雨のあとは危険

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    まだ一月だというのに、昨夜は大雨。

    これで、路面の雪もすべて消えてくれるのではないかと期待したのだが、あに図らんや、圧雪路はとんでもないことになっていた。face07

    天気も良かったので、晴れ晴れ気分で散歩に出たところ、途中の道がまるでスケートリンクのようにテカテカのツルツル状態だったのだ。

    中途半端に消え残った雪が、雨水で固められて道路一面が氷に・・・。

    引き返すに引き返せず、足元を確かめながら必死で坂を上り、ようやく路面が乾いた場所へ出てホッとした。

    どおりで、その辺りに家がある主婦が、

    「うちの方、道全体が凍っていて、怖くて怖くて!」

    と、話していた。

    冬になると寒さも手伝って、お年寄りたちは外出を控えるようになる。

    しかし、理由は寒さだけではない。

    道路の雪が凍りつき、怖くて歩けなくなるのだ。

    「年寄りは、一冬越すごとに弱くなるね」

    ある人が言っていた。

    簡単に一冬といっても、約五ヶ月である。

    五ヶ月間を、ほぼ家の中ばかりで過ごしているのだから、お年寄りでなくても足腰はダメになる。

    つまりは、買い物に行くためにバス停や駅まで歩くことすら難しいのだ。

    極端な話、各家の玄関前にバス停が欲しいというのが本音だろう。

    ならば、タクシーを使えばいい?

    往復10キロほどでも4000円はする料金を、いったい誰が負担してくれるのか・・・。

    現に近所には、一週間に一度の通院で、毎回この4000円を払わざるを得ない高齢者もいる。

    自治体が高齢者のために発行している一回あたり500円のタクシー割引券を利用しても、3500円は自己負担だ。

    しかも、タクシー割引券の枚数には限度がある。

    こうなると、医療費が高いという問題ではない。

    このままでは、交通費だけで破産する人も出て来る----いや、既に、交通費がかさみ過ぎるという理由で、病院へ行くことを躊躇う人たちが少なくないのだ。





  


Posted by ちよみ at 20:56Comments(0)ちょっと、一息 54