色々おしゃべり 5
2013年03月18日

世界フィギュア----男子は四回転時代に突入!

もう確実に四回転が成功しなければ試合の土俵にも上れないということだ。
そして、女子は、三回転半、もしくは三回転---三回転プラス演技力が勝負の鍵という感じ。
ただ、やたらに苦しげで悩ましげな表情で踊る選手が多くて、最近はちょっと滑稽に見えてきた。
せっかく観客の前で滑るのだから、もっとハッピーな顔が出来ないのかな。
世の中、ただでさえ不景気で暗いんだから、氷上ぐらい極めつけに明るくしてもいいんじゃないかと思うんだけれど・・・。
陽気で元気なプログラムは点数が伸びないということで、高橋選手もSPの曲を「月光」に変更したようだ。
でも、わたしは、前のプログラムの方が好きだったな。
高橋選手にしても浅田選手にしても、軽やかに弾むようなステップこそが彼らの真骨頂じゃないのだろうか。
ニヒルでセクシーな高橋、鬼気迫る羽生、春風に舞う花弁のような浅田と、自分らしさを出す方が、ジャンプもうまく行くような気がしてならない。
ソチ五輪まで、あと一年を切った。
憂国の哲学者のような深刻顔は、誰かさんに任せて、日本勢には「これが自分なんだ」という人真似ではない演技を望みたい。
WBCプエルトリコ戦----侍ジャパンの井の中の蛙的性格が出てしまったというところか・・・。

残念というレベルの話ではないように思う。
結局、最後までチームが本当の意味で一つになり切れなかったということだろう。
それにしても、この選手たちが年俸一億、二億ともらっているのかと思うと、「嘘でしょう」と言いたくなる。
野手陣も投手陣も、ヘビに睨まれたカエルよろしくもはや自滅同然のボロボロ状態。
普通なら鳴り物入りの応援は出来ないところを、今回は許されていた(たぶん・・・)にもかかわらず、空振り貧打のオンパレードで、仕事を休み旅費をつぎ込んではるばる日本からやって来たファンの大声援も功を奏さなかった。
アメリカまで来られただけでも、儲けもんの今侍ジャパンだが、日本の全球団はこの成績を見て、現選手たちの力が総合的にかなり落ちていると認識した方がいいだろう。
フィギュアスケートにしても、野球にしても、世界は日本が気付かない間に恐ろしいスピードで進化し続けているようだ。
まあ、いずれにしても、選手たちには「お疲れさま」と、言っておきたいが、一つ感動の収穫があったとするならば、それは台湾選手たちの清々しい潔さである。
彼らも次回のWBCには、きっと日本を圧倒するだけのパワーを蓄えて臨むだろう。
侍ジャパンも、こんなところで足踏みをしている場合ではない。