暴走初老人が増える訳・・・・・455
2010年03月28日
~ 今 日 の 雑 感 ~
暴走初老人が増える訳
近年、自分の気持ちにブレーキがかけられない、いわゆる「暴走初老人」が増えて来たそうである。
別に、認知症という訳ではない。
先日書いた共同浴場での我がままおばさんたちの一件なども、その最たるものである。顔の知らない人に対してならば、時には好き勝手なことを言う場合もあるかもしれないが、いつも顔を合わせる近所の住人に対して、平気でそういう暴言を吐くのである。
その人と、明日もまた顔を合わせなくてはならないのだということが判りながらも、その一瞬の怒りや欲求が抑えられないのである。
そのため、家へ帰ってから相当に落ち込んだり悩んだりするのかと思いきや、翌日は、昨日のことなどきれいさっぱり忘れたような顔で、また、機嫌良く話しかけてきたりするのだから、開いた口がふさがらない。
もし、その時、「あなた、昨日わたしに言ったこと、忘れたの?」と、やりこめてやれば、ようやく自分のしたことの愚かさを自覚するのだろうが、そのように大人げない会話を蒸し返す人もいないので、彼女たちは、いい気になっているのであろう。
では、どうして、このように年配の人たちは、「暴走化」してしまったのであろうか?
かつての女性たちは、たとえ70歳、80歳になっても、これほどタガが外れたようにはならなかったものである。
ある人は、この現象を分析して、「ここまで我慢して来たのだから、もう、好きにさせてよ!」と、いう気持ちの爆発が起きたせいだと話しているが、現在、80歳以上の人に言わせれば、戦後の幸せな時代に生まれて、何が「好きにさせてよ」だと、一刀両断で片付けてしまうような程度の我慢しかしてこなかった世代なのである。
この単なる「我がまま暴走初老人」が、これからの時代、世の中にすさまじい勢いで増殖して行く訳なのである。
これは、ある意味、日本人の危機とも言える問題なのだ。
この六十代前半から七十代の前半に渡る遠慮もくそもない、いわゆる団塊の世代が、一気に要介護老人になった時、介護者との間でトラブルが起きない訳がないのである。
介護放棄が起きるとしたら、間違いなくこの世代に対してだと、わたしなどは今から懸念している。
自分が健康な時は、いつか介護を受けるようになるなど想像もできないだろうが、確実に、その時期はやって来るのだ。
「もう、ここまで我慢をしたんだから、好きにさせてよ」
こう言いたい気持ちは判りすぎるほど判るが、結局、人間は、死ぬまで我慢を続けるしかないのだということを、もう一度自覚して頂きたいものである。 続きを読む
メールで判る女性の本音・・・・・454
2010年03月28日
~ 今 日 の 雑 感 ~
メールで判る女性の本音
「あたし、純くんのこと大好きなのに、最近は、あんまり会えなくて寂しいよ。でも、こう見えて、あたしって、案外モテるし、いい女だから、放っておいたら誰か別の人とくっついちゃうかもよ。(笑)純くんも、あたしみたいな美人に好かれて嬉しいでしょ?じゃァ、またメールするね。

こんなメールを送る女性がいるとします。
このメールの内容からだいたい判ることは何でしょうか?
それは、ここに書かれていることが、必ずしも冗談ではないということなのです。
まず、「純くんのこと大好きなのに------」これは、彼女の本心ですね。そして、問題は、この次です。「あたしって、案外モテるし、いい女だから------」これは、(笑)でごまかしてはいますが、彼女は、本当に自分はモテるいい女だと思い込んでいるのです。
しかも、「あたしみたいな美人に好かれて嬉しいでしょ?」この言葉も、彼女は本心から言っているものと思います。
でも、実際、客観的に見て、この女性は、自分が思っているほどいい女でも美人でもないはずなのです。何故なら、本当のいい女や美人は、そんなことを言ったら、傍からどのような恨みを買うか子供の頃から嫌というほど思い知っているはずなのですから、決して、自分を高評価するようなことは言いません。
ただ、ここで誤解してはいけないことは、自分の器量は十人並みだと知りながらも、あえて「いい女」と、自らを称する女性たちとは、このメールの女性は少し違うということなのです。
自分の器量や才能を客観的に見ることが出来る女性たちは、気持ち的にも余裕があり、人生を楽しんでいるという人が多いのです。もちろん、その中には、本当に美人や才女だと思える人もいます。ただ、自身がその本質に気付いていないために、「こんないい女を放っておいて!」などと、軽口を叩いていることもあるのです。
しかし、このメールの女性の本音は、「絶対、他の女性と比べても顔もスタイルもわたしの方が上なのに、どうして、みんなそれを判ってくれないのかしら?」と、いうところにあるのです。
つまり、本気で自分は美人だと信じているのです。
また、こういう女性は、自分の年齢を平気でごまかします。それも、大幅に若く称しても、それが冗談ではなく、真に自分は若いと思い込んでいるのです。やはり、(笑)でごまかしてはいますが、それが本心なのです。
こういう女性に好かれてしまった「純くん」は、かなり大変な立場に置かれているものと思われます。そこで、徐々に、彼女から距離をとろうとしているのでしょう。
しかし、女性は、簡単には彼を放しそうもありません。「わたしみたいないい女を振るなんて、信じられない!」のが、彼女の気持ちだからです。
まあ、かなり厄介な女性につかまってしまったと言えるのでしょうね。
厄介な女性といえば、わたしも、この間ある女性の正体に唖然としました。この驚くべき女傑は、自分が好意を寄せている男性に向かって、「だから、二股なんてかけるものじゃないのよ。どう?思い知った?」と、責めているのです。
こんな女性につかまってしまった男性は、どうしたらよいのでしょうか?
他人ごとながら、男性に同情してしまいました。

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