激 痛・・・・・56
2009年06月04日
~ 今 日 の 雑 感 ~
激 痛
皆さんは、人間の身体の骨からカルシウムが溶け出して行くと、身体にはどのような変化が現れると思いますか?
身長がどんどん低くなる-----それは、判りますよね。その他には、身体中の関節という間節に、物凄い痛みを生ずるようになるのです。でも、始めのうちは、ほとんど自覚症状がないために、骨がもろくなって行っていることにまったく気が付きません。
しかし、徐々に関節を中心に痛みが出始め、やがて、その痛みに耐えきれなくなり、整形外科や整骨院を訪れるのです。でも、原因が、骨にあるのではない病気の場合は、それらの対処法では、焼け石に水です。しかも、次第に、激痛は全身に広がり、筋肉も衰え、立ち上がることも歩くことも出来なくなって行きます。
頭蓋の骨も薄くなるために、歯を支える骨も薄くなり、歯がガタガタになりますから、もちろん固い物は食べられなくなります。耳鳴りがして、ひどい動悸にも襲われます。身体は、短期間で激痩せし、皮膚は蒼白くなってきます。
そこまで来ると、肋骨が骨折し始め、両肩が下に落ち、背骨が曲がり、頭の重さで、上半身が湾曲し、圧縮状態になるのです。二十四時間続く激痛は、尋常な痛みを通り越して、白眼には血液が溜まり、身体中に張り付けた湿布薬で、皮膚はかぶれ、もはや、寝たきり状態になってしまうのです。
わたしの場合、そんな様々な症状が、手術を受けるまで、約五年続きました。しかし、手術を受けた後は、また、それ以上ともいう激しい痛みが待っています。それについては、また次回、お話ししましょう。

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