色々おしゃべり 16
2013年03月29日

知恵袋に、33歳独身男性からの投稿で、
「20代の頃は、黙っていても女性たちがそばへ寄って来たのに、30歳を過ぎたら女性と出会う機会もなくなってしまった。田舎に住んでいるので、自分から婚活を頑張ろうと、街コンや合コンにも積極的に参加してみたが、容姿と収入がネックになって、結局メール交換も出来なかった。
街で高齢の男性が孫を連れている姿を見るにつけても、自分も早く両親に孫の顔を見せてあげたいと思うのだが、親孝行出来ない自分が情けなくなる。
どうしたら、女性と知り合い、結婚まで漕ぎつけられるようになるのか、教えて欲しい」
と、いうものがあった。
まだ、ベストアンサーは決まっていなかったが、回答には、
「あまり結婚を意識し過ぎると、女性たちはその気もちを見抜いて引いてしまうかも・・・。合コンには、さりげない会話を楽しむつもりで参加してみたら?」
とか、
「20代の頃、黙っていてもモテたと思っていること自体が間違い。結婚が前提の婚活となれば、単なる遊びではないので、女性たちも男性の収入や結婚後の生活に対してシビアになるのは当然」
など、現実的な意見もあった。
中には、
「33歳なんて、まだ焦る年じゃない。もっと、じっくり待ってもいいのでは?あまり結婚願望に固執するよりも、自然体でいる方が彼女も出来るんじゃないかな」
という、実に楽観的なアドバイスもあった。
こういう結婚を焦る男性にとかく見受けられる実態に、「両親を安心させたい」「孫の顔を早く見せたい」というようなことを口に出す場合があるという。
ある説では、これを言われると、その男性にわずかながらも好意を持った女性でも、
「つまり、子供を産める女でさえあれば、誰でもいいわけ?」
「もしも、子供が出来なかったら、どうする気?あたしとは、離婚になっちゃうの?」
と、色々な疑問が頭をもたげてしまい、結果、拒まれてしまうということが往々にして起きるのだそうである。
20代の男性には、女性たちもそれほどの高望みはしないが、30代ともなれば、それなりの地位や収入、知性、教養を期待してしまうものである。
モテない、容姿が問題----と、悩む前に、20代に怠った自分磨きの努力を取り返す方が先ではないかと思われる。
結婚を意識した女性が最も男性に期待することは、容姿や収入云々よりもまず、男性が尊敬するに足る人物なのか----と、いうことである。
中身が薄っぺらな男性を、女性が尊敬することはない。
人が人を好きになるためには、相手に自分と似たような部分があることも大事だが、自分よりも優れている部分があることはさらに重要なのである。
知識や能力は人並みでも、ひたむきさや努力を惜しまない男性を女性は見逃さない。
この投稿者に欠けているものがあるとしたら、自身の長所をアピールする術と向上心なのではないかと思われるのだが・・・。
因みに、「婚活を諦めれば、案外ひょんなことからいい人が現れるのでは・・・?」との回答もあったが、それは都市部のような人口の多い地域でのこと。
田舎のような高齢化が顕著な地域では、諦め=生涯独身となることは必須。
それなりのアクションは、やはり不可欠だろう。
続きを読む