介護貯金
2013年05月03日

「太田元総理」という番組で、超高齢化社会に向けて、元気な高齢者の力を社会に還元するにはどうしたらいいか----という議論がなされていた。
そこで、タレントから、
「元気な高齢者(もしくは、40歳以上の人たち)たちには、要介護の高齢者たちの介護をお願いし、その労働期間をポイント制として、今度は自分が介護される側になった時に、無料で介護を受けられるという権利である『介護貯金』のようなものを整備してはどうか?」
との意見が出されていた。
実は、この『介護貯金』についてだが、わたしもこのブログの過去ログで2009年3月に同じようなことを書いていた。
~今日の雑感~
(文頭略)一つ思い付きました。「介護労働年金」という物です。これからの少子高齢化社会は、団塊の世代が高齢化してくることで、ますます年金の給付額にも影響が出て来るといいますよね。「こんなことでは、自分が年金をもらえる年齢がドンドン先送りされて、きっと七十歳以上にならないともらえないようになるんじゃないだろうか?」とか、「今の給付水準を維持するなんて、どう考えても無理だろうから、たぶん、かなりもらえる金額は減らされてしまうんだろうなァ」と、考えれば考えるほど悲観的な未来像になりそうです。そうなれば、年金を支払おうなんて思う人も減少することは当然で、将来の老齢化社会の困窮は目に見えています。
そこで、心配なのは、高齢になった時に、もし介護が必要となったら、何処で誰に面倒を見てもらうかということです。頼りの年金がほとんどもらえないとなれば、地方自治体が行っている介護サービスも満足に受けられないという可能性も・・・・。では、お金はないけれど、体力ならあるという若いうちに、自分が老後受けるであろうと思われる介護のための蓄えをしてしまおうというのが、この「介護労働年金」です。老人福祉施設やグループホーム、病院、もしくは訪問介護など、自分の家族以外の人の介護をすると、その分が、今度自分が年を取った時に介護サービスとして受けられるというシステム。もちろん、年金との併有受給も可能。
こういう、いわゆる労働貯金のようなものがあれば、無報酬でも、皆さん率先して介護現場へ出向くのではないでしょうか?かつて、聞いた話では、ドイツには、徴兵制度のようなものががあるのだそうですが、兵隊になるか、それとも介護現場で働くか、二者選一が出来るのだとか。------ただ、この、我が「介護労働年金」構想にも、穴はありまして、このシステムを利用したい人たちのための育成費用をどこから捻出するのかとか、自分が今度面倒を見てもらう段階になったら、少子化により、介護する側の若者たちが減ってしまい、自分の番まで回ってこないということもあり得る訳で・・・・。まあ、所詮は素人の戯言ですから、あまり現実味はない話ではありますけれど・・・・。(^_^;)
この記事では、『介護労働年金』としてあるが、正に、『介護貯金』のことである。
ようやく、こうした発想が世の中に出てきたことが、ちょっと嬉しかった。
これが実用化されれば、もらえる年金が少ない高齢者も、少しは安心の老後が送れるのではないだろうか。
それから、番組内で東大の現役学生たちが提案していた、「災害時に被災地へ学生パワーを投入するための災害時緊急派遣訓練を、学生に義務づける」というものも、悪くないように思った。
避難誘導、消火活動、行方不明者捜索、救護、炊き出し、非常用食料運搬と配布、衛生(トイレ管理)、交通整理、避難所確保と割り振り、安否情報整理と発信、その他情報収集と発信、非常用衣類や生活用品の運搬と配布、支援物資仕分け、学童への勉学支援及び乳幼児保育、高齢者や身障者の介護と介助、カウンセリング補助などなど・・・。
ボーイスカウトやガールスカウトのような組織を作り、いざという時は、都道府県や市町村と連携、協力してすみやかに出動できる態勢を組んでおくと便利かもしれない。