徒然雑感Ⅱ・・・・・1033
2011年05月10日
~ 今 日 の 雑 感 ~
徒然雑感Ⅱ
「宮城県女川町、10トンダンプ運転手、日当1万2000円、30日間」―。この求人情報に応募した男性は、防護服と防じんマスクを着用させられ、福島第1原発の敷地内へと放り込まれていた。
----って、こんなことって今の日本であるのでしょうか?
まるで、時代劇の世界です。
この求人情報を信じて応募した「あいりん地区」の60代の男性は、気が付いた時には放射線量測定器も持たされぬまま、原子炉へ放水する車へホースをつなぐ仕事を任されてしまったのだとか・・・。
求人担当者は、「震災の情報錯そうで、誤った情報を伝えてしまった」と、いうような言い訳をしているようですが、男性を現地へ連れて行く間に、一度も具体的な仕事の説明がないというのも奇妙な話です。
確かに、太平洋戦争中には、何処へ行くのかも判らないように目隠しをした列車に学生たちを乗せて、軍需工場へと連れて行った話もありましたが、これは軍需工場のある場所が軍の機密だったための措置だったのでしょう。
しかし、今のような情報社会で、労働者を有無を言わさず現地へ送り込んでしまうなどという手口が存在するとは、呆れ返りました。
一ヶ月に及んだ作業終了後に測った放射線量は一定の基準以下だったとはいえ、男性の不安感が消えることはないでしょう。
「嫌なら、途中でやめるといえばいい」----と、いう人もいるでしょうが、騙されたことに変わりはないと思います。いや、もしかしたら、自分が何をさせられているのかも判らないまま、仕事を続けざるを得なかったのかもしれません。
男性の例が氷山の一角などということになれば、東電はもとより国の信頼さえも揺らぎかねない問題だと思います。
昨夜からの風雨は、台風によるものだそうですね。
フィリピンでは、洪水被害で11名の死者が出たとか・・・・。
アメリカの巨大竜巻といい、今年の地球は異常気象の連続ですね。
その異常気象が夏も続くとなると、浜岡原発の運転停止は、日本中の計画停電ドミノ現象を引き起こさざるを得なくなるようです。(今のところは、中部電力管内での計画停電は実施しなくても良いだろうという試算だそうですが・・・)
これまで中部電力は首都圏に余剰電力を送って来たそうですが、それが出来なくなり、関西電力から逆に電気を借りることになります。そうなると、関西電力は九州電力から譲り受けることにもなり兼ねません。
国民みんなが節電に努めても、東京など大都市への電力供給はかなりきつくなるようです。
この夏が猛暑にならないことを祈りたいです。
午後の連続サスペンスドラマで、「霧に棲む悪魔」というのが放送されていますが、今、ちょっとこれにハマっています。(笑)
出演している俳優さんたちが意外に豪華で、ドラマの舞台となる森の中の洋館風のペンションや、まるでクモの糸にからめとられるように謀略にはまって行く資産家の美女----と、いう設定が興味をそそります。
そういえば、昔、瀟洒なホテル内を舞台にした平岩弓枝さん原作、山本陽子さん主演の連続ミステリードラマ「花ホテル」がありましたが、これも好きで良く観ていました。
アガサ・クリスティーの小説のような上品でおしゃれなミステリーやサスペンスドラマを、もっとたくさん放送して頂きたいと思いますね。

ブログの書き方で、やたらに思わせぶりな文章を並べる人がいますが、こういう人は何を考えているのかな?
まあ、他人の書き方に注文をつける必要もないのだけれど、読者が読んで意味が判らないというのも、何だか不親切な気がします。
せめて、あの人----なんて抽象的な書き方をせずに、(友人)とか(近所のおばさん)とか、短くていいから説明文を添えて欲しいものですね。
書き手は読者が勝手な想像を膨らませてイライラするのを楽しんでいるのかもしれないけれど、いらぬ誤解を与えてもつまらないと思うんですよ・・・。
少し面倒でも、簡単な解説ぐらいは加えましょうよ。
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