男と女は価値観が違う

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    「結婚するなら、価値観が同じ人が良いわ・・・」

    女性が結婚相手に望む条件の一つが、これだそうですね。

    同じ風景を見て、それを同じように「美しい」と感じられる人----それが価値観が同じということなのでしょう。

    しかし、こと相手への期待感ということになると、男性と女性とではその期待の方向性がかなり違うといわれます。

    男性のあなたに質問ですが、あなたは恋人が出来た時、彼女の何が一番気がかりでしたか?

    逆に、女性のあなたは、彼氏の何が一番気がかりでしたか?

    男性は、おそらく、「彼女が過去にどんな男性と付き合ったことがあったのか?もしくは、なかったのか?」が気になったはずなのです。

    しかし、女性は、「彼がわたしと付き合う前に他の女性を好きだったことなんて、あって当たり前。それよりも、わたしの関心事は、今後彼がどうやってわたしのことを幸せにしてくれるか?----ということ」の方が、気になってならないはずなのです。

    たぶん・・・。

    でも、本来は、男性の方が未来のことが気になるもので、女性は、今の現実の方を気にするものなのでは・・・?

    だから、恋人同士の会話でも男性はやたらに将来の出世などを話題に持ち出すのに比べて、女性は、そんな向こうのことよりも目の前の結婚式場の予約の方が大事でしょう----なんて、やきもきするというパターンが一般的なんじゃないのかな?

    つまり、付き合い始めた頃と、既に結婚を前提とする段階の互いの立場とでは、価値観も逆転するというわけなのです。

    となれば、もうお判りの通り、付き合い始めたばかりの男女間の会話は、もしも女性に合わせるとしたならば、出来るだけ楽しい将来を夢見るような内容を語り合うべきで、間違っても過去をほじくり返すような方向へは持って行かないこと。

    思い切り夢のある会話をたくさんする方が、二人の恋愛感情を確実なものにしやすいのだそうです。

    ただ、女性の中には、たまに自分の過去を男性に話したくてたまらないというような人もいますから、そういう場合は黙って聞いてあげることも必要かも・・・。

    ただし、そういう女性は大概において自分の過去を必要以上に美化する傾向があるので、いざ結婚してから話が違うと驚かないようにしましょう。(~_~;)

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Posted by ちよみ at 20:59Comments(2)ちょっと、一息 15

良き指導者とは・・・

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    「名選手、名監督にあらず」


    スポーツ界では、こんな言葉を良く聞きますよね。

    野球やサッカー、水泳などなど・・・各種スポーツで名選手と呼ばれた人が監督やコーチに就任しても、指導者としては必ずしも優秀とは言い難い----そんなジンクスから生まれたフレーズですよね。

    どうして、そういうことが実際に起きやすいのかといえば、理由の一つに名選手と言われるような人は、もともと親から受け継いだ天性の体質や素質があるために、ある一定のレベルまでは特別な訓練や頑張りなしにたどり着けてしまうこともあり、努力して上達する一般の選手の気持ちや必要な練習過程について勉強不足であるとの難点があるからだそうです。

    また、それに加えて、名選手と呼ばれる人の中には、人の何十倍もの過剰な訓練を自らに課すという練習オタクのような性格の人間も少なくないため、自分に出来ることが教え子たちに出来ないはずはない----との自分本位の指導の仕方を強要する癖があるともいわれています。

    そして、最も問題なのが、そうした過去に名選手としての名声を得たことのある指導者は、教え子を指導する傍らで、自分自身もさらに競技者として成長しようとの貪欲さを捨てきれない----ということだといいます。

    「教え子とともに自分も成長することの何が悪いのか?」

    と、いう反論もあるでしょうが、指導者自身が成長するのは、あくまでも精神的な面に留めるべきであり、競技者として自分の成績を上げようという意欲が捨てきれない人に、心から教え子たちのことを考えることは出来ないというのがその理由なのです。

    そういう自らの競技者としての成長を諦めきれない指導者の中には、時に、日々腕をあげる教え子に嫉妬する人も少なくありません。

    ですから、自分は指導者になろうと決めた時から、本来監督やコーチは競技者としての将来をすべて諦める必要があるのだそうです。

    そして、教え子が自分の指導者としての能力を凌駕する域に達した場合は、自分以上に力量のある指導者に教え子を託す度量を兼ね備えるべきなのです。

    もちろん、名選手の中には名指導者になる人もいます。

    しかし、そういう人に共通していることは、やはり自分が選手だった頃の過去の栄光をいつまでも引きずらずに、今目の前にいる選手の力量を正確に把握して、それに合った指導方針を構築出来るという心の柔軟性を有しているということのようです。

    もしもあなたが何らかの指導者を頼まれ、でも未だに自分自身の成長に未練があるのだとしたら、指導者を引き受けるのは一考した方がよいかもしれませんね。




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Posted by ちよみ at 17:37Comments(0)ちょっと、一息 15