逆流性食道炎・・・・・870

~ 今 日 の 雑 感 ~


逆流性食道炎



    最近、ちょっと胸やけがあるな・・・・と、思っていたら、それがある時、一気にひどくなった。

    その痛さといったら、食道の上部に焼け火箸をあてられたような痛みである。

    それでも、そのうちおさまるだろうと思って我慢していたのだが、それから二日後の夜、就寝中にとんでもない激痛に見舞われ、こみ上げる胃液を吐いたところ、血が混じっていた。

    これは、エライことになった・・・と、思い、その後ほとんど一睡も出来ないままに、翌朝一番で病院へ。

    総合診療科に行くようにいわれ、部屋の前で待つこと二時間。

    担当医が急患の治療に追われていたために、別の医師に診察をしてもらうと、

    「逆流性食道炎ですね」

    近頃は、テレビコマーシャルでもよく流れている病名だった。

    処方された薬は、胃酸の分泌を抑えるガスターDという錠剤。

    薬剤師さん曰く、「逆流性食道炎は、飲み過ぎ食べ過ぎはもちろんですが、ストレスが原因でもなりますから、今は、とても多くなっている病気なんですよ。ひどい人は、喉のあたりまで炎症を起こしてしまう場合もあるくらいで、食道の壁の細い血管が傷付くと、血を吐くこともあります」とのこと。

    その後、語るも涙の七転八倒の胃カメラ検査を受けたことは、言うまでもない。

    未だに、喉から胃にかけて胃カメラが入っているようなトラウマがある。

    逆流性食道炎の症状は、激しい痛みを伴う胸やけと、げっぷ、咳、食事の飲み込みにくさを感じるような違和感が主であるが、胃酸が逆流するため横になるとひどくなる。

    熱い飲み物や、炭酸飲料、辛さやすっぱさの強い刺激食材、硬い食べ物、生野菜(千切りキャベツなど)、食パンのミミは、特に厳禁だ。(わたしの場合)

    眠る時も、出来れば上半身を少しおこし気味にして眠る方が、過度な胃酸の逆流を防げると思う。

    とにかく、この病気は油断大敵。

    年末年始のこの時季、忘・新年会で過剰なアルコールの摂取や、暴飲暴食の機会も増えるので、気を付けたいものである。


    

    

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