色々おしゃべり 61
2013年05月13日

親戚からアサツキをたくさんもらった。
アサツキとは、見た目がノビロ(ノビルともいう)のようなしずく型の地下茎をもつユリ科の多年草である。
お蕎麦屋さんなどでは、長ネギの代わりの薬味として出すこともあり、独特の辛みがあるが味噌やマヨネーズをつけると、癖になるほどおいしい。
「畑にわんさと生えているから・・・」
と、いうことのようで、そのうちにまた頂きたい。

ところで、日本女性は、男性に比べて他人に何かをしてもらうという経験が少ないという。
妻は、夫の日常生活を何くれとサポートしているが、夫は妻に手を貸してやることがあまりない。
夫が「お茶」といえば、妻はお茶を運び、「靴」といえば、靴をきれいに磨いて玄関に用意する。
ところが、妻の側からすれば、夫に対して、「飯」「服」「風呂」などと要求したことはほとんどないのだという。
つまり、そういう意味でも、日本女性は、人から何かをやってもらいたいという欲求に飢えているのである。
「道で転んだ時、『大丈夫ですか?』と、手を差し出してくれた中学生の優しさが忘れられない」
と、いう高齢女性や、
「病院の診察台で、うまく起き上がれなかった時、お医者さんが背中を支えてくれたことが、本当に嬉しくて・・・」
と、話す女性もいる。
また、ある女性は、
「人に湿布薬を貼ってもらっただけでも、何だかホッとするよね」
と、笑った。
こうしたスキンシップに限ったことだけではなく、日本女性は誰かに親切にしてもらうという経験が一生のうちでほとんどないといっても過言ではないようで、女性が入院すると男性に比べてかなりの確率で退院を渋るという理由もそこにあるように思われる。
男性は、女性にサポートしてもらうことを当たり前だと考えがちであるが、本当に心底親切にしてもらいたいと思っているのは、女性の方だということを忘れてはならない。
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仕草で判る防衛本能
2013年05月13日

午後に入り、グングン気温が上がったようで、さながら夏本番の暑さだった。
昨日までは、手を伸ばそうとも思わなかった炭酸飲料が欲しくなり、スーパーに立ち寄ったついでに、三ツ矢サイダーの梅味を買った。
長期予報によれば、今年の夏はとんでもない暑さに見舞われるとのこと----。
冬があんなに寒かったのに、夏がスーパー猛暑なんて冗談じゃない----と、早くもぼやきたくなる。
政治や社会問題の話題で盛り上がるトーク番組を観ていると、出演者の中に時々不思議な仕草をしながら熱弁をふるっている人がいる。
片方の腕で自分の胸の前をガードするような格好をしながら、もう片方の腕をやたらに振りまわし、しゃべり続ける人である。
どうして、このような不思議な腕の使い方をしているのかと、いつも気になっていたのだが、こういう仕草をしている人は、いくら激しい口調で相手の言い分を論破していても、内心はかなり小心だということのようである。
つまり、一方の手で相手を威圧し、強い口調で持論を展開している外見とは裏腹に、もう一方の腕は、しっかりと自分の胸の前をガードして相手の攻撃を食い止め、自身の内面へ踏み込ませないようにしているのだそうである。
そういう人を観察していると、かなり頻繁に胸の前で腕組みもする。
無意識の防衛本能が働いて、自分で自分を守ろうとしている証拠なのだとか・・・。
こういうスタイルをとるのは女性よりも男性に多いといい、それも、強気の発言で注目を集めるような人ほど、こうした仕草をするのだという。
しかし、この防御体勢をとる方の手のひらが、開いている時は、それほど警戒心を懐いているわけではない。
拳を握っていたら、それは内心かなり冷や汗ものでいる証拠なのだそうである。
拳は、強い拒否反応を意味しており、もしかしたら、激論の相手のことを本当に嫌っている可能性もあると考えられる。
因みに、話をする時、やたらに口の周りを手で隠したり、鼻をいじったりする癖のある人は、自分の発言に自信のない人。
本当か否か、自身も半信半疑で話をしている場合が多いとか。
率先して嘘をついているわけではないにしても、あまり信用に足る人物ではないとも言えるのだそうである。

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