ミスコンテストに物申す!・・・・・137
2009年08月22日
~ 今 日 の 雑 感 ~
ミスコンテストに物申す!
昨日のブログで、「ミス・志賀高原コンテスト」の話題を取り上げました。
未だに、日本各地では、こうしたミスコンテストなるイベントが盛況に行われていますね。
最近は、ミスユニバース・コンテストに出場した日本人女性が、グランプリや準グランプリを獲得するなど、国内の美に対する感覚も、かつてのような可愛さや美しさ重視から一転、逞しさ、強さ、聡明さ、博識重視などという方向へ、移行しつつあるように思えます。
ただ、しかし、これは、国を代表するような言わば、ミスの中のミスを決めるという大会ですから、こんな状況になっているのだと思いがちですが、あにはからんや、こうした現象は、国内の小さなミスコンにも間違いなく影響しているといわれるのです。
国内のあるミスコンテストでは、参加者に武道が出来ることを条件にしているものもあるそうですし、単なる美しさよりも、どれほどそのミスコンの趣旨に出場者が適しているか、また、その趣旨を彼女たちが理解しているか-----というところを重視する方向に、審査基準も変化して来つつあるといいます。
ところが、そういう基準で選考するとなると、地元出身者の出場を優先的に考慮するやり方がよいということになろうかと思いますが、ことミスコンという言葉を聞いた途端、特に、地方の若い女性たちは、近所の目や職場などの世間体もあるでしょうから、二の足を踏んでしまうのが常のようです。
コメントのレスにも書きましたが、数ヶ月の応募期間を経ても、三名ほどの応募者数しか集まらないという状況になってしまったミスコンもあったと聞きます。
では、どうしたらよいのか?わたしは、ミスコンなどという言葉はやめて、年齢も、既婚未婚も関係なく、すべての女性に門戸を開放するというやり方に変えればいいのではないかと思うのです。
その地域の産業や特産品、観光、自然などをPRするためには、何もミスである必要などありません。
未婚女性イコール美しい-----などという、大時代的な考え方は、もう現代には当てはまりません。
もしも、自分の妻がグランプリになったら、妻の広報活動に、夫も協力すればいいことです。いいえ、もしかしたら、八十代の優勝者がでても、不思議ではないのです。その方が、よほど、そのコンテストは、マスメディアの注目を集めることでしょう。
「八十歳のミセス・志賀高原が、山ノ内町をPR------」
ものすごいインパクトです!!
もしかしたら、この「ナガブロガー」の中から、グランプリを取るミセスが現れる可能性も無きにしも非ずです。
若い女性でなくては、広報担当の資格がないとか、美しければ何でも大目に見てもらえるとか、おかしな既成概念の踏襲や男性の目を気にするあまり、最も大切な 地域をどれだけ愛しているかという視点が、ボケ続けて来た、これまでのミスコンだったような気がします。
もう、この辺で、ミスコンテストを、いっぺん根本から考え直してみるべきではないではないでしょうか?
