彼女は、何でも知りたがる・・・・・939
2011年02月19日
~ 今 日 の 雑 感 ~
彼女は、何でも知りたがる
「どうして、わたしの知らないことを、先に友だちへしゃべるかな?普通、彼女であるわたしへ話してから、友だちへ---でしょう?」
恋人の行動に対して、こんな風に不満を漏らす女性って、案外多いものだ。
たとえ、彼が自分にとって大切なことを、彼女より先に両親に話していたとしても、やはり、反応は同じようなものらしい。
つまり、彼女は、彼にとっての絶対権力だという認識を、たいていの女性たちは持っている訳で、自分の知らない彼の秘密を、彼の両親や友人の方が先に知っていたなどということは、決して認められないことなのだ。
そういえば、既に結婚している夫婦でも、そういう感覚の女性は多い。
男性には、彼女や妻以外にも大切な人は大勢いるのが普通で、それは彼女や妻とはまったく別の意味で大切な人たちなのだ。
しかし、女性は、そういう横並びの一人に自分が数えられることなど、絶対に我慢が出来ない。
我が家の近所にも、そういう類の女性がいる。
父親が地区の役員の男性の家へ会議の打ち合わせのために行った時、その男性の隣に奥さんが座り、会話に割って入るので、父親は困ってしまったという。
「奥さん、これは、地区の役員同士の話なので、悪いが、席を外してもらいたいんだけれどね」
父親が説明すると、奥さんは、
「お父さんが何をしているのか、わたしも知っておかなけりゃならないから・・・・」
と、言ってそこに居続けたのだそうだ。
「そんなに旦那が信用できないのかな?」
父親は、呆れながら帰って来た。
でも、そういう彼女や妻を、当の男性たちはどう思っているのだろうか?かなり、うっとうしいと思っているのではないだろうか?
確かに、大好きな人のことは何でも知りたいと思う女心は判らなくもないが、知らない部分もある方が想像を膨らませることが出来て楽しいことだってあると思う。
だいいち、もしも自分が男性の立場になったら、「何で、そこまで話さなければならないの?」と、言いたくもなるではないか。
いや、むしろ、そういう女性は、自分のことも相手の男性にすべて知っておいて欲しいと思うのか----。
おそらく、それが、「自意識過剰な重い女」と、呼ばれる女性たちなのだろうな。 続きを読む