の醍醐味は、非日常です。自分の意思でさまざまなものを経験してこそ思い出にも残るのではないでしょうか。故に、財布を持たずに外出させるなど、言語道断だと言わざるをえません。
 
Posted by ちよみちよみ at 2013年07月19日 10:39
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