相手の話を聞き出すには・・・・・947

~ 今 日 の 雑 感 ~


相手の話を聞き出すには・・・




    心理療法などで、相手の話を聞き出すには、ひたすら相づちを打ちながら聞き、決して相手を否定しない----と、いう方法をとることが良いと言われるそうですが、それよりもベストな方法があるそうです。

    それは、話を聞こうとしているあなたの方が、自分の身の上話や経験談を、相手の話を聞く前に率先して話すことなのだそうです。

    そして、その話を聞く前に、軽く相手の肩や背中に何気なくタッチすることが、より、相手に安心感を持たせ、相手があなたに心を開きやすくする効果があるのだとか・・・。

    つまり、

    「どうぞ、腰かけて----」

    と、言いながら、相手に軽くタッチ。

    その後、

    「ほんと、最近、不景気でしょう?わたしも、会社の仕事がうまく回らなくて、大変なんですよね。お宅はどうですか?」

    というように、何気なく自分の苦労話や悩みを相手に話すことで、相手もあなたのことを信用して、自分の悩みなどを話しやすくなるのだそうです。

    これを「自己開示テクニック」といいます。

    他人の心の中を知るためには、自分の心の中も相手に見せる----これが、最も肝心なのです。

    




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話しベタは直る・・・・・946

~ 今 日 の 雑 感 ~


話しベタは直る




    そもそも、どうして子供が話しベタになるかというと、母親や教師などの大人が子供の話をしっかりと時間をかけて聞いてあげないからなのだそうです。

    子供は、誰もが人と話をしたくて、自分のことを知ってもらいたくてたまらないのです。

    ところが、大人は、そんな子供の他愛もない話を、いちいち仕事の手を休めてまで聞こうとはしません。

    しかも、子供は語彙を多くは知りませんから、言いたいことがすべて言葉になるとは限らないのです。

    言いたいことがあるのに、何と表現していいのか判らないために、スムーズに話が進まず、大人はますますイライラしてしまうのです。

    そこで、

    「ああ、その話はまたあとで聞くから・・・」

    「うるさいわね!今忙しいのよ」

    つい、子供にこんなことを言ってしまうのですが、これを言われた子供は、「大人に話かけると叱られる」と、思うようになり、やがて、しゃべること自体が怖くなってしまうのです。

    そうなると、性格も暗くなり、社交性もなくなります。

    もしも、そんな子供が何か話をしたいような素振りを見せたら、笑顔でじっくりと聞いてあげることです。

    そして、感情をはっきりと表わし、話の内容に感心してあげることも重要です。

    そうすることで、子供は、自分の話は人を楽しませることが出来る----と、自信を付け、人前で話すことを苦痛と感じなくなるのです。

    子供の話しベタは、入学試験の面接などにも影響します。

    出来るだけ早いうちに周囲がそれに気付き、ゆっくり時間をかけて直してあげることも大事なのです。



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