自信があり過ぎる女性の裏側
2012年06月17日
自信があり過ぎる女性の裏側

初夏となれば、そろそろ「怖い話」なんかも読みたい時季かも・・・。
当ブログには、拙作ながらそんな類のお話が多数アップしてあります。
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ちょっと、こわ奇妙な世界がのぞけるかもしれませんよ。

「噂の東京マガジン」という番組に素人が料理を作るコーナーがあるのだが、今日の料理は、「回鍋肉を作る!」だった。
要は、キャベツと豚肉の味噌炒めなのだが、料理を作るギャルたちは、相変わらず凄まじい代物を創作していた。
彼女たちに共通することは、料理の最中にほとんど味を確かめないということだ。
豆板醤と一味唐辛子を大量に鍋へブチ込んだ女性は、
「まだ、甘いかも・・・」
と、言っていた。

そして、もう一つの共通点は、「この料理、作れる?」と訊かれると、おしなべて、
「出来る、出来る。いつも、家で作っている」
と、如何にも自信満々に答えることである。
「あまり、食べたことがないので、よく判らないのですが、作ってみます・・・」などと、謙遜気味に答える女性は皆無と言っていい。
そして、その自信たっぷりの言葉とは裏腹に、とてつもない創造物をでっちあげるのである。
では、彼女たちは何故、出来もしないことを、如何にも得意げに語るのだろうか?
心理学的にいえば、この極端な自信は、すなわち彼女たちのコンプレックスの裏返しであり、そのコンプレックスが大きければ大きいほど、「自分は出来る。簡単だ」と、公言することで、その自信のなさを払しょくしようと躍起になっているということなのである。
つまり、彼女たちは、これまで誰からも料理を褒めてもらったことがないということを、暗に自ら証明しているも同然なのだ。
こうした心理状態は、さまざまなケースに当てはまるわけで、たとえば、自分が美人ではないと知っている女性ほど、「自分はモテる」と言うし、相手のことを愛しているか自信がない人ほど、相手に対して「好き」を連発するということにも、つながるのである。
となれば、合コンなどで出会った女性が、もしもいきなり、「わたし、料理が得意だから、あなたにいつも美味しいものを食べさせる自信がある」とか、「茶道も華道も、習い事はほとんどやったことがある」などと言い出したら、「ちょっと待てよ」と、一考する必要があるかもしれない。
本当に自信がある女性は、自ら進んで危険な賭けなどに踏み込むような発言はしないものなのだから。
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