ネット依存症

ネット依存症child




    インターネットなしでは生きて行けないというほどの、いわゆるネット依存症に罹患する日本人が急増中だそうだ。

    あえて罹患と書いたのは、韓国など海外では既にこの症状を病気と認定し、精神科医やカウンセラーなどが患者の診療に当たっているというテレビニュースを観たからである。

    ある女子高生の一日をグラフにしてみると、なんと、二十四時間のほとんどを携帯電話片手に過ごしていて、夜眠る時間までもが削られていた。

    教室でも友人たちとおしゃべりしながら携帯をいじる。

    家へ帰り食事をしながら、やはり携帯を見ている。

    その後、自室へ入りテレビを観ながら携帯で友人とメール。

    彼女の手が携帯から離れることは、ほとんどない状態だ。

    今、こうした携帯電話やスマートフォンを手から離せないという若者やビジネスマンが急増しているのだそうである。

    また、ネット依存症は携帯電話に限らず、パソコンでも起きることがある。

    何十時間もネットカフェでチャットなどをしていた男性が、座りっぱなしのためのエコノミー症候群で急死したというような事例も報告されているらしい。

    ネットゲームにはまり、昼夜の感覚がなくなったという若者も多く、家の中でご主人が携帯ゲームに熱中するあまり家族間の会話が激減したと嘆く女性もいる。

    海外では、こうしたネット依存症は、アルコール中毒や薬物中毒などと同じく病気であると認識されていて、多くの患者が精神科医やカウンセラーを受診しているそうである。

    このネット依存症を治すために一番手っ取り早い方法は、インターネットがつながらない環境に患者を置くことだとか。

    そのため、韓国ではネット依存症の子供たちを集め、携帯電話もパソコンもない場所で長期間の合宿生活を送らせるのだそうだ。

    そこでは生身の友だち同士で体験できるキャンプや力仕事をして、インターネットよりも楽しいことが世の中にはあることを知ってもらうのだそうだ。

    インターネットの世界だけが唯一の自己表現の場だと思い込んでいる人は、逆に生身の人間の方が信じられないという傾向が強いのだという。

    ネット依存症を克服するには、こうした意識を変えさせるのが最も重要なのだそうだ。

    しかしながら、自分または子供が本当にネット依存症なのか、それとも単なるネット好きなのか、その境界が判らないというのがこの病気を発見するうえで難しい問題なのだともいう。

    ブロガーの中にも他のブロガーと毎日コメントのやり取りが出来ないと不安で寂しいとか、自分だけが仲間外れにされているような気がするなどという人が時々いるが、これもある意味ネット依存症の予備軍と考えられるそうである。

    あなたは、仕事の合間でも携帯電話が気になることはないだろうか?

    ブロガー同士のコメント会話に入れずに悩んだことはないだろうか?

    仕事で使用しているわけでもないのに、気が付いたらパソコンの前から何時間も動いていなかった・・・などということはないだろうか?

    もしかしたら自分はネット依存症なのでは・・・?

    そんな風に感じた時は、一度携帯電話やパソコンから徹底的に離れる生活を送ってみるのも一つの方法だと思う。



    

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Posted by ちよみ at 21:35Comments(2)ちょっと、一息 14

救急隊員も大変です。

救急隊員も大変です。icon17




    近所に救急車が止まった。

    ところが、いつになってもその救急車が発車する気配がない。

    急患の受け入れ病院が見付からず困っているのかと思いきや、そうではなかった。

    どうも、救急車を呼んだ方が、いざ到着した途端に乗るのを渋り始めたようなのだ。

    その乗車を渋る男性を相手に、救急隊員たちは事情を聞いたり搬送するための説得をしているらしいのだが、男性はそれを拒否し続けている。

    「余計なことするな!」

    「関係ねェ!」

    と、いうような声も聞こえてきた。

    どうやら、酔っ払っていたようだ。

    救急車を呼んだ人物と急患は別の人間だったのか?

    男性は結局最後まで乗車するのを拒否。

    仲間らしき人物が運転する車に乗って、その場からいなくなってしまった。

    かなりの時間を説得に要したのち、救急車も急患を搬送することなく、その場から去って行った。

    まあ、そんな一部始終を見ていたわたしも、暇っちゃァ暇なんだが・・・。(~_~;)正直、野次馬です。

    それにしても、急いで駆けつけてきたうえに相手に怒鳴られては、救急隊員もたまったものではない。

    でも、おそらく、彼らにとってはそんなことは別に取り立てていうほどのこともなく、こんな経験はしょっちゅうなんだろうなァ・・・と、思う。

    悪態をつく男性に対しても、実に冷静な対応だった。

    とはいえ、ふと考えた。

    もしも、こんなことにかかわっている間に、本当に一分一秒を争う急患の搬送要請が来た時はどうするのだろうか・・・と。

    おそらく、今回救急出動を要請した人は、その男性の泥酔ぶりに手を焼いて思わず119番通報してしまったのだろう。

    だが、こういう時に通報するべきは、消防署ではなく警察なのでは?

    詳しいことは判らないが、春先ともなると色々なお騒がせ人間が出没し始めるようだ。face07



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Posted by ちよみ at 17:59Comments(0)ちょっと、一息 13