金縛りに遭う夢を見たら・・・
2012年03月22日
金縛りに遭う夢を見たら・・・

夢の中で、突然身動きが取れなくなったことがある。

そんな経験のある人は、いませんか?
動こうと思っても、何故だか身体がピクリともしない。
身体が重くて苦しい。息が出来ない。

胸の上に手を載せて眠っていたからだとか、布団が顔にかかっていたからだとか、色々理由はあるようですが、どうもそういう物理的な要因ばかりではないようです。
夢の中で金縛りに遭う----と、いうのは、心の中に大きな葛藤や不安がある場合に起きやすいことなのだとか。
「こうしたいのに実際は出来ない」「こんなことにはなって欲しくないが、もしかしたら・・・」「あの人と会いたくないなァ・・・」
などのジレンマや恐れが心理的に反映して起きる可能性が大なのだそうです。
さらに、夢の中でも眠っていて、あまりの苦しさに目を開けたが、それがまだ夢の中の出来事で、しかもその夢の中では目が覚めているにもかかわらず、どうしても身動きが出来ない----と、いうような場合は、この不安や恐怖心がかなり大きいことを意味するのだそうです。
また、こうした夢を見る時は、心理的な疲労ばかりではなく、肉体的な疲労が蓄積している場合もあるので、ゆっくりと休養をとることも必要です。
特に、その金縛りの夢を見る際に、常に身体の同じ部分が痛いとか重い、苦しいなどという場合は、その部分に何らかの病気が隠れていることも考えられるそうですから、あまり頻繁に身体の同じ箇所が辛くなる夢の時は、一度病院で検査を受けてみることも必要かもしれません。
たとえば、夜中に横っ腹の痛みを伴う金縛りの夢を良く見たという人が、実は腎結石を患っていた----などということもあったり、 息苦しさを覚える金縛りの夢が、睡眠時無呼吸症のせいだったなどということもあるそうです。
あなたは、夢の中で金縛りに遭ったことはありませんか?
最近、良くそんな夢を見てうなされる----などという人は、一度静かな場所でじっくりと自分の心身の状態に耳を澄ませてみる必要があるのかもしれません。
