気持ちは脚に表われる
2012年04月15日
気持ちは脚に表われる

では、質問です。
あなたは、会社の上司の指示で得意先へ新製品の売り込みに向かいました。
商談の席へ現われた得意先の社長とは初対面でしたが、彼はしっかりと脚を組んであなたの説明に何度も頷きながら耳を傾けてくれていました。
さて、この後、商談は成立したのでしょうか?それとも、失敗だったのでしょうか?
答えとしては、たぶん商談成立は厳しかったと見るのが妥当なようです。
あまり親しくない相手の気持ちを読む時、最も手っ取り早いのが相手の脚がどのような置かれ方をしているかに注目することだといわれます。
まずは、つま先の向いている方向に注目して下さい。
あなたに関心や興味がある場合は、相手のつま先はほぼあなたの方を向いているそうです。
たとえ顔があなたの方へ向いていても、つま先があさっての方向を向いているような場合は、あまり相手に期待しない方が良いということだとか・・・。
これに似たようなことで、脚の置き方でも同じようなことが判るのだそうです。
もしも、相手が脚を軽く開いてリラックスして腰かけていたり、または軽く組んでいたような場合は、相手にあなたを受け入れて話を聞こうという意欲があると考えてよいそうです。
しかし、同じ脚の組み方でもしっかりと組んでいたり、もしくは両脚をかたく閉じて腰かけていたような場合は、相手があなたに対して警戒心を懐いているという証でもあるそうで、自己防衛のポーズともいわれるのだとか・・・。
こういう脚の組み方をしている人は、甘えん坊の気があったり、簡単には本心を見せないタイプだと思えるので、案外交渉事は難航する可能性が大だそうです。
ですから、商談などに入る時は、まず相手の気持ちを解きほぐすような、当たりさわりのない世間話などから始めた方が良いかもしれません。
では、良く男の人に見受けられがちな脚の置き方で、大きく膝を開いて座っていたり、両脚を投げ出すように椅子に腰かけているような人は、どのような性格だといえるのでしょうか?
こういう人の性格は一口で言って乱暴で雑、自己中心的といってよいようです。
つまり、横柄な態度で相手を見下すか威嚇しているとも考えられるので、交渉相手としては難しいタイプだといえそうです。
また、中にはたいそう格好付けた脚の組み方で腰かけるような人もいますが、こういう人は、自分を印象付けてあなたに認められたいと考えている場合があるようです。
相手の自尊心をうまくくすぐることで、商談もうまく運ぶかもしれません。
初めての人と会う際などは、ちょっと相手の脚の置き方にも気を付けてみると、意外に面白い発見が出来るかもしれませんね。

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